スマホ     70句

手紙  はがき  携帯電話  スマホ

作品
作者
掲載誌
掲載年月
一斉にスマホすいすい冬鴎 長沼佐智 船団 201306
蝉時雨スマホで手真似測量士 池田喜代持 六花 201311
スマホンがベンチ占領日向ぼこ 北尾章郎 201402
春の昼スマホ任せの目的地 粟倉昌子 201406
歩きスマホの指すれ違ふ街薄暑 中山皓雪 201408
白髪のスマホ視る女サングテス 神田惣介 京鹿子 201411
ぐづる児に持たせるスマホ秋うらら 川崎利子 201412
初雪や渋谷交叉のスマホの子 岡山敦子 京鹿子 201504
時や春スマホ忘るる歳や秋 松村光典 やぶれ傘 201506
母スマホ胸の児眠り春の夢 神田惣介 京鹿子 201507
「ガラケーなの」スマホの君よ心太 須賀敏子 あを 201509
嬰は砂場母スマホ視る若葉陰 神田惣介 京鹿子 201510
便箋よりスマホ頼りの文化の日 牧はるか 末黒野 201602
スマホ撮りおがみぐせなる生身魂 衣斐ちづ子 201602
冬の床スマホにて聴く羅生門 七郎衛門吉保 あを 201602
年暮るるスマホ繰る子等テスト終へ 内田梢 末黒野 201703
立春の俄に壊るスマホかな 遠山悟史 京鹿子 201705
逢うて見るスマホの友よ月朧 陳妹蓉 春燈 201705
父の日のスマホに子の顔孫の顔 安居正浩 201708
掌のスマホの滑る目借時 今村千年 末黒野 201708
行く春のスマホに覗く潮見表 成田美代 201708
スマホ程小さき団扇の風よろし 石森理和 あを 201709
スマホ触る指の湿りや梅雨に入る 今村千年 末黒野 201710
乗り継げばスマホの世界うそ寒し 寺田すず江 201801
天高し旅の僧侶のスマホかな 神田惣介 京鹿子 201801
銀杏散るベンチの二人スマホ打つ 黒澤佳子 あを 201801
初霜や畔にスマホの農婦佇つ 小島昭夫 春燈 201801
親も子も片手にスマホ文化の日 今村千年 末黒野 201802
読書の人スマホする人文化の日 大橋晄 雨月 201803
スマホ持つ子は皸や車中席 伊吹之博 京鹿子 201804
汗かくやスマホの棋士と駒合はせ 山口郁子 末黒野 201804
スマホ持てば銀河鉄道にも乗れる 遠山陽子 201805
ピッピッとスマホどすんと釣瓶落とし 長谷川博 船団 201806
茅の輪までスマホに案内されてをり 森なほ子 あを 201809
スマホ繰るあまたの孤独雁渡し 成宮紀代子 201811
歩きスマホ同士ぶつかる晩夏かな 橘正義 春燈 201811
濃霧出で車窓にスマホ一斉に 古賀恵子 201902
スマホより弾ける音色木の実降る 岩崎藍 末黒野 201902
ダッシュするスマホとマスク始発駅 布施由岐子 末黒野 201903
煤逃げやスマホ持たずに路線バス 森清堯 末黒野 201904
バス停のスマホする僧毛糸帽 宮元陽子 末黒野 201904
親も子も片手にスマホ文化の日. 今村千年 末黒野 201904
秋愁いスマホを開く会いたくて 仁上博恵 201905
メロディーの聞こえしスマホ鳥雲に 植木戴子 201905
もしもしと歩くスマホや花の下 黒滝志麻子 末黒野 201906
ステンドグラスの窓に遅日のスマホ繰る 岡田桃子 201908
指辷るスマホの画面走り梅雨 森清堯 末黒野 201909
夏の暮おもちやにされしスマホかな 出口誠 六花 201909
スマホなど弄つてゐたる原爆忌 赤松赤彦 六花 201911
スマホ見る皆俯きて天高き 大西由美子 春燈 201912
日脚伸ぶ妻のスマホが鳴つている 谷口一献 六花 202003
公園のベンチでスマホ小六月 野村宏 202003
あれやこれスマホに放り込む師走 波戸辺のばら 202003
豆撒きの鬼はスマホVサイン 橋本美代 やぶれ傘 202006
スマホにも溜まる写真や春炬燵 針谷忠郎 202006
老楽のスマホに挑む春炬燵 室井津与志 春燈 202007
石昌を瞬時にスマホ調べあぐ 直江裕子 京鹿子 202009
夫と子のスマホ競馬や秋暑し 篠田純子 あを 202010
令和の世スマホ動画の夏見舞 今井充子 202011
秋夕日猫もしやくしもスマホ持つ 出口誠 六花 202011
句作りのスマホに移す秋の花 七郎衛門吉保 あを 202011
スマホ繰るあまたの孤独雁渡し 成宮紀代子 202101
喜寿過ぎのスマホデビューや今朝の秋 重実ひとみ 春燈 202102
紅葉山スマホに容れて持ち帰る 森なほ子 あを 202102
スマホもてルーペ代りや冬木の芽 森清堯 末黒野 202103
今朝の冬手荒れの指の打つスマホ 岩崎藍 末黒野 202103
寒さうな色のマフラーしてスマホ きくちきみえ やぶれ傘 202103
恵方への道をスマホに尋ねけり 菅野日出子 末黒野 202104
畝作る野梅の股にスマホ乗せ 南うみを 風土 202105
春の星スマホが鳴つて震度四 坂本和穂 やぶれ傘 202105

 

2021年6月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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