夏 氷         13句

夏氷鋸荒くひきにけり    川端茅舍

氷水  かき氷  夏氷 氷旗  氷店・削氷

作品
作者
掲載誌
掲載年月
鋸の音のゆききや夏氷
金丸ふみ香
風土
200009
一撃の罅が罅よぶ夏氷
能村登四郎
200108
梅の木の下に坐るや夏氷
山西雅子
200110
夏氷崩せり匙のなすままに
塩川雄三
築港
200209
子の列に並びてをりぬ夏氷
岡部名保子
馬醉木
200308
噛み合はぬ思ひかきまぜ夏氷
間宮あや子
馬醉木
200310
よその子になつかれてをり夏氷
岡部名保子
馬醉木
200409
削岩の音たてくづす夏氷
鷹羽狩行
200807
笛の音のまだぎこちなき夏氷
遠藤実
あを
200808
透き通る玉壺の中の夏氷
小澤克己
遠嶺
200810
夏氷頭に甲子園応援団
長崎桂子
あを
201010
身の芯を滑りゆきたり夏氷 中根美保 風土 201610
夏氷炭やのおやぢ手をぬらし 笹倉潤 ホトトギス 201912

 

2023年7月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。