青 田 6       115句

木がくれに母のほまちの青田哉    一茶

早苗饗  早乙女  田植  植田  青田

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
浮雲や青田のにほふ東雲に ことり 六花 201007  
御握りの丸や三角青田風 遠藤実 あを 201007  
濃尾なる青田の涯を空とせむ 豊田都峰 京鹿子 201008 揖斐川行
青田風古墳すずめを遨ばせる 鈴鹿仁 京鹿子 201008  
湧き水の音の向かうの青田かな 鴨下昭 201008  
村の名は消ゆとも同じ青田風 鈴木阿久 201008  
風の道読み始めたり青田かな 松嶋一洋 201008  
アトリエに青田の匂ひ満ちてをり 鈴木多枝子 あを 201008  
鷺舞うて瑞穂の国の青田かな 山本孝夫 201009  
峡五軒朝な夕なの青田風 松岡和子 201009  
音たてて比良の水なる青田道 伊東和子 201009  
ひとすぢの光のうねり青田波 石川かおり 201009  
夕刊を降ろす列車や青田風 坂本哲弘 山ざくら 201009  
阿夫利嶺へ突当るまで青田道 大西八洲雄 万象 201009  
青田風たつぷり吸うてあうん像 清水佑実子 201009  
歳月は風の如くに青田波 鈴鹿仁 京鹿子 201009  
ふる里に入る脚軽し青田風 堀内五齢 春燈 201009  
分校のチャイム切れ切れ青田風 堀内五齢 春燈 201009  
先頭はソプラノの子や青田風 堀内五齢 春燈 201009  
鍵の無き暮し満喫青田風 堀内五齢 春燈 201009  
渡舟場まで五町と十歩青田風 堀内五齢 春燈 201009  
青田行く道遠くとも迷ふとも 中村恭子 201009  
藷畑に島の青田の尽きにけり 廣瀬雅男 やぶれ傘 201009  
傀儡座のきらきらと来る青田かな 蘭定かず子 火星 201009  
力士来る櫓太鼓や青田風 山田六甲 六花 201009  
青田風もらふ心地に夕涼み 久永つう 六花 201009  
青田風一両電車の窓上げて 大山妙子 酸奬 201009  
青田風水路の水の清きこと 伊藤一枝 酸奬 201009  
風そよぐ三毛作の青田かな 塩路隆子 201010  
里山の夕暮れ近し青田風 三川美代子 201010  
青田また青田加賀能登日和かな 今村征一 ホトトギス 201010  
雨脚の時をり太き青田かな 松本三千夫 末黒野 201010  
千枚の青田に青き夜が充つる 清海信子 末黒野 201010  
四方山の裾の青田や水豊か 西川みほ 末黒野 201010  
道問はれ吾も旅人青田風 嵐弥生 末黒野 201010  
何つつく白鷺一羽青田中 有吉桜雲 201010  
青田風取り込み理学療法室 岡本淳子 201010  
天然の風の青田の瑞穂かな 中村恭子 201010  
うつすらと植ゑ筋のこし青田風 原田達夫 201010  
分け入りて峡に折りしく青田かな 荒木甫 201010  
もう空を映す気はなし青田風 青木朋子 201010  
大波を打つ雨青田加古川べり 高橋大三 ぐろっけ 201010  
さつきから青田めでゐし川祓 深澤鱶 火星 201010  
やまとしうるわし打寄する青田波 あかさか鷹乃 ろんど 201010  
後ろ手の賢治来そうな青田道 松井志津子 201010  
みちのくのしんと出穂待つ青田風 高橋あさの 201010  
善昭さん癒えよみちのく青田風 甲州千草 201010  
農なりしころ思ひをり青田風 谷合青洋 酸奬 201010  
満々と水を湛ふる青田かな 谷合青洋 酸奬 201010  
穂朶の青田に水のあふれけり 谷合青洋 酸奬 201010  
日暮れつつ色を加ふる青田かな 谷合青洋 酸奬 201010  
朝なさな水注す箱の青田かな 八木岡博江 酸奬 201010  
校庭のミニ田静かな青田風 小山ナオ子 酸奬 201010  
穂がのぞき青田の青のやはらぎぬ 早崎泰江 あを 201010  
平面を引き摺つてゆく青田風 湯川雅 ホトトギス 201011  
人の姿なき千反の青田風 駒井でる太 201011  
遠山に雲置き青田育ちけり 山田春好 201011  
水門を落つる水音青田道 渡邉孝彦 やぶれ傘 201011  
ちちははのところへ急ぐ青田道 濱上こういち 201011  
