夏帽子 3     100句

友の夏帽が新らしい海に行かうか    尾崎放哉

夏帽子 冬帽子  パナマ帽  麦稈帽

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
庚申堂踵をかえす夏帽子 明石文子 ぐろっけ 200309  
公園の遊具に群れる夏帽子 岡田章子 ぐろっけ 200309  
脱ぎ捨ての吾子の夏帽裏返る 高橋千枝 200310  
野に置きて父の匂ひの夏帽子 堀本祐子 遠嶺 200310  
灯台へ来て飛びたがる夏帽子 千坂美津恵 200310  
からくりの閻魔を仰ぐ夏帽子 川瀬さとゑ 雲の峰 200310  
夏帽子礼文の風となりにけり 岩波ふみ子 雲の峰 200310  
身じろぎもせず堤防の夏帽子 鳴海清美 六花 200310  
出航や手で押さへたる夏帽子 三井孝子 六花 200310  
夏帽子グループごとに分かれけり 中田尚子 百鳥 200310  
夏帽を畳にじかに置き坐る 高橋信佑 あを 200310  
夏帽子境界線を確認す 泉京子 帆船 200310  
夏帽子あみだに被り駈けて来し 奥村光子 築港 200311  
渓流に女釣人夏帽子 白崎リユ子 築港 200311  
久に逢ひし夏帽の友貴婦人めく 岩崎靖子 200311  
夏帽子石を探してゐるらしき 渡辺昌子 百鳥 200311  
寄り添ひてつば触れ合へり夏帽子 谷上佳那 百鳥 200311  
夏帽に印象顔に覚えなし 今井千鶴子 ホトトギス 200311  
若き日の母の記憶の夏帽子 大久保白村 ホトトギス 200311  
園児らの顎紐白き夏帽子 青山悠 200311  
帽子嫌い紫外線よけ夏帽子 藤原りくを 八千草 200311  
柏手を打ちて置き去り夏帽子 八田節子 ぐろっけ 200311  
夏帽子古り一介の一教諭 佐藤淑子 雨月 200312  
袋持ち犬の散歩に夏帽子 山口和子 ぐろっけ 200312  
夏帽子木曽駒の尾に祓われし 芦川まり 八千草 200401  
気に入りし穂高のバッチ夏帽子 山田翠 八千草 200401  
ボランティア始めるための夏帽子 能村研三 滑翔 200402  
夏帽子斜めに被る友が粋 伊藤千恵子 帆船 200403  
夫逝けりこの夏帽の旅のあと 望月晴美 要滝 200403  
逝きてより壁にそのまま夏帽子 今井みつ子 帆船 200405  
夏帽子脱いで忘れて旅半ば 稲畑汀子 ホトトギス 200406  
髪かくすためにもかぶる夏帽子 稲畑汀子 ホトトギス 200406  
夏帽を取り喜びの壇上へ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200406  
夏帽を振りて出港せし昔 稲畑廣太郎 ホトトギス 200406  
永遠の水兵父の夏帽子 江原輝陽子 帆船 200406  
夏帽も狙うてみたり竹鉄砲 朝妻力 雲の峰 200406  
夏帽を押さへて崎の風に立つ 金山千鳥 酸漿 200407  
一病を忘れおしやれの夏帽子 村尾キヌ 帆船 200407  
十分とかからぬフェリー夏帽子 中野薫 雲の峰 200407  
谷川に足を突込む夏帽子 あさなが捷 200408  
駆け行きて駆け戻りけり夏帽子 大串章 百鳥 200408  
天地無用夏帽の飛びにけり 栗栖恵通子 200408  
宝殿の駅に降り立つ夏帽子 城尾たか子 火星 200408  
夏帽子忘れて買ひに走りけり 永田勇 六花 200408  
突堤の竿の動かず夏帽子 橋口礼子 河鹿 200408  
夏帽子並びあるきし夫はるか 望月晴美 200408  
海を見るための夏帽新しく 内山花葉 200408  
地下道の暗き入口夏帽子 斉藤利枝子 対岸 200408  
