歳 旦    18句

歳旦の海凪ぐと見て戻りけり   福永耕二

大旦 元朝 元日 歳旦 鶏旦  元旦

作品
作者
掲載誌
掲載年月
師の句碑に歳旦の日矢及びけり 鈴木夢亭 春耕 200203
歳旦の嶺へ馬鐙を揃へけり 小澤克己 遠嶺 200204
歳旦の飛翼の削る茜空 伊藤希眸 京鹿子 200204
歳旦の日の光芒の眩しかり 朝倉富次 酸漿 200403
歳旦や傘寿の年の計を立つ 朝倉富次 酸漿 200403
歳旦の池を訪ひをり四十雀 朝倉富次 酸漿 200703
歳旦や未知なる日々を前向きに 木村幸 200904
席題は富士が無難や歳旦吟 田中貞雄 ろんど 201201
歳旦のお祓ひを待つ列うねる 松井洋子 ぐろっけ 201204
歳旦祭榊抱へて禰宜来る 小松敏郎 万象選集 201205
望と描く歳旦の空瑠璃の空 浅川章子 万象選集 201205
歳旦吟自己類想句ばかりなり 田中貞雄 ろんど 201301
歳旦の太鼓の一打吾をも打つ 加藤みき 201303
天翔くる鳶歳旦の空広ぐ 安斎久英 末黒野 201404
直会の神酒の旨しや歳旦祭 木戸宏子 201503
歳旦や白らむ東天仰ぎけり 植村蘇星 京鹿子 201903
歳旦や地球は一つ舵を切る 西村白杼 京鹿子 201904
歳旦の火のいろ深し雅言 杉原ツタ子 202004

 

2021年1月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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