花火殼(花火屑)     28句

ひんやりと曉けゐし橋の花火殼   高島茂    麞域

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
山寺の鐘の下なる花火殻 山尾玉藻 火星 199810  
暁の波が引きずる花火屑 小枝恵美子 船団 199812  
忘らるる砂と玩具と花火屑 宇都宮滴水 京鹿子 199904  
陣取りし欄干に降る花火殻 金子里美 船団 199909  
花火屑掃き寄せてある蝉の穴 深澤鱶 火星 199911  
一刻の夢を咲かせし花火殻 岩崎樹美子 200110  
花火屑流れてきたる魂送り 城孝子 火星 200111  
花火屑風のかたちに夜の明けし 深澤鱶 火星 200112  
花火屑恋始まるか終りしか 黒田咲子 200210  
ガレージの水の流せし花火屑 有村明子 百鳥 200311  
仰向きの顔に落つなり花火屑 中田征二 ぐろっけ 200311  
突堤の朝のうろくづ花火屑 戸栗末廣 火星 200409  
大雨にうたれてゐたり花火屑 木下野生 200410  
新しき花火殻散る桟橋に 神長裕子 200411  
初潮や漁網に絡む花火屑 中條ひびき 百鳥 200412  
掃き寄する花火の屑と団子虫 吉田明子 200511  
恪勤の路次に線香花火の屑 定梶じょう あを 200609  
花火殻水のにほひとなりゐたり 杉浦典子 火星 200611  
玉虫の骸まじれる花火屑 深澤鱶 火星 200611  
街空にまつり花火の殻遊ぶ 須田紅三郎 200612  
手花火の屑に残れる子らの声 鈴木阿久 200711  
石叩きに付きゆく汀花火屑 山本耀子 火星 200711  
公園の朝の落書き花火屑 坪内稔典 坪内稔典句集U 200804  
水に浮く花火屑にも名残あり 稲畑汀子 ホトトギス 200808  
水際に落下して来し花火殻 山田六甲 六花 201008  
花火屑掃き寄せこともなき盆会 山尾玉藻 火星 201108  
行く夏や岸にころがる花火殻 佐藤喜仙 かさね 201211  
流木に吹かれてゐたる花火屑 根橋宏次 やぶれ傘 201212  

 

2019年8月21日 作成

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