落 葉 7     101句

落葉する古墳に管をさして視る    長谷部朝子

朴落葉 柿落葉 桜落葉 銀杏落葉 松落葉

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
雨音を聞きつつ歩む落葉道 大里快子 酸漿 200402  
風吹いて落葉混み合ふ曲り角 前迫寛子 河鹿 200403  
磴の上に風と触れ合ふ落葉籠 穴澤光江 遠嶺 200403  
水神の河童につもる落葉かな 金國久子 遠嶺 200403  
夕日さす大樹の落葉しぐれかな 水野あき子 遠嶺 200403  
木琴の音公園の落葉径 曷川克 遠嶺 200403  
夕暮の雨を奏づる落葉かな 桜井葉子 遠嶺 200403  
小さき声あげて落葉となりにけり 清水晃子 遠嶺 200403  
温かき落葉の中の木の実かな 沖増修治 百鳥 200403  
雨の谿落葉の匂ひ身にまとひ 田中藤穂 あを 200403  
風の贈物高階のこの落葉 杉山瑞恵 雨月 200403  
落葉とめどなくて平家の隠れ里 堀田清江 雨月 200403  
落葉道手押車に五人の児 堀田恵美子 雨月 200403  
わが影を濃くおく落葉踏みにけり 渡部義次 雲の峰 200403  
水音になるまで落葉見届ける 松本鷹根 京鹿子 200403  
鳩の踏む落葉の音の座禅堂 矢野節子 草の花 200403  
我が道に降り敷く欅落葉かな 高橋清 草の花 200403  
波郷忌の大路の落葉し尽くしぬ 上林孝子 200403  
落葉径家無き翁と言交わす 花房敏 ぐろっけ 200403  
落葉道風が掃除をして行けり 岡田章子 ぐろっけ 200403  
無人駅落葉を風が連れて行く 先山実子 ぐろっけ 200403  
落葉積む林明るし沼ひかり 沢聰 馬醉木 200404  
落葉踏む無心といふはむつかしく 佐藤博美 200404  
放課後やテニスコートの落葉掃き 栗原紘子 200404  
口中に落葉を溜めて河馬の像 桑島啓司 200404  
本復のまづ庭落葉踏み給へ 山田弘子 ホトトギス 200404  
白雲を仰ぐ夫婦や落葉籠 稲辺美津 遠嶺 200404  
仙人のふりして落葉明りかな 関口幹雄 遠嶺 200404  
日溜りにアルトサックス落葉降る 関口幹雄 遠嶺 200404  
日暮里の坂の真下や落葉飛ぶ 村田文一 遠嶺 200404  
落葉舞ふ旅笠屋根の俳聖殿 森内利之 遠嶺 200404  
落葉朽つ捨自転車の前籠に 花房敏 ぐろっけ 200404  
マスゲーム落葉の輪舞まぎれこむ 橘沙希 月の雫 200404  
きりもなき落葉追憶掃きためる 橘沙希 月の雫 200404  
逢ふ魔が刻歩幅ちぢめて落葉踏む 橘沙希 月の雫 200404  
調教師馬に見られて落葉掃く 大串章 百鳥 200404  
啄木鳥や落葉を急ぐ牧の木々 水原秋桜子 河鹿 200406  
楠落葉一にち音を立てにけり 高倉恵美子 200407  
リハビリの妻と並びて落葉道 栢森定男 風よ 200407  
リハビリの妻と並びて落葉道 栢森定男 風よ 200407  
寝羅漢の樫の落葉に埋もるる 石田野武男 万象 200408  
楠落葉はらひ屯食(とんじき)ひろげけり 山上カヨ子 200408  
落葉吹きあぐる地下鉄排気孔 橘澄男 山景 200408  
掃き寄せし落葉の匂ふ孔了廟 増田幸子 万象 200409  
落葉踏む音を殺して瀬音聞く 稲畑廣太郎 ホトトギス 200410  
ねんごろに落葉を除く茗荷竹 阿部ひろし 酸漿 200410  
大方は隣の落葉掃いてをり 稲畑汀子 ホトトギス 200411  
落葉踏む音の誘つてをりし庭 稲畑汀子 ホトトギス 200411  
又落葉しぐれに行手阻まるる 稲畑汀子 ホトトギス 200411  
落葉掃き寄せて夕影置きそめし 稲畑汀子 ホトトギス 200411  
