秋の夜 1   253句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
酔ひぐあひみて打ちあける秋の夜 岡部玄治 199812  
待ち針と誰が名づけし秋の夜 中尾廣美 ぐろっけ 199901  
秋の夜に数える羊太りおり 田中桜子 船団 199903  
ジキル氏がささやきかける秋の夜 近藤千雅 船団 199907  
秋の夜のやうやく机辺離れけり 稲畑汀子 ホトトギス 199909  
秋の夜の待たされてゐる砂時計 大東由美子 火星 199910  
秋の夜のラヂオ寄せ聞く英会話 深川知子 俳句通信 199910  
能果ての篝や秋の夜風立ち 斎藤珠子 遠嶺 199912  
富士と闇分つと思ふ秋の夜 長山あや ホトトギス 200001  
秋の夜の小唄に酔ふや遠囃子 稲辺美津 遠嶺 200001  
秋の夜やまかせねば身は真実に 北岡草雨 海程 200001  
秋の夜や辞書は主人の許にあり 熊谷みどり いろり 200001  
秋の夜の訃報の旅の予約解く 関野喜代子 風土 200001  
秋の夜和紙にて磨く数珠に音 野昭人 遠嶺 200001  
秋の夜ウルトラマンも乗り越すの 尾上有紀子 わがまま 200002  
満席の文学講座秋の夜 田中藤穂 水瓶座 200002  
秋の夜やともかく仕上げねばならぬ 稲畑汀子 ホトトギス 200009  
気のつけば秋の夜更けてをりにけり 稲畑汀子 ホトトギス 200009  
この激しきピアノはケンプ秋の夜を 林翔 200010  
降り出して立秋の夜となりにけり かとうゆき 銀化 200010  
辞書なしで読めぬ俳誌や秋の夜 桑原敏枝 いろり 200012  
秋の夜の吊皮ひとつ違ふ揺れ 松井志津子 200101  
秋の夜や師の句を愛でて諳じる 山戸深雪 遠嶺 200101  
背丈越す泥水となり秋の夜 桑垣信子 いろり 200101  
秋の夜の過去への旅路いつも銀 大谷昌弘 海程 200101  
白髪や夢から出ると秋の夜 TINAUNGMOE あを 200102  
秋の夜や齢を忘るる旅にをり 大平保子 いろり 200102  
秋の夜の踏切の鳴る玩具箱 寺田良治 船団 200103  
秋の夜火星人連れ友来る 宮嵜亀 船団 200105  
子にみやげなき秋の夜の肩ぐるま 能村登四郎 200108  
秋の夜常のごとくに妻とゐる 栢森定男 あを 200110  
秋の夜の話せばわかるなさけかな 山田六甲 六花 200110  
旅に病みほとほと倦みし秋の夜 関口ゆき あを 200111  
秋の夜や幸せ過ぎてわがままに 篠田三七子 いろり 200111  
秋の夜捨てるほどには句の出来ず 桑原敏枝 いろり 200111  
秋の夜の稜美しき古鏡かな 矢島久栄 200111  
秋の夜はうからの声を身近にす 村越化石 200112 電話あり
山宿の音を鎮めし秋の夜 福井鳳水 円虹 200112  
ひそやかに老いは来るもの秋の夜 赤井よしを 円虹 200112  
秋の夜の妻の無口のおそろしき 赤井よしを 円虹 200112  
深まりし闇熊野らし秋の夜 福井鳳水 円虹 200112  
一軸を替へて落ち着く秋の夜 福井鳳水 円虹 200112  
幕間の懐中鏡秋の夜 松本米子 あを 200201  
秋の夜の電話の美声短かり 二瓶洋子 六花 200201  
秋の夜の訪ひ来る猫の小声なる 川崎不坐 火星 200202  
ときめきは苦い目覚めの秋の夜 尾上有紀子 船団 200202  
「ひたすらに」生きて秋の夜しみじみと 桑坦信子 いろり 200203  
声だしてテレビに応ふ秋の夜 竹内弘子 あを 200209  
秋の夜の灯のなき家に終る旅 山田弘子 円虹 200211  
