吊し柿 2     12句

吊り柿や障子にくるふ夕日影    丈草

柿  熟柿  渋柿  干柿  吊し柿  柿簾

作品
作者
掲載誌
掲載年月
吊し柿雨催ひなり取り込みぬ 志方章子 六花 202002
吊し柿暖簾のごとく軒下に 安齋正蔵 やぶれ傘 202101
吊し柿見事な出来に心足る 持田信子 春燈 202102
吊し柿夕日のぬくみなほ残り 西村洋平 春燈 202102
親を看にゆきし家苞吊し柿 升田ヤス子 六花 202102
古民家や丈不揃ひの吊し柿 菅野日出子 末黒野 202103
吊し柿村に活気の戻り来る 稲畑廣太郎 ホトトギス 202110
太陽に色を貰ひて吊し柿 稲畑廣太郎 ホトトギス 202110
里老いて広がる空や吊し柿 鈴鹿呂仁 京鹿子 202112
伊賀甲賀絡む歴史や吊し柿 山中志津子 京鹿子 202201
メロデイを奏でてをらむ吊し柿 志方章子 六花 202202
余生なほ福寿ありけり吊し柿 沼田巴字 京鹿子 202311
吊し柿 →1      

 

2023年11月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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