夏 行     20句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
解散ののちの計画ある夏行 稲畑汀子 ホトトギス 199908
心経にはじまる夏行おこたらず 西村梼子 ぐろっけ 199909
一陣の夏行の僧の眉けはし 西村和子 知音 200108
合掌に迎へられたる夏行かな 山田弘子 円虹 200110
二十年前を語るも夏行かな 稲畑汀子 ホトトギス 200207
夏行とは行手の雨の荒るるとも 安原葉 ホトトギス 200302
俊英の一人が欠けし夏行とも 安原葉 ホトトギス 200302
二日間都会忘れし夏行かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200305
二次会も約し夏行のスケジュール 稲畑汀子 ホトトギス 200506
吾が夏行虚子ゆ芭蕉に遡る 瀧青佳 ホトトギス 200511
夏行僧水辺を歩くごと来たる 百瀬七生子 海光 200705
警策の音に洗はるる夏行僧 古田考鵬 雨月 200708
暁光やひたすらに座す夏行僧 向井芳子 春燈 200708
木立より大音声の夏行なり 落合絹代 雨月 200809
あかつきに何のこゑ聴く夏行かな 西村純太 201108
若さとは心の言葉夏行かな 稻畑汀子 ホトトギス 201207
流れ来る夏行の諷経花頭窓 山崎青史 ろんど 201310
虚子偲び学ぶ夏行や今になほ 安原葉 ホトトギス 201411
夏行果つもう来年の闘志もて 稲畑廣太郎 ホトトギス 201807
夏行とは早起き組と決まりをり 稲畑汀子 ホトトギス 201807

 

2023年6月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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