青 葉 5   100句

あすは雨らしい青葉の中の堂を閉める   尾崎放哉   尾崎放哉選句集

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
青葉騒鞄は次を待つ構へ 高橋道子 200709  
青葉風見舞の客の紅まぶし 宮崎高根 200709  
青葉風麻酔の為の深呼吸 宮崎高根 200709  
意を決す青葉の風に背を押され 上田敬 遠嶺 200709  
吹き上ぐる飛沫の光る風青葉 大塚和子 遠嶺 200709  
かたはらに師の句集あり青葉窓 西川久美子 遠嶺 200709  
リハーサルに窓開け放つ青葉風 鈴木石花 風土 200709  
門跡の出でます銅鑼や青葉光 竹内喜代子 雨月 200709  
山青葉この道続く紀の国へ 仙石君子 雨月 200709  
琵琶提げて青葉に聲ゆ妙音天 近藤豊子 雨月 200709  
廃倉木舞に絡み蔦青葉 大井邦子 ぐろっけ 200709  
青葉風たわみ気になる書庫の棚 岡田章子 ぐろっけ 200709  
青葉風一礼深く結願寺 濱田ヒチヱ ぐろっけ 200709  
ひとり身はひとり青葉の風のなか 内藤順子 酸漿 200709  
鼠坂の青葉の中の蕎麦屋かな 菊池由惠 酸漿 200709  
山のもの全て匂へる青葉風 木内美保子 六花 200709  
じつと見て笑つてくるる眼に青葉 岩松八重 六花 200709  
土塊を捏ねる工房楠青葉 田中藤穂 あを 200709  
白神山の青葉の風に抱かるる 伊藤稔代 200710  
まづ傘を預け青葉の美術館 高橋道子 200710  
血圧を今日も計るや青葉どき 藤原りくを 八千草 200710  
バス停は野猿峠てふ青葉濃し 伊藤一枝 酸漿 200710  
楯鉾を両手にしかと青葉風 林日圓 京鹿子 200710  
青葉風捕へてみれば鉋屑 伊藤希眸 京鹿子 200710  
絶食の三日ののちの目に青葉 指尾直子 雨月 200710  
光堂出でて青葉の闇を恋ふ 鈴木照子 200711  
揺らしたき揺り椅子のあり青葉光 半澤正子 馬醉木 200712  
風青葉神の在せる杜を行く 朝倉富次 酸漿 200712  
青葉風そうだお墓を買うておこ 火箱遊歩 船団 200801  
道分つ袖振山は青葉籠め 成瀬櫻桃子 春燈 200804  
山の田に鋤き込んでゆく青葉肥 滝沢伊代次 万象 200805  
青葉若葉見る眼にいのち足萎ゆとも 林翔 200806  
青葉風馬は尾をふり目を細め 滝沢伊代次 万象 200806  
仏眼に一光見たり青葉騒 鈴鹿仁 京鹿子 200806  
目に青葉風心地良きティータイム 松田和子 200807  
学問のすすめ身にしむ青葉風 水原春郎 馬醉木 200807  
みちのくの青葉に染まりゆくことも 稲畑汀子 ホトトギス 200807  
青葉若葉桃源郷に風のひだ 岩井ひろこ 火星 200807  
太き枝伐られ青葉の博打の木 勝野薫 ぐろっけ 200807  
忌につどひ今は青葉のいとこ会 三嶋隆英 馬醉木 200808  
青葉して無言の親子牛飾る 森藤千鶴 馬醉木 200808  
黙々と箆鮒釣りや青葉風 坂上香菜 200808  
名刹の山門遠し青葉蔭 笠井清佑 200808  
青葉蔭瞑りしままの和上像 笠井清佑 200808  
青葉光浴びる足湯のふたりかな 黒澤登美枝 200808  
戯るる白きカーテン青葉風 町田美枝子 遠嶺 200808  
水底まで青葉の淡海に泊まりけり 坂本俊子 200808  
青葉して一樹に兵の文字太る 落合絹代 風土 200808  
横須賀線青葉若葉の迫りくる 南浦輝子 火星 200808  
首賭けし戦址青葉の雨しのつく 豊田都峰 京鹿子 200808  
