大 根 8     52句

大根を煮た夕飯の子供達の中にをる   碧梧桐

大根   大根干す  鰤大根  おろ抜大根  大根の花  夏大根

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
リストラの如く大根引き抜かれ 久保東海司 風鈴 201512  
大根を洗ふ左右の手の温み 甲州千草 201512  
登り来て大根畑の空青し 和田ゑい子 馬醉木 201601  
すべすべのまろまろの播州大根 大政睦子 京鹿子 201601  
大根洗ふ水の勢太きかな 遠山みち子 201601  
風格の切り口ひかる大根かな 黒澤登美枝 201601  
豚汁にきりりと泳ぐ大根の葉 赤座典子 あを 201601  
雲の裏かがやき大根抜き終へし 中田みなみ 201601  
「寝太郎」の婆さま大根担ぎくる 根岸善行 風土 201602  
大根引く一つ大きく息を吐く 本間羊山 風土 201602  
物理とは無縁のくらし大根煮る 島玲子 風土 201602  
母の忌の輪切りの大根あめいろに 吉岡悦女 京鹿子 201602  
大根下す土鍋ふつふつ吹き上る 谷岡尚美 201602  
釣銭に泥こびりつく大根売 長田秀行 万象 201602  
家中をあたためてゐる大根汁 宮本加津代 万象 201602  
大根の厚切り煮込む寒に入る 中江月鈴子 201602  
大根引く中々の出来といふ自讃 甕秀麿 201602  
好日や味をうすめに煮大根 黒滝志麻子 末黒野 201602  
凍大根つるつる星を照り返し 大畑善昭 201603  
しなしなとゆふぐれ色の懸大根 田所節子 201603  
潮焼の腕がつちり大根引く 佐々木よし子 201603  
人の死に大根を炊く賑はひよ 荒井千佐代 201603  
山の陽を全部集めし懸大根 吉田葎 201603  
日和下駄鳴らし大根焚はこぶ 丸井巴水 京鹿子 201603  
大根や菊菜や蕪や紙袋 竹内悦子 201603  
隣訪ふ両手に大根ぶらさげて 柳橋繁子 201603  
大根を胸に抱へて歌碑めぐり 江島照美 201603  
鍵束を他人にまかせ大根焚 中田禎子 201603  
大根を刻むに何も考へず 風間史子 201603  
大根引く見事な穴を残しつつ 成田美代 201603  
山姥は女系家族よ大根煮る 成田美代 201603  
大根を使い切つたる夜の星 浅田光代 風土 201603  
大学祭を締める大根踊かな 遠藤逍遙子 風土 201603  
一輪車覆ひつくして大根積む 生田恵美子 風土 201603  
真向ひに山の日巡る掛大根 生田恵美子 風土 201603  
大根にょっきり三時間目のチャイム鳴る つじあきこ 201603  
大根の芯に水脈空に伸ぶ のざきまみこ 201603  
大根焚誘った友は捻挫して いろは 201603  
青年のむずと引きたる大根かな 松田泰子 末黒野 201603  
人の死に大根を炊く賑はひよ 荒井千佐代 201604  
大根のおほ大根となりにけり 白石正躬 やぶれ傘 201604  
鳴滝に集ふ里人大根焚 今村千年 末黒野 201604  
大根の椀に盛りたる熱さかな 竹中一花 201604  
土鍋煮の大根飴色蓋取れば 黒澤佳子 あを 201604  
番外の大根サラダが受けてをり 高橋道子 201604  
抜きん出る大根寒の明けにけり 中江月鈴子 201604  
土蔵の鉈漬大根まだ慣れず 小松敏郎 万象 201605  
雪大根女体の形ていねいに 佐藤三男 万象 201605  
父の忌に蒔き母の忌に引く大根 原友子 201605  
掛大根天空の青深ぶかと 森清信子 末黒野 201605  
山里の夜風に晒す大根凍て 笹倉さえみ 雨月 201605  
大根を洗ふ温泉川なりと聞く 嶋田一歩 ホトトギス 201608 大根→ 1

 

2016年11月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。