ゆく   12句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
春ゆくと万病のもと置土産 原徹 銀化 200106
春ゆくや手に手を取つて泣くことも 堀内一郎 あを 200604
春ゆくやおん耳おほき磨崖仏 高瀬史 馬醉木 200607
過去帳に戒名無き日春ゆくや 堀内一郎 あを 200905
猫峠越えて春ゆく納め杖 青山悠 200907
車中はうつらうつらの春ゆかす 東秋茄子 京鹿子 201107
春ゆくや川湯の石をくれし人 竹貰示虹 京鹿子 201204
悪役に生きて春ゆく城のこす 豊田都峰 京鹿子 201208
走り根も春ゆく色に夫婦杉 安立公彦 春燈 201406
何でもない午後は春ゆく日だまりに 豊田都峰 京鹿子 201408
荷風忌を明日に春ゆく隅田川 安立公彦 春燈 201907
見得を切る姿に沸きて春ゆく夜 秋友昌子 雨月 201907

2021年4月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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