すすき 3    115句

御祭りやびらうどの牛銀すゝき   一茶

  枯薄  枯尾花    すすき  青芒

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
川音にいつしか慣れてすすきの穂 吉成美代子 あを 201011  
秋草や殊にこのみの糸すすき 木村茂登子 あを 201011  
さそはれて穂すすきもまたさそひ風 豊田都峰 京鹿子 201012  
花すすき艶めく庭に茶の師匠 和田政子 201012  
萩すすき活けて九体寺の柱 大山文子 火星 201012  
すすき原どこまで行くも人恋し 角谷美恵子 ぐろっけ 201012  
花すすき風のもつれを見過ごせず 池田光子 201101  
宿題のある子はげます花すすき 池田光子 201101  
限りなき夕映すすき原つつむ 望月晴美 201101  
高野聖すすきの道を急ぎけり 鈴木榮子 繭玉 201105  
薄野やすすきのほかは立ち入れず 木村茂登子 あを 201110  
穂すすきのくれがたいろの二三本 豊田都峰 京鹿子 201112  
潮錆の八丈すすき大揺れす 能村研三 201112  
容赦なき岬の風の花すすき 宮内とし子 201112  
花すすきはらりと生けて蛇笏の忌 渡辺絹代 末黒野 201201  
前略のかなはぬ便りすすきの穂 杉井真由美 京鹿子 201201  
古民家や門番としてすすきの穂 杉井真由美 京鹿子 201201  
ほとけらに障子あかりの萩すすき 城孝子 火星 201201  
牛の鼻たたいて帰る花すすき 柴田志津子 201202  
廃線路辿るすすきに足取られ 相沢有理子 風土 201202  
すすき挿す家の犬の名芭蕉とや 宮崎知恵美 万象 201202  
皇子眠る万葉の山花すすき 北崎展江 くりから 201209  
鬼子母神木菟となるすすきかな 北崎展江 くりから 201209  
上州と信濃を分くるすすき原 北崎展江 くりから 201209  
いつまでも力を拔かぬ古すすき 佐藤喜孝 あを 201204  
岩壁に朽ちしレリーフ山すすき 松田洋子 201211  
山道の小さきすすきの穂の長き 本郷宗祥 かさね 201211  
穂のかたきすすきの原の光りをり 本郷宗祥 かさね 201211  
萩すすき一茶ゆかりの双樹庵 河口仁志 201211  
命日を一日痒しすすき傷 山田六甲 六花 201211  
借景の白馬連山花すすき 谷貝美世 末黒野 201211  
さはさはとすすき揃ひて池の端 本郷宗祥 かさね 201212  
夕風の揉みゆく波やすすき原 西川春子 春燈 201212  
廃鉱のあかがね色のすすきかな 近昌夫 春燈 201212  
すすき原雲まよはせることなき日 豊田都峰 京鹿子 201212  
日のすすき溜めても脇のあまさかな 豊田都峰 京鹿子 201212  
探究はすすきの絮のひと綿毛 豊田都峰 京鹿子 201212  
すすき穂のほぐるる那須の火山群 佐藤美紀 ろんど 201212  
死火山のふもと明るし花すすき 柴田志津子 201212  
すすきの子ゑのころの子と滑り来る 久米なるを 201301  
すすき野や平城京趾暮れ急ぐ 松本周二 かさね 201301  
遠くきてすすきが原のかなたの雲 豊田都峰 京鹿子 201301  
あこがれは翔てぬすすきを痩せさせる 豊田都峰 京鹿子 201301  
月光のすすきが原は分けもせず 豊田都峰 京鹿子 201301  
古墳訪ふ上総丘陵花すすき 田中臥石 末黒野 201301  
穂すすきに日がな雨降る蛇笏の忌 戸田澄子 末黒野 201301  
穂すすきや余生は風の吹くままに 戸田澄子 末黒野 201301  
単線路曲りまがりてすすきの穂 吉成美代子 あを 201301  
たをやかや風に応へて花すすき 神谷さうび 末黒野 201302  
頂上の視界に余る花すすき 久保東海司 201302  
思ひきの大すすき野に秋思捨て 中島知恵子 雨月 201302  
暮れてより風音だけのすすきかな 菊谷潔 六花 201302  
山神の蔵出しの風花すすき 近藤喜子 ミネルヴァの梟 201303  
朝日受く川原すすきの柔らぎて 布川孝子 京鹿子 201303  
風情ふと見返り美人花すすき 鳳蛮華 201303  
山神の蔵出しの風花すすき 近藤喜子 ミネルヴァの梟 201303  
朝日受く川原すすきの柔らぎて 布川孝子 京鹿子 201303  
まつすぐにすすきを活ける水曜日 塩貝朱千 京鹿子 201311  
