火 桶       22句

死病得て爪うつくしき火桶かな   飯田蛇笏   山廬集

火鉢  火桶  手あぶり  春火鉢(春火桶)  春煖炉

作品
作者
掲載誌
掲載年月
起きぬけの尉の真白き火桶かな 乾フヂ子 俳句通信 200001
火桶置く奈良の老舗の鮨どころ 辻井桂子 俳句通信 200004
物足らぬ炭を貰へる火桶とも 後藤比奈夫 円虹 200301
武将みな似たる面差し塗火桶 柴田由乃 風土 200302
火桶抱き天国よりも娑婆が好き 木田千女 200505
囲碁将棋火桶置かるる隠居部屋 大内佐奈枝 万象 200602
大歳のひとりひとりの火桶かな 深澤鱶 火星 200604
吾のみに火桶たまはる初句会 瀧春一 瓦礫 200606
掻き抱く旅の火桶の古座敷 大内佐奈枝 万象 200703
抱いて欲しさうにも置かれある火桶 後藤立夫 ホトトギス 200704
笹鳴や火桶にあぶる絵具皿 瀧春一 200706
骨董市まだ新しき桐火桶 内海保子 万象 200803
指触るるばかりふたりの火桶かな 河本由紀子 春燈 200903
篝火を火桶に分けて薪能 八田木枯 晩紅 200908
燃え尽きて灰ふかぶかと火桶かな 阿部悦子 酸漿 201005
大正を偲ぶよすがの桐火桶 藤見佳楠子 201103
風鳴れる山廬の句座の火桶かな 下平しづ子 雨月 201201
冬ごもり祖父も用ひし火桶かな 菊谷潔 六花 201305
火桶抱く坊守の皆動かざる 笹村政子 六花 201404
野草活くる祖母の形見の桐火桶 十時和子 201404
お囃子の小さき火桶や茶店寄席 野中亮介 馬醉木 201601
桐火桶ちちははのなき灰均す 石川倜子 馬醉木 201602

 

2020年12月20日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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