春の光     90句

春光  春望  春色  春の色  春の光

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
楉照る春の光のまさりつつ 大橋敦子 雨月 199903  
立春の光あつめて砂遊び 宍戸富美子 馬醉木 199906  
早春の光にさとき窓一つ 稲岡達子 円虹 199907  
立春の光を回す水車かな 吉村玲子 船団 199907  
初春の光をのせて浪がしら 太田寛郎 200004  
海原に春の光のおしげなし 小滝奈津江 酸漿 200005  
さざ波は春の光よ百合鴎 中島徳子 酸漿 200005  
早春の光は海よ馬屋出し 前田寿子 海程 200006  
立春の光しづめて雲低し 稲畑汀子 ホトトギス 200202  
立春の光を放つ鍵の穴 藤田かもめ 200205  
立春の光こぼれて鯉動く 西村咲子 六花 200205  
海底牧場に春の光の届きたる 瀬川公馨 200205  
立春の光の中を闊歩せり 与川やよい 遠嶺 200205  
五木川春の光を手で掬ふ 笠間圭子 京鹿子 200206  
待春の光の中に帰国かな 稲畑汀子 ホトトギス 200302
立春の光生み出す波頭 佐藤多恵子 銀化 200304  
早春の光を集め陶土練る 樋口多嬉子 雲の峰 200304  
水櫛に春の光のからまりぬ 村上瑪論 銀化 200305  
セロファンに春の光の音のする 田中倫代 ぐろっけ 200305  
早春の光をまとふ那智の滝 谷合青洋 酸漿 200307  
早春の光を撥ねて群鴎 白鳥彰子 200405  
應天門くぐりて春の光となる 豊田都峰 京鹿子 200405  
カフェテラスいつもの席に春の光 芝宮須磨子 あを 200405  
早春の光にはやる犬曳いて 千原叡子 ホトトギス 200406  
研ぎ上げて春の光をなぞりけり 飛山ますみ 遠嶺 200506  
湘南の渚に春の光満つ 網野茂子 酸漿 200506  
点滴の胸もと春の光さす 浜野愛子 築港 200506  
立春の光となりし湖の真帆 宮澤さくら 今生 200510  
早春の光を入れて瓶洗ふ 小林朱夏 200604  
立春の光りを放つ川瀬かな 鈴木幾子 酸漿 200604  
支へ木も春の光の中にあり 山田六甲 六花 200604  
立春の光の束を流す川 芝生南天 河鹿 200605  
早春の光をまとふグラヴアー邸 高畠英 河鹿 200605  
早春の光は粗し影もまた 長山あや ホトトギス 200606  
虚子百句春の光へ放たれし 長山あや ホトトギス 200608  
待春の光が包む孕み牛 物江康平 春燈 200704  
立春の光ついばむ鶫をり 竹内志げ子 酸漿 200704  
立春の光こころも身もはづみ 青垣和子 雨月 200704  
目を閉ぢて春の光を受け止むる 坂本知子 酸漿 200705  
産湯して春の光も包み込む 小林朱夏 200705  
投網打つ瞬時に春の光打つ 近藤きくえ 200707  
早春の光の中に癒やさるる 稲畑汀子 ホトトギス 200802  
坂道を来て新春の光る海 中里信司 酸漿 200804  
ラケットで春の光を打ち返す 杉本綾 200806  
去りゆける春の光の霞浦の面 松嶋一洋 200807  
全身の春の光や孔雀舞ふ 木村真魚奈 京鹿子 200808  
立春の光も詰めしリュックかな 松本和子 酸漿 200904  
静かなり春の光の中にゐて ことり 六花 200904  
同窓会春の光に椅子光る 藏本博美 ぐろっけ 200907  
初春の光銜へて雀くる 加藤克 201003  
早春の光に五感よみがへる 鎌倉喜久恵 あを柳 201004  
縄とびの春の光を廻しをり 丸山美奈子 馬醉木 201005  
待春の光の跳ねる湖畔かな 吉沢陽子 201104  
生徒(こ)らの居ぬ教室春の光満つ 空音 六花 201104  
早春の光の中を異国船 堀井英子 雨月 201105  
晩春の光の中へ走者消ゆ 永峰久比古 馬醉木 201107  
春の光(かげ)と遊びてゐたる羅漢かな 瀬川公馨 201108  
星美し賀春の光惜みなく 藤浦昭代 ホトトギス 201201  
みがき上ぐ玻璃早春の光満つ 大川暉美 末黒野合同句集 201203  
青鷺の背に立春の光かな 杉本薬王子 風土 201204  
早春の光り充ちたる無人駅 黒澤登美枝 201204  
生かされて春の光の中にをり 高倉恵美子 201206  
風すこし春の光を研ぎにけり 辻直美 201206  
竹林の奥処に春の光あり 石脇みはる 201206  
白味噌に春の光を和へにけり 高橋将夫 201207  
波裏に宿りし春の光かな 前田恵美子 青鷹 201210  
新春の光溢るる大座敷 高橋照子 雨月 201304  
切幣の春の光や地鎮祭 今泉あさ子 末黒野 201304  
魚梛の鱗うろこに春の光ゲ 前田美恵子 201306  
嬰児の春の光を握りしめ 塩見英子 雨月 201306  
尖塔に春の光がモダン寺 四葉允子 ぐろっけ 201307  
一人居の春の光のまだ弱し 向江醇子 ぐろっけ 201307  
浅春の光差し込む産屋かな 田中佐知子 風土 201405  
海よりも春の光や野に満つる 松本三千夫 末黒野 201405  
十一面に春の光陰観世音 安部和子 雨月 201405  
児の髪に春の光を編み込みぬ 粟倉昌子 201405  
早春の光遍く柞山 新堀満寿美 末黒野 201406  
釣人も川面も春の光かな 松山三千江 春燈 201505  
湧水の春の光を掬ひけり 竹内タカミ 201505  
早春の光練り込み轆轤挽く 稲岡みち子 雨月 201505  
早春の光となりて銀の針 本多俊子 201606  
早春の光を紡ぎ波がしら 安斎久英 末黒野 201606  
早春の光集めて大会に 稲畑汀子 ホトトギス 201701  
立春の光集めしソーラーパネル 岩下芳子 201704  
春の音春の光を生む汀 古賀しぐれ ホトトギス 201706  
早春の光回して万華鏡 和田華凛 ホトトギス 201707  
立春の光眩しき狭庭かな 大橋晄 雨月 201806  
早春の光きらめく琵琶の湖 村上悦子 雨月 201806  
にほどりの春の光を抜けられず 南うみを 風土 201807  
サラダボール春の光をまぜにけり 山田正子 201808  

 

2019年2月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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