秋の夜頭をかたげ絲切齒 佐藤喜孝 あを 200211  
人を恋ふゆゑの居酒屋秋の夜 河中透水 雨月 200211  
城の街秋の夜風の落ちゆかん 加口哲也 銀化 200211  
秋の夜やふとダイヤルを廻したく 中村公代 雨月 200211  
蕎麦つゆの瓶で酒酌む秋の夜半 小林清之介 風土 200212  
秋の夜の寡黙に少し疲れきし 山田弘子 円虹 200212  
秋の夜の一つ灯の消え闇深む 木下栄子 築港 200301  
正座して何するでなし秋の夜 中野秀子 帆船 200301  
老僧の酔うて唄ひぬ秋の夜 阿部正枝 絵具箱 200304  
寮長の採長補短秋の夜 須佐薫子 帆船 200309  
樹海へはここより入る秋の夜 吉成美代子 あを 200310  
秋の夜の木槌で叩く足のつぼ 後藤志づ あを 200311  
大接近の火星と対峙秋の夜半 小林佐江子 雨月 200311  
迫り来る風音秋の夜明かな 竹中一花 200311  
秋の夜の撫でよと猫の鳴く声よ 秋岡朝子 200311  
カラオケの昭和史となる秋の夜 黒崎よし江 雲の峰 200312  
書き順を子に直さるる秋の夜 川瀬さとゑ 雲の峰 200312  
ちびし鏝磨かれ並ぶ秋の夜 福田かよ子 ぐろっけ 200312  
秋の夜を徹して虚子を語らばや 黒川悦子 ホトトギス 200312  
知恵の輪のすとんと抜けて秋の夜半 閑田梅月 馬醉木 200312  
秋の夜ひとり漢の万華鏡 大木雄一 草の花 200401  
秋の夜のはらと南京玉簾 三留律子 草の花 200401  
秋の夜や独り碁の夫飽きもせず 伊藤トキノ 200401  
秋の夜の社長孤独を申しけり 北尾章郎 200401  
こつと置くひとりの湯呑秋の夜 中村茂子 築港 200401  
一語知り一語忘るる秋の夜 山下繁子 河鹿 200401  
癌手術決まりし妻と秋の夜 高畠英 河鹿 200402  
酔ひ醒めて座禅組みたき秋の夜 内田稔 遠嶺 200402  
秋の夜や役者がうたふはやり唄 石川英利 百鳥 200402  
秋の夜の千代紙箪笥に夢の屑 山元志津香 八千草 200403  
秋の夜の窓いつぱいに城灯る 上崎暮潮 ホトトギス 200405  
秋の夜や泉のごとく酒鳴らす 角川源義 河鹿 200406  
秋の夜の火を落とすてふ奥のこゑ 八田木枯 夜さり 200409  
手品師に笑ひころげて秋の夜 堀一郎 雲の峰 200411  
秋の夜の大観覧車七変化 森山のりこ あを 200412  
噛んで切つて糸の匂へり秋の夜 岡本眸 200412  
秋の夜の刺しゆうの図案子と選ぶ 藤井智恵子 百鳥 200412  
秋の夜や右の耳より外に出づる 近藤喜子 200412  
温水プール秋の夜の透明度 高田令子 200412  
秋の夜を語り尽くしてしまひけり 玉川梨恵 200412  
秋の夜の大航海や壜の内 遠藤とも子 ぐろっけ 200501  
赤米の香り馥郁秋の夜 滝川あい子 雨月 200501  
秋の夜を造花作りに時忘れ 鵜飼紫生 雨月 200501  
秋の夜や鏡の中にある真実 太田佳代子 春燈 200501  
秋の夜やジャムセッションに足鳴らし 栗原公子 200501  
回想シーン多きドラマや秋の夜 鈴木照子 200501  
秋の夜や海鳴遠く旅枕 渡辺淳子 八千草 200504  
怠けゐし悔いあり秋の夜を句作 松尾緑富 ホトトギス 200504  
秋の夜や形見の黄楊の櫛を手に 芝尚子 あを 200511  
秋の夜の故人の中に父が居り 大串章 百鳥 200511  
秋の夜安楽椅子に身をゆだぬ 鈴木蕗子 築港 200511  
秋の夜やこつそり素顔に女旅 酒井静子 四葩 200512  
