枯 田       13句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
啄める雁や枯田の色まとひ 山本雅子 馬醉木 200002
塩鮭売り幟を上げて枯田中 皆川盤水 春耕 200010
枯田より石階の立つ初参 佐藤喜孝 あを 200201
徒歩でゆく立体交差より枯田 田村はじめ 銀化 200301
月下にて枯田の水の光るなり 高橋さえ子 200704
檢札夫枯田を飛んで近づき來 佐藤喜孝 あを 200711
房総線枯田枯丘淡紅いろに 瀧春一 深林 200901
枯田より枯田へ思ひつなぎゆく 山田暢子 風土 200903
枯田道禰宜につきゆく二三人 山尾玉藻 火星 200912
首塚のぽつねんとあり大枯田 後藤桂子 万象 201203
照り返す枯田の中の徒鴉 坂口夫佐子 火星 201502
かはたれの枯田の上の一つ星 飯塚ゑ子 火星 201502
ゆふぐれを乗せてバス来る枯田中 佐藤喜孝 あを 201601

 

2020年12月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。