蝉の穴 2    36句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
一生に一度は覗く蝉の穴 荒木甫 201411  
蝉の穴復路といふはなかりけり 石田きよし 201411  
蝉の穴あの世へ急ぐものばかり 竪山道助 風土 201411  
戦とは声なく暗い蝉の穴 手島南天 万象 201412  
蝉の穴日向が蓋をしてをりぬ 湯川雅 ホトトギス 201412  
短命は浄し無数の蝉の穴 小山和男 京鹿子 201501  
冬枯の瓢々とあり蝉の穴 中島讃良 ろんど 201503  
蝉の穴過去を蓋なきものとして 甲州千草 201509  
蝉の穴あまたふるさと甥の逝く 宮川みね子 風土 201510  
逡巡のあと無き蝉の穴ありし 細川洋子 201510  
蝉の穴再びといふ道は無く 伊藤希眸 京鹿子 201511  
快眠の蝉の穴より出でにけり 荒木甫 201511  
肩書なき暮し十年蝉の穴 石黒興平 末黒野 201512  
テロリスト北風吹く蝉の穴あまた 佐藤喜孝 あを 201602  
蝉の穴音符並びに植物園 山口誠 馬醉木 201610  
蝉の穴のぞけば里の恋しくて 戸田澄子 末黒野 201610  
錠剤のころがりゆくや蝉の穴 高木晶子 京鹿子 201610  
蝉の穴まばゆき朝の来てゐたり 栗山よし子 馬酔木 201611  
鉛筆のすぐ突き当たる蝉の穴 原友子 201611  
暮年なり二度と使はぬ蝉の穴 佐藤喜孝 あを 201611  
垣間見る地球の闇や蝉の穴 石黒興平 末黒野 201611  
蝉の穴意外に固き地に多し 久保東海司 201612  
蝉の穴隠れ家としてふさはしき 沼田巴字 京鹿子 201707  
もう誰も帰ってこない蝉の穴 火箱ひろ 201709  
蝉の穴余震つづきを知つてをり 能村研三 201710  
かの世よりこの世短かし蝉の穴 荒木甫 201710  
六道の何処に通ず蝉の穴 本多遊方 春燈 201710  
いかやうにもお使い下さい蝉の穴 相良牧人 201711  
「吸いがらの捨て場にあらず」蝉の穴 下山田美江 風土 201711  
地の神の呼吸孔めく蝉の穴 石黒興平 末黒野 201712  
百一年子規の留守なり蝉の穴 神蔵器 風土 201712 『波の花』
幼子の覗き込みゐる蝉の穴 秋山信行 やぶれ傘 201710  
蝉の穴日増しに増える木のまはり 松村光典 やぶれ傘 201710  
覗くほど暗くなりたる蝉の穴 岸洋子 201802  
空つかむ爪の強か蝉の穴 鈴鹿呂仁 京鹿子 201809  
蝉の穴探りて闇の深からず 平田きみこ 風土 201810  
地の底のマグマ抜きをり蝉の穴 平田初音 京鹿子 201901 蝉の穴 →1

 

2019年7月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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