青 田 8      103句

早苗饗  早乙女  田植  植田  青田

作品
作者
掲載誌
掲載年月
青田風鶏鳴ひびく村に入り 岡本まち子 馬醉木 201707
江戸の世の香りを今に青田風 稲畑廣太郎 ホトトギス 201707
山路行くここにも青田展けたる 稲畑汀子 ホトトギス 201707
真つ当に生きてをるかと青田風 川崎真樹子 春燈 201707
青田はや彩たくましき美作路 高村令子 風土 201708
君のゐる午後の図書室青田波 宮崎洋 春燈 201708
青田風古き駅舎は文化財 須賀敏子 あを 201708
穂の孕む月瀬の青田母の色 鈴鹿呂仁 京鹿子 201709
鷺発たせたる一陣の青田風 佐津のぼる 六花 201709
幸せでいいのかしらと青田風 久保夢女 201709
青田吹く風を真如と申しまする 久保夢女 201709
青田風校長室に優勝旗 大内佐奈枝 万象 201709
青田中白き母校と国衙跡 大内佐奈枝 万象 201709
濃く淡く田んぼアートや青田風 池元道雄 馬醉木 201709
紬織る杼の音軽し青田風 高橋恵美子 馬醉木 201709
青田風日に一本のバスを待つ 猿賀郁子 馬醉木 201709
紬織る杼の音軽し青田風 高橋恵美子 馬醉木 201709
青田風日に一本のバスを待つ 猿賀郁子 馬醉木 201709
奇兵隊陣屋跡地の青田風 川上恵子 雨月 201709
分葉の進む青田の風やはら 石原健二 やぶれ傘 201709
日数過ぎ青田は鷺の脛かくし 石原健二 やぶれ傘 201709
朝の散歩富士山(ふじ)の方より青田風 伊藤更正 やぶれ傘 201709
青田道進入禁止の立て札が 伊藤更正 やぶれ傘 201709
自転車のシャツを帆のごと青田ゆく 山内碧 201709
青田千枚統べて坂東太郎かな 茂呂昇平 201710
さやさやと青田は早も風を呼ぶ 海村礼子 春燈 201709
青田風をどりでさうな句碑の文字 中山皓雪 201710
青田風ふるさと創生能楽殿 松林依子 201710
鉄塔の走りだしたる青田波 南うみを 風土 201710
青田風玉葱小屋にぶつつかる 池田光子 風土 201710
青田風母と並んで歩きけり 雨村敏子 201710
昏れなづむ青田をわたる鷺や二羽 茂木なつ 春燈 201710
一色を一途に辿る青田道 松本鷹根 京鹿子 201710
神籬の神の宿りし青田風 延川五十昭 六花 201710
風送る青田の葉擦れ軽やかに 江木紀子 雨月 201710
茫々と安曇平の青田かな 川村欽子 雨月 201710
青田波谷へ傾るる千枚田 西千代恵 雨月 201710
村分かつ高速道や青田風 斉藤マキ子 末黒野 201710
夕さりの青田の風に浸りけり 占部美弥子 末黒野 201710
青田風浴びし五体のかろやかに 近藤紀子 201711
見はるかす越後の青田朝の雨 五味紘子 末黒野 201711
思ひ做しか近江の青田ややに萎え 大橋晄 雨月 201711
すくすくと育つ御饌田の青田波 玉置かよ子 雨月 201711
まほろばの大和は青田風の中 北村梢 京鹿子 201801
鷺翔つや青田の照りを羽裏にし 深川淑枝 201802
漬物屋の看板に錆青田風 河原敬子 201804
いつだって大好き青田に溶けるヤツ 坪内稔典 船団 201805
青田道きて検診の列につく 竹内弘子 あを 201806
変幻の青田のうねりひもすがら 梅田武 末黒野 201808
公園と青田一枚隣り合ふ 中島和子 やぶれ傘 201808
由布岳を支へて青田波盛ん 千田百里 201809
一望の青田も今し土砂の川 川村欽子 雨月 201809
水音を風が紡ぐや青田道 田部明子 馬醉木 201809
水音を風が紡ぐや青田道 田部明子 馬醉木 201809
水音を風が紡ぐや青田道 田部明子 馬醉木 201809
下校児に案内をさるる青田風 笹村政子 六花 201809
水音の他は聞こえず青田道 山内碧 201809
清々し青田に風の波紋かな 石森理和 あを 201808
同じ丈育つ青田に白鷺居る 石森理和 あを 201809
青田風田舎もっとも青きとき 笹倉さえみ 雨月 201810
広々と光り香の立ち青田風 櫛橋直子 雨月 201810
百枚を一枚となす青田風 土井三乙 風土 201810
校庭を吹き抜けてゆく青田風 山田健太 風土 201810
水抜かれふんばつてゐる青田かな 荒井ハルエ 春燈 201810
板の間に鼻血のあとや青田風 山田健太 風土 201811
