はがき     88句

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作品
作者
掲載誌
掲載年月
聖五月多羅葉ハガキ妻へ書く 神蔵器 風土 199907
クローバの香よ今はがき読み終えて 塩見恵介 虹の種 200005
出欠を問ふ往復はがき春炬燵 森津三郎 京鹿子 200007
一枚のはがきに爪切り髪洗ふ 丸山佳子 京鹿子 200007
巴里よりのはがきかぐはし花芙蓉 三崎由紀子 遠嶺 200011
白菜漬ハガキ一杯姑の文字 正木光子 いろり 200101
明易し絵ハガキ買つてまだ書かず 田口千恵子 200108
要検査舞い込むはがき夾竹桃 松沢久子 いろり 200109
義理を欠ぐ手紙はがきを重ねし暑 中本柑風 馬酔木 200109
青い絵はがき一枚流れ若狭かな 小西ありそ 海程 200111
筆書きのハガキ礼状クリスマス 山田六甲 六花 200201
まとめ出す喪中はがきや夕しぐれ 西村咲子 六花 200203
新涼や諾と返信はがき出す 山田弘子 円虹 200210
七月や生死問はるるはがき来る 柴田久子 風土 200211
絵はがきの消印初雪ありし町 宮川みね子 風土 200303
冬の日やうち一枚が喪のはがき 木下野生 200303
返送のハガキを卓に七日粥 田島勝彦 遠嶺 200404
菜の花が描かれ退院ハガキ来る 岡本眸 200404
裸婦描かれし絵はがきの夏見舞 杉良介 200407
六面に剥けるはがきや梅雨深し 飛鳥由紀 200409
梅雨晴間往復はがきの切り取り線 菊地光子 200409
人生は引き算年の瀬喪のはがき 佐藤彰 築港 200501
冬蝶や喪中はがきを出しにでて 高野日佐子 200503
犬あての年賀はがきの当りけり 岡本久一 200504
春隣ハガキ一枚出す散歩 岡田芳べえ 200508
絵はがきの異国の街や風薫る 宮倉浅子 遠嶺 200508
絵はがきにハンカチの花風薫る 馬場順子 対岸 200508
海越えてはがき一葉春兆す 三谷道子 万象 200606
秋麗やはがきの復に丸を濃く 藤井佐和子 200701
隙間風喪中のはがき書く背ナに 森脇貞子 雨月 200703
山よりのはがき一枚秋冷ゆる 外川玲子 風土 200801
卓上のはがき白々風邪に臥す 大西まりゑ 酸漿 200805
道に売る官製はがきにもさくら 伊藤白潮 200805
木の皮の絵はがき燈火親しめり 前川明子 200901
石蕗咲けり喪中はがきの妻女の名 荒木甫 200903
禅味ある絵はがき届く春立つ日 和田郁子 200905
喪のハガキ一枚だけが便りの日 木村茂登子 あをかき 201001
柊の花こぼれをり喪のはがき 鈴木セツ 201002
学童の漉く高野紙ハガキ大 鈴木浩子 ぐろっけ 201004
暴れ梅雨絵ハガキ表裏はがれ着く 谷泰子 ぐろっけ 201010
長き夜にまかせてはがき三四枚 平田恵美子 ぐろっけ 201102
喪のハガキポストに残る寒さかな 宮崎左智子 201102
囀りや山のポストヘ木のはがき 鈴木照子 201106
夜長星あかんぼ宛にハガキ書く 田中藤穂 あを 201112
喪中はがき書きし背より隙間風 戸田澄子 末黒野 201203
囀りにはがきひらひらさせて行く 細野恵久 ぐろっけ 201204
一枚のハガキ確かに麦の秋 森理和 あを 201208
禅僧の字ハガキを買ふ牡丹展 田中貞雄 自註句集 201301
拝復で始まるハガキ涼新た 陽山道子 船団 201301
戦地よりのはがき五行や赤まんま 中村ふく子 201301
絵はがきの和紙の手ざはり小六月 楠原幹子 201302
今日も来る喪中のはがき木の葉髪 橋本修平 かさね 201302
茶の咲いてはがきに滲むインクかな 佐藤凉宇子 ろんど 201302
霜のこゑ上寿の喪中ハガキ増ゆ 田中貞雄 ろんど 201303
忌のはがきポストに一枚十二月 松木アイ ぐろっけ 201303
薄墨の喪はがき綴ぢる年賀帳 丸井巴水 京鹿子 201304
一通のはがきの裏の雛まつり 礒貝尚孝 201306
秋の蝶返事の返事のはがき来る 杉浦典子 火星 201312
絵はがきの余白に追伸鳥の恋 柿沼盟子 風土 201405
切り離す返信はがき鳥雲に 林昭太郎 201406
ひらがなのはがき一枚雲の峰 小峯綾子 風土 201408
向日葵のハガキ絵送り夏見舞 国包澄子 201410
雪便りさらに追ひかけ喪のはがき 鈴木セツ 201501
欠礼のはがきの届く黄落期 久世孝雄 やぶれ傘 201502
淡彩の絵はがきを選る春隣 中田のぶ子 ろんど 201505
富士山の残暑ハガキが届きけり 溝渕弘志 六花 201511
新涼や痛みに負けずハガキ書く 野中圭子 京鹿子 201512
山茶花や喪中ハガキのまた一通 田中藤穂 あを 201702
一二歳児より敬老の日のはがき 箕輪カオル 201712
喪中はがきを届けて行きぬ雪ばんば 浜福惠 風土 201802
鴎外宛子規のはがきに春待つ句 仙田孝子 風土 201803
帰り花喪中はがきを受け取りし 岡田香緒里 やぶれ傘 201804
詐欺らしきハガキ屆けり冷し酒 須賀敏子 あを 201809
はがき絵に描かむこの初穫りのトマト 下田奉枝 雨月 201810
こしき鶸好きな絵ハガキ机辺に 石森理和 あを 201811
絵はがきの余白そこはかとなく秋思 平居澪子 六花 201902
積立の満期のはがきヒヤシンス 篠田純子 あを 201904
亀鳴くや今日も葉書の待ちぼうけ 布施由岐子 末黒野 201908
帆船の絵はがき届く大西日 三代川朋子 201909
折り皺の深き葉書や終戦日 秋友昌子 雨月 201911
立冬や喪中葉書で知る訃報 瀬戸薫 風土 202002
花菖蒲八ヶ岳麓より絵はがき来 本田武 やぶれ傘 202009
桐一葉かろき葉書に訃の知らせ 奥田茶々 風土 202011
小春日の縁側に来る喪のはがき 藤井美晴 やぶれ傘 202101
気の重き喪中葉書や霜月来 重実ひとみ 春燈 202102
冬の夕喪中はがきの二枚着く 枝みや子 やぶれ傘 202103
春宵の葉書投函して悔ひぬ 山田六甲 六花 202104
一文字も記さぬ葉書や寒の入 平居澪子 六花 202104

 

2021年6月19日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。