春 光 3       100句

たかだかと春光とらふ竹とんぼ   うまいいつこ   歳時記(第三書館)

春光  春望  春色  春の色  春の光

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
春光や帽子を脱いで野道行く 筒井八重子 六花 200607  
春光の溢るる青佳句集かな 宮崎正 ホトトギス 200608  
春光の歩行器つかひ窓開ける 竹内千春 ぐろっけ 200608  
春光や翡翠飛翔の水前寺 竹内志げ子 酸漿 200608  
フラミンゴ春光散らす胴震ひ 尼嵜太一郎 ぐろっけ 200609  
春光や葉擦れ楽しむ尾根歩き 林紀夫 春燈 200703  
春光や水晶玉にとぢ込める 田尻勝子 六甲 200703  
砂浜に春光あふるるうねりかな 松原仲子 200704  
春光やしぶき散らして高速艇 大内佐奈枝 万象 200704  
春光の御潮井掬ふ貝柄杓 能村研三 200704  
春光に風もきらりと葉も光る 渡辺安酔 200704  
春光や目なし達磨の並ぶ店 和田政子 200704  
春光や樟葉の宮の森深し 谷村幸子 200705  
春光や器師傘寿の誕生日 鈴木石花 風土 200705  
隧道の奥の春光ほのかなり 隅田恵子 雨月 200705  
生かさるる身に春光の溢れたる 土屋啓 馬醉木 200706  
群れ泳ぐ鯉春光を掻き散らす 本藤みつ 200706  
春光の石灰撒きし土湿り 中野京子 200706  
春光やしかと大地に槐の幹 近藤きくえ 200706 祝句集
春光や言霊あふる槐の幹 谷村幸子 200706

祝句集

うさぎハット

春光のまばゆき嶺々や詩心湧く 塩野きみ 遠嶺 200706  
春光やほとけををがむこともなく 瀧春一 200706 奈良郊外
春光を波はとろりと解きけり 長山あや ホトトギス 200707  
春光に白光返すカレンダー 大橋晄 雨月 200707  
縮緬皺の春光返す鴛鴦の濠 池田倶子 雨月 200707  
富士覚めてゆく春光に染まりつ 今井千鶴子 ホトトギス 200708  
どしやぶりの遠嶺の春光動きけり 中野京子 翁草 200710  
春光の端より十年言祝げり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200801

祝「マウイホトトギス会」

十周年

春光の十三階も名残かな 稲畑汀子 ホトトギス 200802  
汲み上ぐるたび春光を含む水 ことり 六花 200803  
反らせたる胸に谷陰成す春光 ことり 六花 200803  
井戸蓋の朽ちへ春光差し込めり ことり 六花 200803  
春光や大川揺らす水上バス 遠藤実 あを 200803  
春光や名馬二世の誕生し 田下宮子 200804  
春光やきれいな英語通り過ぐ 成宮紀代子 200804  
春光を全身に浴び雀躍す 西本春水 あを 200804  
春光やガラスの内の刻止まる 森理和 あを 200804  
春光を浴びすぎ己見えにくし 青山正生 200805  
春光のスパークめきぬ羽田沖 七種年男 200805  
春光の座禅堂より女出づ 小澤克己 遠嶺 200805  
春光の潜んでをりしうぶ毛かな 柳川晋 200805  
春光の海ひき寄せて風車かな 近藤きくえ 200805  
春光に合せ鏡の椅子廻す 椋本一子 雨月 200805  
春光に声輝きて四十雀 鈴木幾子 酸漿 200805  
春光の起点の杭に鴨一つ 加瀬美代子 200805  
猫瓶の背に春光のやはらかき 宮崎左智子 200806  
春光やビルは仕上げのガラス拭き 伊藤洋子 200806  
春光や白装束の刀鍛冶 田下宮子 200806  
春光の渚ドライブ行き交わし 山田春好 200806  
師にまみゆごと春光の連袂碑 能村研三 200806 姨捨
春光を弾いて法の大甍 布川直幸 200806  
春光を弾く玉眼菩薩像 中村悦子 200806  
春光へみほとけの冷え纏ひ出づ 大竹淑子 風土 200806  
春光や土の機嫌を手のひらに 林いづみ 風土 200806  
春光をくるりと掴む鉋くづ 加藤富美子 200806  
春光のはらはらと旅始まれり 北川とも子 ぐろっけ 200806  
糸杉に春光まとひつきにけり 北川とも子 ぐろっけ 200806  
蔀戸より化粧屋根裏春光みつ 松崎鉄之介 200806  
師の碑建つ能登春光のみなぎりて 柴崎英子 絹の波 200806

