青あらし  79句

鰤の道塩の道あり青あらし   高島茂

青嵐  青あらし  風青し  夏嵐  夏の風  夏風

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
小机の四隅の乾き青あらし 小澤克己 遠嶺 199905  
肘で縫ふ畳の厚さ青あらし 斉木永久 馬醉木 199909  
カルピスの水玉もよう青あらし 本村弘一 船団 200011  
死は人のすべてを宥し青あらし 栗山よし子 馬酔木 200109  
釣舟をまきこみ島の青あらし 岬雪夫 200109  
青あらし怨嗟を宿す凱旋門 西條李稞 京鹿子 200110  
青あらし新羅の鐘に天女舞ふ 代田青鳥 風土 200201  
青あらし薬師如来の立つけはひ 沖祐里 200208  
潮痩せの櫂の歳月青あらし 西村博子 馬醉木 200208  
切り立ちし巌に庵青あらし 小澤克己 遠嶺 200208  
小諸なる北の丸跡青あらし 三崎由紀子 遠嶺 200208  
鬱と躁互ひ離れず青あらし 舩越美喜 京鹿子 200209  
湾を縁どりし白波青あらし 太田寛郎 200210  
前山の昔は砦青あらし 中林京子 雨月 200210  
青あらし風切羽の生え揃ふ 今村恵子 200210  
青あらし夢のつづきに笙の笛 松村美智子 あを 200302  
青あらし脚折れさうなフラミンゴ 原田暹 百鳥 200309  
三四郎池の緋鯉や青あらし 遠藤米 帆船 200309  
よそ者に波百態の青あらし 松井のぶ 200407  
青あらし竜神さんに日が当たり 城孝子 火星 200408  
繁忙といふも肥りぬ青あらし 能村研三 200506  
佛足石なぞる童女や青あらし 山岸治子 馬醉木 200508  
避雷針高き長床青あらし 佐藤喜代子 200508  
白壁の鉄砲狭間青あらし 上田繁 遠嶺 200509  
青あらし浚渫船を押すことも 高木嘉久 200509  
少年に父の剛球青あらし 谷田部栄 万象 200509  
青あらしなほ身にのこるゆのぬくみ 瀧春一 菜園 200509  
青あらし遠くに病める姉ひとり 藤井昌治 200509  
千年の欅一樹の青あらし 浅田光代 風土 200609  
青あらし「奥の細道」書写す 鈴木多枝子 あを 200609  
青あらし一歩踏み出す芭蕉像 山口耕堂 万象合同句集 200703  
笙の吹く天上の楽青あらし 松本俊介 春燈 200706  
青あらし波浮はちいさき入江なる 瀧春一 200706 伊豆大島
青あらし波浮の港を波立たす 瀧春一 200706 伊豆大島
舟底をうちうつ岩や青あらし 瀧春一 200706 日本ラインを下る
瀞に入りさやけき音の青あらし 瀧春一 200706 日本ラインを下る
青あらし白帝城を吹きめぐり 瀧春一 200706 日本ラインを下る
稜線は大地の波濤青あらし 中島あきら 200707  
鯱鉾の修理の足場青あらし 金澤明子 200708  
生れつぐ渦や鳴門の青あらし 本多ちづ子 馬醉木 200709  
青あらし修司(寺山修司)の檄と思ふべし 水野恒彦 200808  
海老蔵似の僧の一喝青あらし 辻直美 200808  
開け放つ松下村塾青あらし 長谷川史郊 馬醉木 200809  
十五万坪の本山青あらし 落合絹代 雨月 200809  
青あらし断筆宣言とは悲壮 大橋敦子 雨月 200906  
青あらし生きゐる限り明日ありて 大橋敦子 雨月 200906  
青あらし航海前の舳磨く 小澤克己 遠嶺 200908  
大鯉の身を曲げて見す青あらし 中村恭子 200908  
青あらし蕎麦切る音のしてゐたり 真中てるよ 炎環 200909  
印相の仏の指や青あらし 岩井泉樹 春燈 200909  
里山の胴震ひかも青あらし 千田百里 201009  
奉納の朱塗の太鼓青あらし 太田慶子 春燈 201108  
青あらし庵さながら難破船 細川知子 ぐろっけ 201108  
国難のたびに英雄青あらし 柴田佐知子 201109  
青あらし堂の扉の十二使徒 岩永はるみ 白雨 201203  
筆圧の強きたよりよ青あらし 浅野吉弘 201207  
青あらしクラリネットの少女来る 早崎泰江 あを 201207  
青あらし学僧袈裟を翻し 阪本哲弘 201208  
犬の餌も買物メモに青あらし 松本三千夫 末黒野 201208  
吉野杉匂ふ工房青あらし 橋添やよひ 風土 201209  
青あらし名画の余韻もちあるく 安田とし子 ぐろっけ 201209  
人文字のぱつと散らばる青あらし 広渡敬雄 201303  
青あらし姫沼に映ゆ逆さ富士 上家弘子 ろんど 201310  
青あらし山裏返すつもりかも 松嶋一洋 201408  
縁紐にみ手の温もり青あらし 山本孝夫 201408  
青あらし十二神将みな怒る 熊川暁子 201409  
青あらし四方開け放つ天守閣 石田きよし 201409  
犬追ひの那須の篠原青あらし 近昌夫 春燈 201412  
末つ子も不惑過ぎゆく青あらし 渡部良子 馬醉木 201508  
曲屋の高き天井青あらし 小林陽子 201508  
青あらし吹き抜け高き彫塑館 小林陽子 201509  
青あらし早瀬は穢れ寄せつけず 原友子 201510  
青あらし樹齢に勝てぬ人の歳 荒井千瑳子 201607  
イチローの快挙の報や青あらし 貞吉直子 馬醉木 201609  
かはたれの高き産声青あらし 佐藤やすこ 風土 201609  
境内を沢蟹走る青あらし 綱川恵子 万象 201609  
青あらし吹きわけここに一里塚 服部早苗 201609  
特攻の遺書に母母青あらし 大石誠 201707  
邪鬼踏まふ金剛力士青あらし 原田しずえ 万象 201709  
孔廟を護る楷の木青あらし 曽根薫風 馬醉木 201710  
青あらし耳のおほきな少女過ぐ 栗原完爾 春燈 201710  
青あらし蔦は自然にゆれてゐる 大坪景章 万象 201710  
渓流に小魚のかげ青あらし 土江比露 春燈 201809  

 

2019年5月18日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。