秋の夜半院主は枕経あげに 細川コマヱ 雨月 200512  
秋の夜さしたる用の無き子来て 清水ミツコ 200512  
秋の夜半コップ三つの長話 瀬下るか 200512  
秋の夜や月下美人に気押さるる 東亜未 あを 200601  
子には子の父には父の秋の夜 永田歌子 遠嶺 200601  
醤油倉熟れゆく醪秋の夜 宮原利代 ぐろっけ 200601  
秋の夜は分厚い本が頼もしい 瀧青佳 ホトトギス 200602  
裾まつるミシンよそ目に秋の夜 真木早苗 八千草 200603  
秋の夜の風雨つのりて行くことも 稲畑汀子 ホトトギス 200609  
決めかねてゐる旅一つ秋の夜 稲畑汀子 ホトトギス 200609  
冥王星仲間外れの秋の夜 渡辺寿美子 酸漿 200611  
秋の夜を焦がすや山車の揃ひ曳き 高橋あさの 200611  
友の著書再び開く秋の夜 神田一瓢 雨月 200611  
お手玉の音も一人や秋の夜 葉山美香 200612  
秋の夜や現世いとし父母遠く 芝宮須磨子 あを 200612  
寂として人情噺秋の夜 石川龍士 春燈 200612  
秋の夜の草に鳴くもの跳べるもの 今里満子 火星 200612  
秋の夜の夢紡ぎけりチュチュの精 市川玲子 春燈 200612  
ピアスはずして秋の夜をしめくくる 倉持梨恵 200612  
鞄より仔犬の声す秋の夜 遠藤とも子 ぐろっけ 200612  
看護師の足音絶えぬ秋の夜 苑実耶 200701  
秋の夜の尺八に酔ひゐたりけり 岩松八重 六花 200701  
上棟の知らせありけり秋の夜 道給一恵 遠嶺 200701  
秋の夜やうたひ継がれし島の唄 上原光代 酸漿 200701  
秋の夜の砂湯に沈み背の温し 坂井和子 酸漿 200701  
一枚の葉書の広さ秋の夜 渋川京子 200706  
七節虫の機敏に動く秋の夜 吉成美代子 あを 200710  
秋の夜の話せば長き戦後かな 竹貫示虹 京鹿子 200710  
秋の夜の屈み抱へのチェロ奏者 能村研三 200710  
秋の夜のひとりは聲を忘れをり 岡本眸 200711  
秋の夜を鉄の文化史読み耽る 松崎鉄之介 200711  
真ン中に火種寄せをり秋の夜 貴志尚子 200711  
秋の夜を亡夫の日記と共にをり 松葉よし江 200711  
身ほとりの猫の寝息や秋の夜 吉弘恭子 あを 200712  
秋の夜の膝掛に舞ふ赤い鳥 浜口高子 火星 200712  
秋の夜のレトロな椅子と蓄音機 丸山勝利 遠嶺 200712  
秋の夜のぴしりと祝辞始めけり 小澤克己 遠嶺 200712  
秋の夜の指打ち鳴らしミュージカル 木暮剛平 万象 200712 ウエストサイド物語
残り火のまた燃え上がる秋の夜 高橋将夫 200712  
あした出す手紙が卓に秋の夜半 坪井洋子 200801  
秋の夜のオーケストラに気圧さるる 椋本一子 雨月 200801  
秋の夜の団楽もなき家族かな 川崎光一郎 京鹿子 200801  
祝宴の余韻を胸に秋の夜 青木久子 遠嶺 200801  
秋の夜の子のみやげなる朴葉味噌 亀ヶ谷照子 遠嶺 200801  
秋の夜のピアフ流して爪染むる 津田礼乃 遠嶺 200801  
秋の夜の郡上をどりの下駄の音 石山民谷 遠嶺 200801  
理髪燈の渦まきのぼる秋の夜 森ひろ 馬醉木 200801  
秋の夜や明日香の宿のあすか鍋 岡田房子 酸漿 200802  
秋の夜や積木くづしをする赤子 KOKIA 六花 200802  
汝一管われ一調の秋の夜 中村碧泉 ぐろっけ 200802  
秋の夜のバスに白塗りちんどん屋 藤田宏 長城 200808  
覚めるたび星を仰ぎぬ秋の夜 稲畑汀子 ホトトギス 200810  
