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銀杏落葉     63句

経誦して銀杏落葉を浴びにけり   伊万里梅城

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
今年ほど銀杏落葉に御堂筋 稲畑汀子 ホトトギス 199912  
落葉厚し飛騨の総社の大銀杏 田中藤穂 「水瓶座」 200002  
木の銀杏落葉は積むままに 長谷川登美 ぐろっけ 200002  
敷積みし銀杏落葉に夕日照る 長谷川登美 ぐろっけ 200002  
烏二羽銀杏落葉に夕日浴ぶ 長谷川登美 ぐろっけ 200002  
街なかに銀杏落葉の並木道 長谷川登美 ぐろっけ 200002  
このままぢや銀杏落葉に埋もれる 貝森光大 六花 200003  
落葉古り朴も銀杏も埒もなき 岡本眸 200003  
医師替ふる気はなし銀杏落葉道 水岡芳子 馬醉木 200101  
銀杏落葉厚底靴の脚しなふ 神蔵器 風土 200101  
銀杏落葉粉になるまで踏まれけり 宮津昭彦 200102  
四方の枝銀杏落葉に影きざむ 内藤紀子 遠嶺 200103  
雨に濡れ銀杏落葉にある大地 稲畑汀子 ホトトギス 200111  
しみじみと踏み来し銀杏落葉かな 稲畑汀子 ホトトギス 200111  
とどまらぬ大樹の銀杏落葉かな 稲畑汀子 ホトトギス 200111  
掬ひては銀杏落葉をまた散らす 藤本艶野 雲の峰 200202  
嵩ばれる銀杏落葉を蹴り上ぐる 二村蘭秋 雨月 200202  
母に子に銀杏落葉の明るさよ 関薫子 百鳥 200202  
降りしきる銀杏落葉の中に夫 川端和子 遠嶺 200203  
銀杏落葉一筋掃きて径とせる 加藤暢一 200203  
銀杏落葉浴びる野点の朱き傘 藤田寿子 ぐろっけ 200204  
まつすぐに立つ木は銀杏落葉中 今瀬剛一 対岸 200212  
並木道銀杏落葉を敷きつめて 青木光子 築港 200302  
銀杏落葉蹴散らして行く中学生 青木光子 築港 200302  
信心の銀杏落葉を朝な掃く 鵜飼紫生 雨月 200303  
ふるさとのいてふ落葉を掃きにけり 武田眞砂 百鳥 200303  
一本の銀杏落葉の無尽かな 柿沼盟子 風土 200303  
文字を追ふ眼を上げ銀杏落葉かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200311  
雨上がり銀杏落葉へ陽の射せり 畠田律子 対岸 200402  
山門に銀杏落葉のはみ出せる 菅晴太 築港 200402  
菩提寺の銀杏落葉に滑りたり 菅晴太 築港 200402  
銀杏落葉ゴッホが脚をひきずり来 渡邉友七 あを 200402  
カフェテラス銀杏落葉の吹き溜り 稲岡長 ホトトギス 200405  
青石に銀杏落葉の輪舞かな 加藤みき 200501  
日の射して銀杏落葉の厚み踏む 恒川絢子 対岸 200501  
敷きつめて銀杏落葉の一つ色 山守拓治 対岸 200502  
朝月や雨たつぷりの銀杏落葉 高梨美佐子 遠嶺 200503  
歩む鳩落葉一途に陽の公孫樹 松本鷹根 京鹿子 200503  
雨足のあかるく銀杏落葉かな 十文字慶子 200504  
クリムトの金箔いてふ落葉かな 近藤喜子 200508  
しきりなる銀杏落葉に包まるる 稲畑汀子 ホトトギス 200512  
絶え間なく降り来る銀杏落葉かな 稲畑汀子 ホトトギス 200512  
銀杏落葉宇喜多黒田の墓並ぶ 松崎鉄之介 200512

同族のようである一方は関ヶ原合戦で岡山五十七万石を失い、

一方は筑前五十二万石を得た

金箔の銀杏落葉を水の上 鷹羽狩行 200601 松山
川面照り銀杏落葉の渦を巻く 近藤きくえ 200602  
一夜なる銀杏落葉の厚み掻く 押尾弘子 対岸 200602  
お局塚銀杏落葉を裾に曳く 伊藤京子 200602  
銀杏落葉車道歩道もかかはりなし 望月洋子 200602  
降り積みて男いてふの落葉かな 小林輝子 風土 200602  
銀杏落葉快哉の子にうづたかし 磯崎清 200603  
何も無き畑に銀杏落葉かな 南浦輝子 火星 200603  
銀杏落葉踏みしむ音の中にをり 片山タケ子 200702  
銀杏落葉琳派の箔と申すべく 秋葉雅治 200702  
溝までも埋めて銀杏落葉かな 今里満子 火星 200702  
雛寄りし実の紛れをり銀杏落葉 大橋雅子 万象 200703  
銀杏落葉神々の息きらめきて 本多俊子 200703  
外苑の銀杏落葉や人淡し 石田邦子 遠嶺 200703  
真砂女掃きし銀杏落葉の稲荷かな 鈴木撫足 春燈 200802  
作務僧の総出の銀杏落葉掻き 竹内水穂 火星 200802  
銀杏落葉空新しくなりにけり 上林孝子 200802  
銀杏落葉神域の朱の錆びざかり 高橋道子 200803  
日の色をちりばめ銀杏落葉降る 鈴木とし子 遠嶺 200803  
境内の銀杏落葉が座布となり 大空純子 ぐろっけ 200803  

 

2008年12月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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