父卒寿青田の端に存へて 山田健太 風土 201811
風が風追ふ千枚の青田かな 遠山のり子 201812
青田風字開拓は旧地名 廣畑育子 六花 201812
何もなき掌中乾く青田風 岡部名保子 馬醉木 201901
帰宅路の歩幅のゆるみ青田風 山旧邦彦 201904
青田まぶし白内障の予後の朝 平野無石 201904
長靴も傘も貸します青田駅 平野無石 201904
青田風田を掃くやうに拭くやうに 望月晴美 201908
青田風伽藍の朱塗り浮き立てり 吉田政江 201908
在来線乗り継ぐ旅や青田風 七田文子 201908
吹き抜くる青田の風や津軽富士 黒滝志麻子 末黒野 201908
降り立てば青田の迫る無人駅 平居澪子 六花 201908
田螺禍の青田半分水光る 田中臥石 末黒野 201909
日照雨来る鷺は青田になりきつて 良知悦郎 201909
佇みて青田の調べ聴きゐたり 中内敏夫 201909
青田風棚田に鳶を吹き上げし 永尾春己 201909
城下町駅舎を抜ける青田風 小林共代 風土 201909
青田風剪りて自転車登校す 松本鷹根 京鹿子 201909
田に立てば青田を揺する風が来て 白石正躬 やぶれ傘 201910
青田風カレー有り〼マルシェです 辻響子 201910
立て込みて青田の風の行きどころ 玉垣咲良 馬醉木 201910
海ひびく青田の水に夕日浮く 田中臥石 末黒野 201910
見はるかす田や嫋嫋と青田風 大川暉美 末黒野 201910
里山の水豊かなり青田波 宮坂秋湖 201910
青田波自転車止めて畦話 大内幸子 六花 201910
軽トラが行くまつすぐな青田道 野口希代志 やぶれ傘 201911
鉄塔の影長々と青田かな 広瀬済 やぶれ傘 201911
眼前の棚田膨らみ青田風 大川暉美 末黒野 201911
近道のさらに近道青田道 吉原ひろ子 末黒野 201911
けもの道抜けて青田の海原へ 住田千代子 六花 201911
車窓より青田の中の墓地を見ぬ 志方章子 六花 201911
青田風抜けて母屋の軒深し 池野つむぎ 馬醉木 201912
草叢の受継いでゆく青田風 湯川雅 ホトトギス 201912
青田波間もなく追肥まく作業 松本善一 やぶれ傘 201912
黒松も槙もますらを青田風 栗坪和子 202007
幾何模様崩さぬ村の青田道 丸井巴水 京鹿子 202008
平らかな風を羽織りし青田かな 木村傘休 春燈 202008
ここからは単線となる青田かな 近藤牧男 春燈 202009
青田風宝の山を渡り来る 室井津与志 春燈 202009
実習生汗拭ひつつ青田道 佐藤まさ子 春燈 202009
ローカル線の青田の向かう山幾重 西本花音 春燈 202009
目に残る青田ざわざわ旅に出たし 松井季湖 202009
峠下れば大水車あり青田風 湯本実 やぶれ傘 202009
なみなみと三日見ぬ間の青田風 鷺山珀眉 京鹿子 202009
青田満々銀糸の雨を受くるかな 能村研三 202009
予科練の基地を昔に青田波 森岡正作 202009
病む星の心撫で行く青田波 時澤藍 202009
連作の千年の田や青田波 中島昌子 202009
風獣の群の這ひゆく青田原 今泉忠芳 日輪馬車のタクト 202009
風獣の這ひのざわめき青田波 今泉忠芳 日輪馬車のタクト 202009
雨しとど青田を巡るすずめどち 西村白杼 京鹿子 202010
白鷺の白を落として青田波 国分千恵 風土 202010
果てのなき上総国原青田酔 能村研三 202010
磐座へ息をはづます青田風 小倉征子 202010
青田風後押しさるる杖の径 大内幸子 六花 202010
佇めば影も揺れ出す青田風 原博美 風土 202011
朝刊のバイク青田を照らし行く 廣畑育子 六花 202011
満目の青田貫ぬく鉄路かな 高木邦雄 末黒野 202011
単線の窓より抜くる青田風 加藤静江 末黒野 202011
姥捨や棚田をくだる青田風 杉山善信 末黒野 202011
満目の青田波打つ夕べかな 高木邦雄 末黒野 202012
百年の酒蔵浮かぶ青田波 林徹也 202101
銀の玉のせて青田のしづまれり 青木朋子 202102
青田 →1

 

2021年6月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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