宵の秋    8句

淋しさにつけて飯くふ宵の秋   成美

秋の夜  秋夜  秋の宵  宵の秋

作品
作者
掲載誌
掲載年月
舟べりに波囁ける宵の秋 岩田育左右 遠嶺 200201
伊東屋に手帖出る日の宵の秋 鈴木榮子 春燈 200411
星の字は日が生ると書く宵の秋 工藤進 200411
花伝書の文庫身近に宵の秋 内藤紀子 遠嶺 200501
宵の秋空き地に残る蛇口かな 吉成美代子 あを 201011
亡き妻と天麩羅揚ぐる宵の秋 延広禎一 201301
カレンダーあと一枚や宵の秋 塩田博久 風土 201501
宵の秋古民家に聴くピアノの音 小巻若菜 やぶれ傘 201502
病む妹の文の待たるる宵の秋 早川八重子 末黒野 201812
都心歩し人にまぎるる宵の秋 大木さつき ホトトギス 202103

 

2022年10月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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