能村登四郎先生

羽咋句碑建立

柔らかな春光浴びし乙女像 田中浅子 200807  
春光の一塊塔頂クルスかな 石田阿畏子 馬醉木 200807  
春光の胸突き坂の丸太椅子 成田美代 200807  
春光を裏返しゆく耕運機 前田忍 火星 200807  
春光のするりと通る針の孔 清水明子 遠嶺 200807  
春光の一点として吾もゐる野 岩岡中正 ホトトギス 200808  
春光をのせて蛇行の千曲川 片山博介 春燈 200812  
春光のととのふ水に舟置けば 片山由美子 200904  
飴色の櫛に春光溢れしむ ことり 六花 200904  
鶏の春光にぎょくめきにけり ことり 六花 200904  
春光の白波岸に遊びをり 岡野ひろ子 200905  
春光や三角形の揚げ豆腐 森ゆみ子 炎環 200905  
金箔の春光をのむ大海原 須田千鶴子 炎環 200905  
春光の岩とよもして五百重波 村上沙央 200905  
せせらぎの春光はじく禽のこゑ 石本秋翠 馬酔木 200905  
春光の動き出したる蔵の町 松吉惠子 遠嶺 200905  
旋回の鳶春光の磯めぐる 大西八洲雄 万象 200905  
春光や潦にも支流あり 天野みゆき 風土 200905  
春光や身ぬち射しこむ日矢熱し 徳永辰雄 春燈 200905  
欠席者の椅子春光に輝けり 藏本博美 ぐろっけ 200905  
春光や木々の名札のそれぞれに 平岡かづを やぶれ傘 200905  
工夫宙に浮き春光を一人占め 中村嵐楓子 春燈 200905  
春光の島へ一筋海中路 前川ユキ子 200906  
春光の砂丘はろばろ海の碧 鈴木照子 200906  
春光やブロンズ猫のしなやかに 林八重子 馬醉木 200906  
なだらかな坂春光の京格子 大谷茂 遠嶺 200906  
春光の漣そつと胸に寄す 吉野のぶ子 遠嶺 200906  
春光の満ち満ちてきし狭庭かな 松吉惠子 遠嶺 200906  
春光や平城京の中にゐて 片岡啓子 遠嶺 200906  
春光をくるくるぽんと象の鼻 七種年男 200906  
春光や菰外されし松の幹 山路紀子 風土 200906  
春光を解きては塗りて塗装工 加藤克 200906  
春光に白衣眩しき巫女の舞 大橋晄 雨月 200906  
毛繕ふ猫春光を舐めあげて 橋本くに彦 ホトトギス 200907  
春光の海象嵌のやうな鳥 大谷茂 遠嶺 200907  
春光を背に漕ぎ出でし一人かな 高村洋子 遠嶺 200907  
春光や人の動きにたつ埃 KOKIA 六花 200907  
春光を土に鋤き込む農夫かな 三代川玲子 春燈 201004  
一湾の春光廻す風車かな 岡野里子 末黒野 201004  
押入や春光こんな処まで 定梶じょう あを 201004  
春光や隣家の少女に五年振り 東亜未 あを 201004 春光→ 4

 

2020年3月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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