絞染めに卯建も高く青葉の宿 豊田都峰 京鹿子 200808  
雨もよひ青葉若葉の学習院 小黒加支 酸漿 200808  
青葉山風に心の揺れ止め 池部久子 酸漿 200808  
一条の滝の上なる青葉風 伊藤いな栄 酸漿 200808  
風わたる青葉濃淡声交す 長崎桂子 あを 200808  
母親の添寝されゐる青葉風 篠田純子 あを 200808  
神父の衣翻りゐる青葉弥撒 塩路隆子 200809  
青葉嶺を背に自衛艦停泊す 坂根宏子 200809  
夜の青葉遠見に透ける女風呂 北尾章郎 200809  
堂深く在す二尊や青葉風 石田克子 馬醉木 200809  
青葉風けふ満月の話など 小澤克己 遠嶺 200809  
一声の谺青葉につつまれて 吉野のぶ子 遠嶺 200809  
後期高齢既に半ばや谷戸青葉 伊東湘三 春燈 200809  
山荘に泊して青葉のオゾン吸ふ 佐藤健伍 200809  
杜青葉勘左ヱ門の甘え声 橋本光乃 京鹿子 200809  
埋め直す点字ブロック青葉風 細川和子 炎環 200809  
青葉風サラブレツドが憩ひをり 谷村幸子 200809  
里山に鸛住みつきて青葉風 奥田妙子 ぐろっけ 200809  
日のさせりみづき青葉に朝の露 北島上巳 酸漿 200809  
鑑真和上拝す青葉の静けさに 内藤順子 酸漿 200809  
残されし矢車廻す青葉風 網野茂子 酸漿 200809  
青葉風目的少し斜め上 陽山道子 船団 200809  
始まりは篭の猛り青葉の夜 有賀昌子 やぶれ傘 200809  
青葉風に不意のときめき北狐 前川ユキ子 200810  
樹齢千の桂をゆする青葉風 谷村幸子 200810  
目に青葉みな俳人の顔で来る 加藤克 200810  
一石は青葉に翳る雪舟庭 和田照海 京鹿子 200810  
本堂の広さに憩ふ青葉風 西出俊子 酸漿 200810  
歩きたくないか木々たち青葉風 火箱游歩 船団 200901  
ほのぼのと残んの金に青葉の香 瀧春一 深林 200901 みちのく旅吟 睡蓮沼
大般若経堂を揺るがす青葉かな 佐藤信子 佐藤信子集 200905  
燕来て青葉映りし窓つつく 牧原佳代子 酸漿 200906  
若鶏の鬨おほらかに青葉風 水原春郎 馬醉木 200907  
青葉濃しとは幾山路抜けしこと 稲畑汀子 ホトトギス 200907  
嫁ぎゆく姉と連弾青葉の夜 苑実耶 200907  
古寺の句碑汐じめりして蔦青葉 鎌倉喜久恵 あを 200907  
青葉風腹から歩む相撲取 篠田純子 あを 200907  
置いてけ堀の看板新し青葉風 斉藤裕子 あを 200907  
青葉の香揺り椅子に星ゆらしゐて 丹羽啓子 馬醉木 200908  
まづ戸外肺いっぱいに青葉風 粟倉昌子 200908  
煩悩の青葉の闇へ阿修羅ごと 和田政子 200908  
生かされて生きねば楢の青葉光 小澤克己 遠嶺 200908  
青葉酔ひなるモノレールの止まりやう 甲州千草 200908  
青葉洩る光斑を被て子ら走る 柳生千枝子 火星 200908  
青葉光嬰のおくびの祓はるる 米澤光子 火星 200908  
うまし子の犬ころを曳く青葉かな 田中みのる 火星 200908  
絵硝子の魚動くかに青葉風 國永靖子 ぐろっけ 200908  
人探すこゑを通せり青葉山 小林輝子 風土 200908  
あいさつに入山許され青葉風 豊田都峰 京鹿子 200908  
警官の背筋まつすぐ青葉の街 柴田佐知子 200908 青葉→ 6

 

2014年6月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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