遠き嶺呼びてすすきは穂になりゆく 豊田都峰 京鹿子 201311  
穂すすきと小半日なる雲あそび 豊田都峰 京鹿子 201311  
夕ぐれてすすきの欲しい遠きの灯 豊田都峰 京鹿子 201311  
夕映のすすきにふれて遠くなる 豊田都峰 京鹿子 201311  
すすき野や心に闇を曳きずつて 柴田朱美 京鹿子 201311  
花すすき風に吹かれて茜雲 丸山酔酔子 かさね 201312  
吾が句碑の裾初花の糸すすき 瀧春一 花石榴 201312  
雨上がり穂が地に垂るる白すすき 丸山酔酔子 かさね 201312  
今もなほ女人結界花すすき 尾崎みつ子 雨月 201312  
風巻いてざんばら髪の花すすき 那須淳男 馬醉木 201312  
裏箔の色してすすき波立てる 長久保郁子 かさね 201312  
足裏癒えすすきの招く野径行く 原田たづゑ 春燈 201312  
夕茜すすきが原の丘めきて 豊田都峰 京鹿子 201401  
山遠く暮れてすすきの暮れなづみ 豊田都峰 京鹿子 201401  
萩すすき素焼きの甕のさざ波す 本郷公子 京鹿子 201401  
四五本の月光こぼすすすきの穂 豊田都峰 京鹿子 201401  
すすき原月夜の曲を編みもして 豊田都峰 京鹿子 201401  
すすき野に風届くまで見てをりぬ 生田作 風土 201401  
すすき野へ置く一枚の鏡池 辻本俊子 京鹿子 201401  
丘ひとつすすき月夜となりゐたり 豊田都峰 京鹿子 201401  
みちのべのすすきのなみにきみのかほ 元橋孝之 京鹿子 201402  
穂すすきや川幾曲りして来しや 松田泰子 末黒野 201402  
浅瀬に手すすぎて秋の遍路かな 天谷翔子 201402  
夜が明ける一番列車にのるすすき 上野紫泉 京鹿子 201402
花すすきの襲の色香袷衿 宮崎左智子 201411  
穂すすきに風のあかるさ獺祭忌 西岡啓子 春燈 201411  
夕すすき灯台はまだ目覚めざる 松本三千夫 末黒野 201411  
孤児院に望楼すすき十重二十重 堀内一郎 堀内一郎集 201412  
穂すすきの波間歩きや富士裾野 久染康子 201501  
すすきの穂大合唱の風吹けり 溝測弘志 六花 201501  
やはらかに句碑を彩どる風すすき 塩貝朱千 京鹿子 201501  
花すすき安土の風をはなさずに 山田和 京鹿子 201501  
舟待ちの大王すすき噴きにけり 山田六甲 六花 201510  
萩すすき夢二に生けてありにけり 山田六甲 六花 201510  
足の為歩く齢や花すすき 黒坂紫陽子 馬醉木 201511  
すすき原夕日の色を奪ひけり 宮内とし子 201512  
すすき原ひかり隠るるところなし 亀井紀子 201512  
右かまくら左おほやま花すすき 鍋島武彦 末黒野 201512  
枯れすすき一斉に向き変へにけり 久世孝雄 やぶれ傘 201602  
老人の何か喚きてすすき原 福田葉子 201602  
師の訓いつも直球青すすき 江澤弘子 201610  
金星やすすき一束抱きをる 岩田洋子 201611  
銀座裏花屋のすすき堂堂と 黒澤佳子 あを 201611  
名月に捨田のすすき供ふべく 南うみを 風土 201612  
野地蔵のしのび笑ひか風すすき 潮貝朱千 京鹿子 201612  
会場に月山よりの萩すすき 内海良太 万象 201612  
夕風のすすき夕日のすすき道 安藤久美子 やぶれ傘 201612  
すすき穂の揺るる稜線西明り 植村蘇星 京鹿子 201701  
夕ざれやすすきの揺るる遠こだま 植村蘇星 京鹿子 201701  
山家の灯見えゐて遠きすすき径 石原孝人 京鹿子 201701  
強き葉の慈愛に育ち花すすき 山口ひろよ 201701  
花すすき交しゆく身の軽さかな 根山内洋光 201701  
稜線を撫づるすすき穂西明り 植村蘇星 京鹿子 201702  
投入れのすすきかるかや明日は明日 岸洋子 201702  
大空へ力を放ち枯すすき 小林愛子 万象 201702  
ふんはりと谷戸の日を乗せ花すすき 森清堯 末黒野 201702  
突然はいつも突然すすきの穂 川副民子 船団 201707 すすき→ 1

 

2017年10月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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