青葉雨   33句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
青葉雨いよよしづもる直指庵 岡本明美 俳句通信 200107

 能村登四郎氏逝去

交友七十年遂に君逝く青葉雨

林翔 200107
師の逝くと天上天下青葉雨 小澤克己 遠嶺 200108
かくも小さくなりし母抱き青葉雨 河野美奇 ホトトギス 200110
千鳥ヶ淵玲瓏と降る青葉雨 西田もとつぐ 雲の峯 200207
稿上げて夜の庵の青葉雨 関口幹雄 遠嶺 200209
人来ては沖見る港青葉雨 隈部郁子 200209
ゆつくりと身の枷を解く青葉雨 田中藤穂 あを 200306
青葉雨心ひともるまで木陰 豊田都峰 京鹿子 200309
回廊に庭師鋸置く青葉雨 長谷川鮎 ぐろっけ 200406
一代で終る木地師や青葉雨 水原春郎 馬醉木 200407
青葉雨憲法九条ゆらぎをり 田中藤穂 あを 200407
ガソリンは事故車の匂ひ青葉雨 篠田純子 あを 200607
思ふこと多すぎもせず青葉雨 廣津留きょう子 四葩 200608
青葉雨庵の主と聞くもよし 豊田都峰 京鹿子 200708
激しさを佳とするものに青葉雨 高崎武義 200806
山襞は霧の踊り場青葉雨 田所節子 200809
青葉雨しかと根を張る先師句碑 近藤敏子 200809
青葉雨活断層を繕ひに 山田をがたま 京鹿子 200809
青葉雨コーヒー少し濃く入れる 陽山道子 船団 200809
登四郎忌なむ青葉雨あをばあめ 小澤克己 遠嶺 200908
白蓮の恋文展げられ青葉雨 陽山道子 船団 200909
杉の香の強き割り箸青葉雨 柴田朱美 京鹿子 201108
草庵の苔の潤ひ青葉雨 長濱順子 201210
ミルトンは窓辺のあいつ青葉雨 坪内稔典 船団 201212
青葉雨分けディーゼルの進みけり 内藤恵子 万象 201311
石庭に吸込まれゆく青葉雨 山田六甲 六花 201406
珈琲を炒ってゐますよ青葉雨 井上石動 あを 201407
やや昔汽笛流れし青葉雨 井上信子 201608
厚情を謝して別るる青葉雨 コ田千鶴子 馬醉木 201807
青葉雨赤いシャベルが立ったまま 陽山道子 船団 201811
マーマレードとろとろ煮詰め青葉雨 つじあきこ 202009
気づかひの声は小さめ青葉雨 北川孝子 京鹿子 202109

 

2022年5月30日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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