秋の夜の机の上の腕時計 吉本淳 ぐろっけ 200812  
秋の夜のサッカー観戦友想ふ 齋藤徳男 200812  
秋の夜の暗渠に落つる水の音 大崎紀夫 やぶれ傘 200901  
己が息確かめ眠る秋の夜 高野幸次 200901  
新しきペン滑らかや秋の夜 伊庭玲子 200901  
酢を振つて飯のかがやく秋の夜 和泉重一 200911  
秋の夜けふ為すことをなし了へし 和田満水 200911  
秋の夜のセンチメンタル「恋人よ」 安本恵子 200911  
認知症の人に手ひかれ秋の夜 吉成美代子 あを 200912  
秋の夜の狸持ち去る野良の靴 阿部文子 酸漿 200912  
いちにちを終ふ茶熱く秋の夜 長田曄子 火星 200912  
秋の夜やそに問ふ文の墨匂ふ 中野英伴 春燈 200912  
手拍子で歌ふ茶房や秋の夜 三羽永治 遠嶺 200912  
秋の夜の栞片手の読書かな 小滝奈津江 酸漿 201001  
秋の夜や仏頭のごとくわりん置き 宮川みね子 風土 201001  
秋の夜お福の顔と笑ひあふ 橋本正二 201001  
秋の夜のきざはし軋む奈良ホテル 長山あや ホトトギス 201001  
薔薇の香の石鹸おろす秋の夜 小澤菜美 201001  
秋の夜やヨーガの手足からみたる 秋千晴 201002  
文庫本捲る音のみ秋の夜半 佐竹千代 やぶれ傘 201002  
秋の夜の辻を滾らす曳つかはせ 小山徳夫 遠嶺 201002  
秋の夜の星へきざはしかけられし 稲畑汀子 ホトトギス 201009  
秋の夜の空を仰いでゐる時間 稲畑汀子 ホトトギス 201009  
秋の夜を酌めるワイン派日本酒派 稲畑廣太郎 ホトトギス 201009  
秋の夜や惑星一つ遊ばせて 稲畑廣太郎 ホトトギス 201009  
犬が来て土間を濡しぬ秋の夜 井上信子 201011  
机より始まる世界秋の夜 高倉和子 201011  
秋の夜の玻璃の共鳴かすかなり 高田令子 201012  
秋の夜男料理はギリシヤ風 伊吹之博 京鹿子 201012  
秋の夜やこの世を忘る脳となり 河野美千代 201012  
秋の夜の六千余句の厚さかな 千田敬 201012  
秋の夜やワイングラスの影と陰 東芳子 酸漿 201012  
小説に倦みて秋の夜「龍馬伝」 大松一枝 201012  
心電図見返すばかり秋の夜半 竹下昭子 ぐろっけ 201101  
秋の夜や叱られし児の泣き寝入る 竹内悦子 ちちろ虫 201108  
道に出て道を眺むる秋の夜 佐藤喜孝 あを柳 201109  
秋の夜や加賀菊酒にほろと酔ひ 堀田清江 雨月 201111  
姉が来て妹が来て秋の夜は 山田六甲 六花 201111  
秋の夜言葉なんでも真に受けし 野澤あき 火星 201111  
淋しさも吸ひ込むごとし秋の夜 飯田ひでを 201111  
友泊りゐて秋の夜の郷の酒 田中臥石 末黒野 201112  
秋の夜をドナウの波に揺られけり 松村光典 やぶれ傘 201112  
考妣のアルバム膝に秋の夜 粟倉昌子 201112  
秋の夜や星座占ひ明日は吉 鈴木照子 201112  
結論のどっちつかずに秋の夜 鎌倉喜久恵 あを 201201  
父母の追憶つのる秋の夜半 山田をがたま 京鹿子 201201  
孫の手を握って寝かす秋の夜 吉田博行 かさね 201201  
一頁もう一頁秋の夜半 尾崎みつ子 雨月 201202  
大小に煮干し選り分け秋の夜 天野美登里 やぶれ傘 201202  
祝宴の余韻のさめず秋の夜 小野口正江 末黒野 201202  
芸能に秋の夜の刻忘れけり 佐藤健伍 201202  
秋の夜のペンをくるりと回しけり 天野美登里 やぶれ傘 201202  