もう旅へ行かれぬ母の夏帽子 長野純顕 対岸 200408  
門扉開き吸いこまれゆく夏帽子 竹中一花 200409  
亀石にまたがり白き夏帽子 大東由美子 火星 200409  
武相荘より白日傘夏帽子 中村洋子 風土 200409  
白砂に置く夏帽子影法師 大串章 百鳥 200409  
職退きて鏡に映す夏帽子 中村重雄 百鳥 200409  
飛ばされて縁無くなりし夏帽子 鈴木えり子 百鳥 200409  
夏帽子深く天竜下りけり 竹内美登里 京鹿子 200409  
妙義また一嶺と指す夏帽子 豊田都峰 京鹿子 200409  
夏帽子腰に挟みし囲碁座敷 加藤抱石 帆船 200409  
夏帽子背に負ひしまま子が走る 森永美保 築港 200409  
あなたがゐるだけで元気よ夏帽子 蔵澄絹枝 築港 200409  
探鳥に夏帽子の身のけぞらす 宮川典夫 200409  
庭掃くや母ふんはりと夏帽子 青木政江 酸漿 200409  
ささやかな女の旅の夏帽子 中島伊智子 酸漿 200409  
泥まみれ田隅植ゑゆく夏帽子 有島夛美 河鹿 200409  
いつの世も踏切に居る夏帽子 赤座典子 あを 200409  
夏帽の屯へ点呼声を張る 泉田秋硯 200410  
遅れ来し人の鍔広夏帽子 山下佳子 200410  
夏帽子脱ぎて穂高を仰ぎけり 小林成子 200410  
風はすぐ返してくれず夏帽子 塚本五十鈴 200410  
潮騒やチャペルへ急ぐ夏帽子 黒田美恵子 春燈 200410  
月山へまつすぐに行く夏帽子 谷口佳世子 200410  
校長の画家となり切る夏帽子 山本浪子 風土 200410  
ハリモミの林に入りぬ夏帽子 林裕子 風土 200410  
大聖堂おのづから脱ぐ夏帽子 岡田房子 酸漿 200410  
夏帽が好き家よりも外が好き 鈴木美江 雲の峰 200410  
夏帽子赤きが似合ふ傘寿かな 能沢和子 築港 200410  
玉音を聴きし夏帽まだありぬ 原和善 築港 200410  
インテリアめく玄関の夏帽子 横山庄一 百鳥 200410  
夏帽子とり産土の鐘撞けり 杉江美枝 百鳥 200410  
落し穴作つてをりぬ夏帽子 杉江美枝 百鳥 200410  
みな太き地下の列柱夏帽子 櫻井幹郎 百鳥 200410  
夏帽子句帳一冊使ひきる 赤羽正行 遠嶺 200411  
背伸びして魚の群れ見る夏帽子 浜中雅子 遠嶺 200411  
思ひ出は十人十色夏帽子 永田歌子 遠嶺 200411  
夏帽子鉄路の果てに消えにけり 山本明彦 遠嶺 200411  
さりげなく齢を隠す夏帽子 並木重助 酸漿 200411  
説教を終へし牧師の夏帽子 石川英利 百鳥 200411  
姿勢よき友夏帽子耳飾 松林順子 雨月 200411  
投げられし綱に当たるや夏帽子 中根美保 風土 200411  
夏帽子回転ドアを拔けてくる 内藤ゑつ ゑつ 200411  
見なれたる素顔がよろし夏帽子 原田竜子 河鹿 200412  
無意識の中の美意識夏帽子 小澤克己 遠嶺 200508  
鳥になるまで夏帽を放つらむ 小澤克己 遠嶺 200508  
跳び移る岩も白亜紀夏帽子 荻沼嘉枝 対岸 200508  
鉄棒の端に掛けある夏帽子 藤井智恵子 百鳥 200508  
少し気取り鏡に試す夏帽子 鈴木壷山 200508  
夏帽子上ル下ルを得手として 鈴鹿仁 京鹿子 200508  
病みしことさらりと語り夏帽子 薮口弥生 築港 200508  
四国より鶏連れて来し夏帽子 鈴木石花 風土 200508  
モガ気取り斜めに被る夏帽子 中山勢都子 200509 夏帽子4→

 

2020年7月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。