早乙女       46句

早乙女や先づひいやりと庭の土     超波

早苗饗  早乙女  田植  植田  青田

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
早乙女に泥のささやく堕落論 櫂未知子 銀化 199908  
早乙女の赤いたすきも色添へて 林田加杜子 いろり 199908  
びしよ濡れとなりて早乙女本調子 有吉桜雲 199910  
早乙女に小さ過ぎたる握り飯 春川暖慕 銀化 200007  
早乙女の手をあげ歩道渡りをり 山崎羅春 春耕 200008  
早乙女のみちのくぶりをごらうじろ 貝森光大 六花 200010  
早乙女の乳房を染める緑かな 瀧澤春吉 遠嶺 200012  
早乙女の植うる手許や雲ゆらぎ 神谷文子 馬酔木 200109  
早乙女の姿なきまま植ゑ終る 竹内紫翠 築港 200308  
早乙女に携帯電話鳴りにけり 水原春郎 馬醉木 200407  
早乙女の一人も見えぬ田植かな 鈴木喜三郎 ぐろっけ 200209  
早乙女の身を二つ折り雨の中 鷹羽狩行 200503  
早乙女の紅潮の頬泥とべり 桑添礼子 栴檀 200509  
ピアスつけ早乙女赤き田植機に 鈴木愛子 ぐろっけ 200509  
早乙女の脚絆の藍の匂ひけり 鈴木和香 栴檀 200510  
早乙女の齢かくせぬ仕種かな 横田初美 春燈 200607  
早乙女のピアスの眩し夕日受け 安達加寿子 200608  
早乙女のおどけてみせる水面かな 片岡静子 200609  
早乙女の植ゑしは猫の額ほど 足利徹 ぐろっけ 200609  
早乙女の立派な脚でありにけり 柴田佐知子 200609  
早乙女がゆきゝの畦の花菖蒲 瀧春一 200706  
早乙女が子をともなうて駄菓子屋へ 瀧春一 200706  
早乙女にまじり知事植う新種苗 今井忍 ぐろっけ 200710  
笠かぶり婆早乙女となりゐたり 滝沢伊代次 万象 200805  
遠目には早乙女として笠のうち 鷹羽狩行 200808 北上
早乙女は婆でありたる山の国 滝沢伊代次 万象 200905  
早乙女へ灘の荒波ひびきをり 荒井千佐代 200907  
早乙女の美しき歌声空に舞ふ 石岡祐子 200909  
早乙女の顔を濁して田を植うる 富田範保 200909  
早乙女の足で均して田を上がる 笹村政子 六花 201009  
早乙女も唄も昔や機械植ゑ 菅野蒔子 末黒野 201108  
早乙女の婆さみどりの補植かな 浅野吉弘 201207  
八乙女の舞ひて早乙女励ませる 大橋晄 雨月 201209  
早乙女の裡の緋いろ田に零し 奈辺慶子 雨月 201209  
早乙女の田植唄などまぼろしか 池田光子 201307  
棚田風早乙女の脛にぎはしき 鎌田光恵 201408  
早乙女のみ足をすすぐ水の彩 浅木ノヱ 春燈 201409  
早乙女の絣のもんぺ千枚田 杉山弥生 末黒野 201410  
早乙女のみんな上座や青畳 小林のり人 春燈 201508  
早乙女にままならぬ泥御田祭 高野昌代 201509  
泥足を洗ふ早乙女藁束子 石黒興平 末黒野 201509  
早乙女のたすき花笠風匂ふ 押田裕見子 201602  
早乙女の背をかすめたる鸛 竹中一花 201709  
早乙女の股のぬくもりサドルにも 高橋龍 201807  
早乙女に変身妻や苗運び 田中臥石 末黒野 201808  
還暦を過ぎし早乙女参じけり 藤井彰二 馬醉木 201809  
山国や早乙女の眼のうすみどり 西住三惠子 201811  

 

2019年6月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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