冬 至 2     58句

四まいの障子いっぱい冬至の日   長谷川素逝   暦日

冬至  冬至粥  冬至湯  冬至南瓜  冬至梅  柚子湯  冬至柚子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
東大寺冬至のひと日早や暮るる 狭川青史 馬醉木 201602
先人の知恵にあやかる冬至かな 時澤藍 201603
一日を使ひきつたる冬至かな 時澤藍 201603
冬至の夜会議慰労の会となる 高田令子 201603
冬至の日膝に来てゐるサンルーム 遠藤逍遙子 風土 201603
夕暮れの明るさを増す冬至かな 丑久保勲 やぶれ傘 201603
白壁に夕日の残る冬至かな 黒滝志麻子 末黒野 201603
冬至の日海に入らんとして燃ゆ 今橋眞理子同 ホトトギス 201605
富士山を飽かず眺むる冬至かな 久留島規子 万象 201608
縁側の隅の冬瓜冬至明日 中江月鈴子 201612
おだやかな晴天つづき冬至前 磯野しをり 雨月 201702
針を持つ母に冬至の陽のやさし 前田美恵子 201703
原稿の成れり冬至の一つ星 小林愛子 万象 201703
気温やや上がりしことも冬至かな 大橋晄 雨月 201703
さざなみの向う岸よりくる冬至 大崎紀夫 やぶれ傘 201703
遠富士に日の沈みゆく冬至かな 廣瀬雅男 やぶれ傘 201703
薔薇の香てふ線香くゆらす冬至かな 窪みち子 201703
冬至来る縁しみじみわが句歴 丹羽武正 京鹿子 201704
快晴の冬至の富岳称へけり 安原葉 ホトトギス 201705
杉の秀を越えぬ高さに冬至の日 正谷民夫 末黒野 201705
刻々の日暮と夜明今日冬至 稲畑汀子 ホトトギス 201712
冬至来る一気走りに齢澄み 北川孝子 京鹿子 201801
巻き戻しきかぬ思ひの冬至来る 北川孝子 京鹿子 201801
長き影つれて冬至の家路かな 栗原公子 201802
門限を念押す母や冬至猫 鈴鹿呂仁 京鹿子 201802
もくろめる猫なで声の冬至かな 植村蘇星 京鹿子 201802
枝を切る音のつづいてゐる冬至 根橋宏次 やぶれ傘 201803
中天を日の渡りゆく冬至かな 蒲田豊彦 雨月 201803
要点を一行冬至の備忘録 山中志津子 京鹿子 201803
句は無窮奥に奥あり冬至かな 西村滋子 京鹿子 201803
潮騒に遠き日の影冬至かな 西村滋子 京鹿子 201803
冬至の日葎の雀弾き出す 南うみを 風土 201803
日時計の長針冬至の影正し 播磨武子 雨月 201804
柚子の寄附募る銭湯明日冬至 前原マチ 末黒野 201804
ペン皿の埃の白き冬至かな 志藤章 末黒野 201804
海原を染めて沈みぬ冬至の日 山田閏子 ホトトギス 201805
太陽のこれより戻り来る冬至 岩村恵子 ホトトギス 201805
暮れてから集る句会冬至なる 木村享史 ホトトギス 201806
杜氏と呼ばし亡父を想う冬至かな 江口九星 201811
けふ冬至餘生こたびはいかならむ 水原秋櫻子 馬醉木 201812
街灯のまだついてをり冬至の朝 本田保 春燈 201903
ひたすらにメサイアを聴く冬至かな 伊吹之博 京鹿子 201903
雀らに葭よくしなふ冬至かな 南うみを 風土 201903
室津の風浪高し冬至の日 蒲田豊彦 雨月 201903
納会の雨のやさしき冬至かな 森清堯 末黒野 201903
人生の余禄のやうに冬至の陽 山中志津子 京鹿子 201904
ねむりても点滴つづく冬至かな 西住三惠子 201906
気力取り戻さねばとて冬至かな 稲畑汀子 ホトトギス 201912
鋸屑を日差しに散らす冬至かな 池田光子 風土 202001
風呂の蓋取りて冬至と知りにけり 出牛進 202003
被雷せし樅の木ありて冬至過ぐ 石川憲二 六花 202003
冬至の日雨降りながら暮れにけり 藤井美晴 やぶれ傘 202003
はや暮るる冬至の鐘の余韻かな 高木邦雄 末黒野 202004
冬至なる戸隠山の神戸牛 中島陽華 202004
冬至待つ心どこかにありにけり 今橋眞理子 ホトトギス 202005
荒富士の肌冬至の陽を惜しむ 三椚淳 202006
漆黒を灯し冬至の明けてゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 202012
冬至の日勿体振つて沈みゆく 稲畑廣太郎 ホトトギス 202012
冬至→ 1

 

2020年12月22日 作成

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