堆き欅落葉の色を敷く 稲畑汀子 ホトトギス 200411  
麦芝の青く落葉は落葉色 小林和子 対岸 200411  
少年と少女ひそかに踏む落葉 金子和子 帆船 200411  
散らばれるままに桜の初落葉 辻恵美子 栴檀 200411  
口紅を妹に買う落葉季 中村房江 六花 200411  
あとしばし落葉楽しみおくことに 稲畑汀子 ホトトギス 200412  
落葉掃く近所の人へ目礼し 伊藤白潮 200412  
一輪車巧に乗る児落葉径 安陪青人 雨月 200412  
朝日さす学校坂の落葉かな 阿部ひろし 酸漿 200412  
落葉焚く人ゐて木立隠れかな 宮津昭彦 200412  
落葉掃く青いテントに住ふ人 木村茂登子 あを 200412  
落葉掃く巫女は神殿掃くごとし 品川鈴子 ぐろっけ 200412  
ヴァンゴッホの耳のやうなる落葉かな 富沢敏子 200501  
カサてふ落葉コソてふ落葉色たがへ 林翔 200501  
路ふたつ落葉の径を選ばむか 林翔 200501  
野外音楽堂落葉の中の音合せ 大沢美智子 200501  
落葉降る中や去来の墓尖る 小澤克己 遠嶺 200501  
日に三度落葉掃くなり茶碗酒 土肥屯蕪里 雲の峰 200501  
被災地の少年落葉踏みしめる 早崎泰江 あを 200501  
日蝕を観し眼の疲れ舞ふ落葉 木船史舟 200501  
落葉散る吹かるるままに青邨居 水原春郎 馬醉木 200501  
無住寺に人つ子一人落葉焚 水原春郎 馬醉木 200501  
山寺に一夜の落葉秤り得ず 品川鈴子 六香 200501  
孫弟子の手に手に拾ふ墓落葉 品川鈴子 六香 200501  
落葉時逃れし紫煙とどこほり 宮津昭彦 200501  
盲導路落葉が音を引きずれり 村越化石 200501  
贈物一つありけり落葉尽 村越化石 200501  
落葉踏む愉しさ舗道もて終る 恩田甲 200501  
いま居し栗鼠落葉隠れとなりにけり 笹原紀世子 200501  
落葉して桜大樹にあるねぢれ 古宇田敬子 対岸 200501  
落葉道人のうしろのよかりけり 山尾玉藻 火星 200501  
落葉踏み落葉を拾ひ葬戻り 足立典子 雨月 200501  
落葉して星への距離を知りにけり 豊田都峰 京鹿子 200501  
よく見れば校長先生落葉掃く 塩川雄三 築港 200501  
落葉焚吾が雑念も燃やしゐる 塩川雄三 築港 200501  
ガス燈の濃くなる落葉し尽して 西郷利子 200501  
落葉焚く境内よぎり角隠し 淵脇護 河鹿 200502  
風湧いて落葉の走る切り通し 前迫寛子 河鹿 200502  
踏むなかれ落葉の下の野石墓 川勝春 馬醉木 200502  
落葉踏むうさぎのやうに耳立てて 北野みや子 200502  
移り来し落葉は移り往かぬもの 赤座典子 あを 200502  
参道は落葉を敷いて地を見せず 市橋幸代 築港 200502  
露天湯の落葉を網ですくひをり 渋谷まさ江 築港 200502  
落葉踏む一人の音と影を連れ 横井澄子 築港 200502  
飛び石のいづれの石も落葉載せ 西野良治 築港 200502  
落葉せしあと電飾が待つ並木 宮津昭彦 200502  
落葉敷く波の模様の石畳 八巻匡子 対岸 200502  
掃き寄せてジグソーパズルめく落葉 古宇田敬子 対岸 200502  
落葉焚きけむたき日課始まれり 宇都宮滴水 京鹿子 200502  
落葉焚く円銭厘に新条例 林日圓 京鹿子 200502  
月明の落葉を浴びに出たりけり 長沼三津夫 200502 落葉 8

 

2015年11月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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