箱ながら青田あふるるうねりかな 永岡セッ 酸奬 201011  
箱植の青田となりてそよぎけり 網野茂子 酸奬 201011  
バケツ田も青田となりてそよぎけり 石井邦子 酸奬 201011  
象潟の島の沈める青田かな 西山春文 201012  
みちのくの青田に降りし朝の鷺 兼子栄子 酸奬 201012  
筑波嶺や風駈け抜くる青田道 谷貝美世 末黒野 201104  
千枚を一枚にして青田波 林日圓 京鹿子 201104  
青田波ひたひた寄せる夕餉どき 松田洋子 201107  
青田抜け湖といふ静けさに 稲畑廣太郎 ホトトギス 201107  
日本海より青田波のぼり来る 千田敬 201107  
ぢいちゃんの水車コットン青田径 増田一代 201108  
余震なほ頬やはらかに青田風 小島昭夫 春燈 201108  
余震なほ日傘青田に囲まれて 鴨下昭 201108  
風評に黙して耐ふる青田風 鴨下昭 201108  
生生世世(しょうじょうせせ)青田の風に吹かれをり 本多俊子 201108  
現し世を映し青田の二三寸 松本三千夫 末黒野 201108  
青々と呼吸するなり青田風 早崎泰江 あを 201108  
この辺りの米食べてをり青田風 竹内悦子 201109  
赤城山の稜線はるか青田道 茂木なつ 春燈 201109  
夕暮の青田にしるき風の道 柴田佐知子 201109  
そよぐともちがふをののき青田波 中村恭子 201109  
水郷の舟乗るまでの青田かな 西村雪園 風土 201109  
先生の家庭訪問青田道 柳橋繁子 201109  
セシウムの律義地を這ふ青田風 鴨下昭 201109  
一村の一枚づつの青田風 水谷靖 雨月 201109  
吾が植ゑし青田風来る座敷かな 水谷靖 雨月 201109  
あをあをと青田のあをの波うてる 早崎泰江 あを 201109  
青田風「養護施設(しせつ)」の窓を開け放つ 小野寺節子 風土 201110  
生き生きと朝な夕なの青田風 小野寺節子 風土 201110  
無愛想に並ぶ電柱青田道 松本三千夫 末黒野 201110  
青田風鷺の冠羽の見え隠れ 辻井ミナミ 末黒野 201110  
しみじみと産土詣で青田の香 鈴木礼子 末黒野 201110  
青田風本堂全て開け放ち 中村弘 末黒野 201110  
朝風に駆け出す子らや青田道 鈴木芙蓉 末黒野 201110  
福祉バス青田の中を通りけり 高倉恵美子 201110  
まん中に墓こんもりと青田風 苑実耶 201110  
バーチャルの東海道中青田波 永塚尚代 ぐろっけ 201110  
白鷺の抜き足さし足青田風 三浦澄江 ぐろっけ 201110  
青田中住んでみたいは空農家 水野弘 ぐろっけ 201110  
青田風けふも御飯のうまかりし 本多遊方 春燈 201110  
青田波いつたい何処に非がありや 本多遊方 春燈 201110  
穂をあげて色揃ひたる青田かな 武政礼子 雨月 201110  
干拓の青田に鷺の立ちまじり 博多永楽 雨月 201110  
青田風瑞穂の国の香をのせて 和田一 雨月 201110  
島のごと青田に浮ぶ村一つ 和田一 雨月 201110  
石仏の半跏におはす青田径 武井美代子 万象 201110  
茅葺の戸毎の坂や青田風 吉田節子 ホトトギス 201111  
越後路の青田煌めく日照り雨 布川孝子 京鹿子 201111  
青田の匂ひがするだけで笑へた ことり 六花 201111  
青田風大佐渡小佐渡へ吹き渡る 柴田久子 風土 201111  
青田風湖国豊かな水引いて  山田佳乃 ホトトギス 201112  
青田から青田をつなぐ遠汽笛 篠原幸子 春燈 201112  
白鷺の首の高さに青田かな 秋千晴 201112  
わが頬を青田風打ちいま故郷 渡邉英子 馬醉木 201112  
人聲や青田の向かうの青田より 近藤紀子 201112  
姥捨の青田百枚風の中 大川暉美 末黒野 201204  
鷺一羽青田の景となりゆけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201205 青田→ 7

 

2014年6月28日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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