穴 惑 2     54句

草ゆらしゆける頭や穴惑ひ   山西雅子   夏越

 蛇出づ 青大将  蛇穴に入る  秋の蛇 穴惑い

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
穴まどひほどに迷うたことはなし 高橋将夫 201502  
穴まどひ整理中です未決箱 鈴鹿呂仁 京鹿子 201511  
穴まどひ増水の川流れゆく 大日向幸江 あを 201511  
処理場なき瓦礫の山の穴惑ひ 河口仁志 201512  
穴惑予約済みなる穴の前 池田崇 201512  
穴惑ひ齢いつしかこなれゆく 北川孝子 京鹿子 201512  
突かれて決心したる穴まどひ 石田きよし 201512  
落城に遺る石垣穴惑 堀井英子 雨月 201512  
蜷局解き長さを見せて穴惑 三輪温子 雨月 201512  
穴惑誰にも好かれず疎まれて 土井三乙 風土 201512  
おのづから穴は見つかる穴惑 高橋将夫 201601  
穴惑ひこの世の五欲持ち帰る 竹内悦子 201601  
神鏡のうしろに廻る穴惑ひ 柴田佐知子 201601  
神木を滑りおりたる穴惑 松田明子 201603  
僅差とはをかしき逃避穴まどひ 元橋孝之 京鹿子 201603  
冬眠の寝返りをうつ穴まどひ 中谷富子 201603  
穴まどひ伝説の池守り継ぐ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201607  
金色の尾をまなうらに穴惑ひ 犬塚李里子 201611  
石段を登りきつたる穴惑 能勢俊子 馬醉木 201612  
穴惑ひ夫にしつぽを見つけらる 工藤ミネ子 風土 201612  
六地蔵近く彷徨ふ穴惑 川上恵子 雨月 201701  
「崖崩れ注意」の札や穴惑 綱徳女 春燈 201701  
活断層の真っ只中へ穴惑ひ 松田明子 201701  
銀河系へ迷ひ込んだる穴惑ひ 雨村敏子 201702  
天空に隙間はあらず穴惑 太田良一 末黒野 201702  
珈琲はルンバで踊る穴惑い 赤石忍 船団 201702  
穴惑ひ何時まで抜けぬ小吏癖 中川句寿夫 ここのもん 201705  
穴惑ひ昨日にまさる日和かな 中川句寿夫 ここのもん 201705  
終章の紆余曲折や穴まどひ 鷺山珀眉 京鹿子 201711  
穴まどひ何処も彼処も青い空 大日向幸江 あを 201711  
石垣の石の凸凹穴まどひ 宮内とし子 201712  
阿字観の阿に魅入られし穴惑 柳川晋 201801  
石垣を少し濡らして穴惑ひ 高倉和子 201804  
城垣は野面積なり穴まどひ 佐津のぼる 六花 201812  
穴惑この世に置きし後髪 亀井福恵 京鹿子 201901  
ヒートテックは便利なものよ穴惑 中島陽華 201902  
穴まどひ言うてしまへば楽なのに 稲畑廣太郎 ホトトギス 201909  
すれ違ひできぬ道幅穴まどひ 大島英昭 やぶれ傘 201911  
上州の風まだ柔し穴まどひ 森村江風 201911  
穴惑ひ手の平見つむ生命線 西村白杼 京鹿子 201912  
何ごとも前夜は忙し穴惑ひ 石田康明 春燈 201912  
分別は人の世のこと穴まどひ 村田あを衣 京鹿子 201912  
毒舌といふは我が性穴まどひ 小田嶋野笛 末黒野 202001  
穴惑まどふは遊び足らざるや 吉澤濱子 202001  
穴惑まどふは遊び足らざるや 吉澤濱子 202001  
穴惑ひ周辺地図の現在地 三代川朋子 202001  
ここよりは神の領域穴まどひ 亀井福恵 京鹿子 202001  
人の世をも少し見やうか穴惑 中島昌子 202001  
穴惑ひ日向の温み引きずりて 寺田すず江 202001  
穴まどひ吾も巳年の卒寿かな 笹倉潤 ホトトギス 202002  
ゆるやかな川の流れや穴惑ひ 天野美登里 やぶれ傘 202002  
竹藪の竹みつしりと穴まどひ 大島英昭 やぶれ傘 202002  
氏神の移転の社穴惑 太田良一 末黒野 202004  
穴惑にも逃げ足のありにけり 稲畑汀子 ホトトギス 202009  
少しづつ動いてをりし穴惑 稲畑汀子 ホトトギス 202009 穴惑→ 1

 

2020年9月12日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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