冬来る 2   11句

手の甲の皺で口拭き冬來る   田川飛旅子   現代俳句

冬立つ  立冬  冬に入る  冬来る  今朝の冬
作品
作者
掲載誌
掲載年月
コンビニの白く灯りて冬来たる 山岸明子 201910
夷隅安房シート外れぬ冬来たり 七郎衛門吉保 あを 202001
冬来るきみはピエロになれなかつた 篠田大佳 あを 202001
退屈な日々退屈な冬来たる 山田暢子 風土 202001
冬来る稜線しるき今朝の富士 角口秀子 202002
冬来たる刹那に香る向ひ風 三浦純子 202002
磔像の三本の釘冬来る 荒井千佐代 202005
帽子とび路傍を乱す厳冬来 長崎桂子 あを 202102
水鳥にあをあをと冬来てゐたり 荒川新星 202103
白々と富士を車窓に冬来る 稲畑廣太郎 ホトトギス 202111
北国の迎へ討つ冬来りけり 平松うさぎ 202302
冬来る →1

 

2023年11月15日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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