秋の夜や骨ばなれよき真子鰈 皆川白陀 末黒野合同句集 201203  
秋の夜の肥後に君との余情かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201209  
能登民話集に父の名秋の夜 山崎郁子 万象 201211  
秋の夜鳴き声変わる虫の声 廣瀬将也 201211  
秋の夜や読み継ぐ頁繰れる音 西郷慶子 201211  
秋の夜の遺影となりし姉の笑む 大石よし子 雨月 201212  
秋の夜の呟くやうな手紙書く 鈴木良戈 201212  
工場の様な耳鳴り秋の夜 水上貞子 ぐろっけ 201212  
地球儀の周りは秋の夜なりけり きくちきみえ やぶれ傘 201212  
ノーベル賞報道に沸く秋の夜 田島昭久 かさね 201212  
秋の夜生活の音もなき隣家 稲岡長 ホトトギス 201212  
秋の夜の問はず語りや旅の宿 横路尚子 末黒野 201301  
針に糸すーと通りて秋の夜 的場うめ子 ぐろっけ 201301  
秋の夜や加賀の地酒の封切らん 島谷征良 風土 201301  
誰れかれの病の噂秋の夜 足利鉾子 ぐろっけ 201301  
だまし絵の狐さがせり秋の夜 伊藤憲子 201301  
秋の夜の入ってみたき壺ひとつ 山尾玉藻 火星 201309  
痩せこけし夢にふと覚め秋の夜半 山田六甲 六花 201310  
白置けば黒黒置けば白秋の夜 常田創 201310  
悟らぬ方がいいと言ふ子よ秋の夜 斉藤裕子 あを 201311  
秋の夜の仏間に坐して静心 大橋晄 雨月 201312  
戸締りをして秋の夜を狭めけり 佐藤雄二 万象 201312  
老い猫の甘え寄り来る秋の夜 上田雪夫 ぐろっけ 201312  
秋の夜のテレビ見るため蚊遣香 瀧春一 花石榴 201312  
秋の夜やさても寝つきのよき夫よ 成宮紀代子 201401  
秋の夜の音を絞りて軍歌聴く 小倉正穂 末黒野 201401  
秋の夜の妻髪染めてゐたりけり 田中臥石 末黒野 201401  
折り鶴のいくつかは翔ち秋の夜 渋川京子 201401  
秋の夜や壷中の天に遊びをり 水野恒彦 201401  
秋の夜や遺品の中の母子手帳 三屋英俊 万象 201401  
秋の夜半カーテン覗く目と合ひぬ 永田万年青 六花 201401  
秋の夜の生命線を見くらべて 中村あいこ 船団 201403  
吸ふよりも吐く息長し秋の夜 松本三千夫 末黒野 201411  
秋の夜の下車の駅まで立ち通し 山田六甲 六花 201411  
加古川は冬かと思ふ秋の夜 山田六甲 六花 201411  
臨書する筆走りけり秋の夜半 飯田美千子 201412  
秋の夜の感情の壁は二人で解く 堀内一郎 堀内一郎集 201412  
秋の夜輪島茶碗で自服の茶 古俣万里 ろんど 201412  
秋の夜やしみじみ夫に感謝して 高橋照子 雨月 201412  
秋の夜の脳にモーツアルトきざむ はしもと風里 201412  
近隣が仮装で集ふ秋の夜 土井久美子 201501  
横顔のまま話し出す秋の夜 高倉和子 201501  
秋の夜の信号待ちの吉野線 根本ひろ子 火星 201501  
秋の夜半未来へつづく夢枕 小野寺節子 風土 201501  
人形と長湯する子や秋の夜 岡崎春菜 万象 201501  
秋の夜のカシスマカロン欠けてゆき 赤座典子 あを 201501  
墓参り済ませて秋の夜のしじま 小巻若菜 やぶれ傘 201502  
繭の中もつめたき秋の夜あらむ 木下夕爾 春燈 201508 秋の夜→2

 

2019年9月5日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。