深 秋 2    11句

深秋の朱唇を点にこけし立つ   本橋仁   露光

秋深み 秋ふかし 秋深む 秋さぶ 深秋 秋深し

作品
作者
掲載誌
掲載年月
深秋の遺品の隅に利休下駄 渕上千津 201912
深秋や古書騨の客の賢者めき 川高郷之助 201912
深秋の全身で聴くジャズピアノ はしもと風里 202001
深秋やジャズの音色の汽車道に 大川暉美 末黒野 202001
深秋やワインの樽のチョーク文字 西本花音 春燈 202001
深秋の波の音して貝ボタン はしもと風里 202003
深秋の旅の心にある出逢ひ 稲畑汀子 ホトトギス 202009
深秋の夫婦の心ととのはず 沼田巴字 京鹿子 202010
深秋の古書肆の棚の三国志 田辺満穂 202011
深秋やスケッチに人ひとり足し 斉藤マキ珈琲 末黒野 202102
深秋や伏されて並ぶ貸ボート 伊藤美緒 末黒野 202201

 

2023年11月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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