冬の浜     46句

冬浜を一川の紺裁ち裂ける   中村草田男   火の島

冬海 冬の海 冬の浜 冬の浪 冬の濤 冬の波

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
冬の浜太きくさりの錆びてをり 橋本良子 遠嶺 199904  
残りたる一人も去りて冬の浜 遠藤和彦 遠嶺 199905  
舟底のやうな空あり冬の浜 小澤克己 遠嶺 200002  
肥満犬溜め息をつく冬の浜 志方桜子 六花 200005  
吾も他人も犬連れてゐる冬の浜 鎌倉喜久恵 あを 200101  
海光る干し網低き冬の浜 山口たけし 俳句通信 200103  
竜骨に釘錆びつきて冬の浜 多田鬼堂 200108  
白浜の白き燈台冬に入る 花岡豊香 酸漿 200202  
木の葉の化石渚に拾ふ冬の浜 菅原庄山子 春耕 200202  
出雲なる稲佐の浜は冬の波 平野官爾 風土 200203  
篝火を焚き神待てる冬の浜 平野官爾 風土 200203  
神官の祝詞響く冬の浜 平野官爾 風土 200203  
上弦の月天心に冬の浜 平野官爾 風土 200203  
冬の浜標着物の溜り場に 山口和子 ぐろっけ 200302  
浮玉の転がつてをり冬の浜 前田美恵子 200403  
冬の浜天使の梯子斜ひに 小林共代 風土 200403  
冬ざれや砂浜漁る鳥の群れ 高瀬桜 200404  
たんぽぽの色一つあり冬の浜 浅野恵美子 酸漿 200404  
冬の鴨客をせせるや浜離宮 春日久子 八千草 200506  
冬の浜焚火のほかに色はなし 鷹羽狩行 200601 敦賀
いぬびわの実のひそとつく冬の浜 島崎久美子 酸漿 200605  
漁のない冬の浜辺に立つ漁師 高橋将夫 200703  
三匹の猫に好かれし冬の浜 山下美絵子 遠嶺 200703  
ヨーヨーをつぶてのごとく冬の浜 服部早苗 200704  
力入れ犬を放てる冬の浜 百瀬七生子 海光 200705  
白浜に冬日売りをり土産店 古屋元 200802  
冬日負ふだいだぼっちに浜の風 阿部ひろし 酸漿 200802  
不老不死の湯とて浸りぬ冬の浜 岡田章子 ぐろっけ 200803  
海草のいろさまざまに冬の浜 鈴木多枝子 あを 200903  
流木の着いたるままに冬の浜 鈴木多枝子 あを 200903  
冬の日の浜にひろひし貝いくつ 井口初江 酸漿 200904  
冬の浜みな直立の夕鴉 鎌倉喜久恵 あを 201002  
風紋は風の心や冬の浜 松嶋一洋 201004  
揚舟の四五艘づつや冬の浜 広瀬峰雄 201004  
流れ来しペットボトルや冬の浜 岡野ひろ子 201102  
流木やく磯の匂や冬の浜 川井素山 かさね 201201  
何だ何だ鴉群がる冬の浜 畑佳与 京鹿子 201202  
流鏑馬の一の矢放つ冬の浜 菅原孟 かさね 201211  
冬の浜さらりきらりと朝日さす 菅原孟 かさね 201212  
獅子吼せる波折り返す冬の浜 岡井マスミ 末黒野 201303  
根こそぎの松累々と冬の浜 山路紀子 風土 201303  
流木にモーゼの杖や冬の浜 相良牧人 201303  
砂浜のしんと日を吸ふ冬初め 師岡洋子 ぐろっけ 201402  
海見むと来て素つ気なき冬の浜 山内碧 201404  
流木に龍の爪跡冬の浜 有松洋子 201604  
流木に龍の爪跡冬の浜 有松洋子 201604  

 

2018年1月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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