夏来る 2    46句

松籟や百日の夏来りけり  中村草田男  火の島

夏立つ  立夏  夏来る  夏に入る  夏めく  夏は来ぬ・ほか

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
夏来る和服で決めし戦中派 鴨下昭 201411  
冷んやりとひんやりと夏来りけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201505  
塗りたての貨車の漆黒夏来る 上谷昌憲 201507  
夏来る大樹たたへて谷中路地 大沢美智子 201507 谷中
寺町の献灯に灯が入り夏来る 杉本薬王子 風土 201507  
抹茶臼ゆるりと回り夏来る 丸井巴水 京鹿子 201507  
屋根に坐すペコちやんポコちやん夏来たる 大島英昭 やぶれ傘 201507  
Tシャツのハートのロゴに夏来る 青谷小枝 やぶれ傘 201507  
徒競走並びたる子に夏来る 山荘慶子 あを 201507  
呼水に応ふるポンプ夏来る 鈴木まゆ 馬醉木 201508  
エプロンの水玉模様夏来る 泉本浩子 馬醉木 201508  
標識の白の輝き夏来たる 青木朋子 201508  
押し移る雲の量感夏来る 松本三千夫 末黒野 201508  
万物にみなぎる力夏来る 伊藤由良 末黒野 201508  
透かしつつ磨くグラスや夏来る 外山生子 末黒野 201508  
大欅の葉擦れの音や夏来る 和泉道草 末黒野 201508  
真つ新な夏来たるなり磨崖仏 鈴木良戈 201508  
朝刊の一面に海夏来る 柴田久子 風土 201508  
孫育ち大きな欠伸夏来る 荻龍雲 201508  
北山の尾根すっきりと夏来る 竹内喜代子 雨月 201508  
釣船の戻りし入江夏来る 仲山秋岳 万象 201508  
憑代(よりしろ)の樹の鎮座して夏来る 水野恒彦 201508  
森の樹々白々と咲き夏来る 吉田順子 201508  
雉鳩のかしこき眼夏来る 本多俊子 201509  
和菓子屋の白き暖簾や夏来る 時澤藍 201509  
子等の荷とならずに生きむ夏来る 磯部愛子 末黒野 201509  
活火山日本にあまた夏来る 井田幸子 雨月 201510  
水切りを競ふ親子や夏来る 佐藤良二 末黒野 201604  
夏来る真白き雲を先立てて 林昭太郎 201607  
樹木医の真白な木槌夏来る 上谷昌憲 201607  
泣き砂のほどよく乾き夏来たる 大崎紀夫 やぶれ傘 201607  
合宿の明かり艇庫に夏来たる 廣瀬雅男 やぶれ傘 201607  
森の樹に白き花増え夏来る 吉田順子 201607  
眼に入るものみな光り夏来たる 矢野百合子 201607  
細き人太き人にも夏来る 須賀敏子 あを 201607  
ロゴ大き帆布のバッグ夏来る 青谷小枝 やぶれ傘 201608  
料るてふひとり遊びや夏来る 田村園子 201608  
空を組む鉄骨鳶や夏来る 鈴木まゆ 馬醉木 201608  
まつすぐに天文台に夏来り 布施まさ子 風土 201608  
屋根覆ひゆるる大木夏来たる 遠山のり子 201608  
池尻の堰開けられて夏来る 森清堯 末黒野 201608  
犬と児の駆くる渚や夏来る 奥太雅 万象 201608  
山に向きおーいと叫ぶ夏来たる 松本文一郎 六花 201608  
たゆたへど沈まぬパリに夏来る 田中信行 201608  
風に日に水の音にも夏来る 橋本くに彦 ホトトギス 201609  
うつうつをうきうきに変へ盛夏来る 福島茂 201609  
神鏡に鋭き光夏来たる 栗原京子 201609 夏来る→ 1

 

2017年5月12日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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