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地震 3     46句

使ひゐる春の地震のあとの箸    本橋愛子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
残暑中台風地震矢継ぎばや 牧原佳代子 酸漿 200511  
地震なゐありて濁世に遠き蓮の花 松村多美 四葩 200512  
地震つづく東京に泊つ暑さかな 安原葉 ホトトギス 200512  
雪の夜は梁哭けり地震の村 吉田かずや 春燈 200512  
台風に地震の追ひうち時計鳴る 相沢有理子 風土 200512  
穏やかに地震十年の探梅行 稲畑廣太郎 ホトトギス 200601  
蝉の穴まづ歪みては地震来たる 坊城俊樹 ホトトギス 200602  
かつて地震ありし初冬の九十九島 小澤克己 遠嶺 200602  
鵯来鳴く彼方うすうす地震雲 相沢有理子 風土 200602  
地震のあと神楽笛よりよき音出づ 定梶じょう あを 200602  
地震の崖崩れしままや秋の雨 安原葉 ホトトギス 200603  
地震に備え多摩湖工事や葛の花 真木早苗 八千草 200604  
雛壇を驚かしたる地震のあり 穐好樹菟男 馬醉木 200605  
地震がきて思へり今朝の蛙の死 人見靖子 対岸 200605  
目を背けたきもの地震絵双六 後藤比奈夫 ホトトギス 200606  
すは地震かとも屋根より雪落ちて 寒河江桑弓 200606  
小さき地震女雛の簪ゆれゆれて 柳生千枝子 火星 200606  
地震あとの紫蘭は笹を被りゐる 火村卓造 ぐろっけ 200606  
秋を待つとはこの風にこの地震に 稲畑廣太郎 ホトトギス 200607  
秋近き地震の都心でありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200607  
不機嫌に文鳥啼けり春の地震 小林文良 春燈 200607  
地震のあと煙と地にあり青蜥蜴 水野恒彦 200608  
溝蕎麦や地震の疵ある登り窯 苑実耶 200610  
鉄線の花のふるえや遠き地震 桑原泰子 八千草 200611  
朝の地震林檎の皮の縺れたる 田原陽子 200701  
赤楊咲くや地震の証のかたはらに 佐々木幸 200702  
露寒の地震の日またもめぐり来し 安原葉 ホトトギス 200703  
吹きて啜る熱き葱汁地震の後 土井三乙 風土 200703  
地震止みぬペンペン草の花白う 定梶じょう あを 200705  
「能登半島地震」と名づく花曇 定梶じょう あを 200705  
祈りつつ地震の忌日の焚火かな 長山あや ホトトギス 200706  
桜餅地震くぐりきし手塩皿 浜口高子 火星 200706  
行く春の地震とも風の触れしとも 吉原一暁 200708  
地震ありて凪に赤潮ただよへり 坂北濤 200708  
武者人形仕舞ふに地震ぐらりと来る 高塚診次 200708  
春潮に地震の昂り残る能登 藤浦昭代 ホトトギス 200709  
地震町に一縷の活気燕来る 藤浦昭代 ホトトギス 200709  
地震あとの両掌に熱き一夜酒 浜口高子 火星 200709  
明易し地震に目覚めてよりの刻 川崎俊子 馬醉木 200709  
戛然としたたる母郷地震走る 内山花葉 200710  
ふたたびの地震に目覚めて夜の暑し 谷榮子 雨月 200710  
炎熱の極みに来たり地震幾度 椿和枝 200711  
梅雨の地震ころがり出でし団子虫 大坪景章 万象 200712  
地震あとの空の青さに小鳥くる 丸山照子 火星 200712  
濁りざけ見えぬ地震に火を焚けり 水野恒彦 200801  
葉牡丹の干支一巡り地震跡 品川鈴子 ぐろっけ 200802  

 

2008年3月31日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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