鯖 雲     54句

 

鱗雲  鰯雲  鯖雲  いわし雲

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
鯖雲と配電盤をスケッチせん 長沼都 船団 199912  
鯖雲が来てからやさしくなった沖 斎藤白砂 海程 200101  
鯖雲を釣って来たと言い胡坐かな 宮嵜亀 船団 200105  
鯖雲や龍勢を吊る落下傘 黒坂紫陽子 馬醉木 200112  
鯖雲や稜線青き佐渡ケ島 本間七郎 春耕 200112  
鯖雲の次々峰を越えゆきて 高樋洋子 いろり 200203  
鰯雲鯖雲君はどこへ行く 松山律子 六花 200209  
鯖雲や腹筋体操音学部 竹田圭子 帆船 200211  
鯖雲の下に網打つ漢かな 塩田東水 帆船 200301  
鯖雲を掴へさうなビル工事 斉藤裕子 あを 200410  
鯖雲やちりちり焦げし噴火口 尾辻のり子 河鹿 200411  
鯖雲に明日も来るぞと父祖の山 田辺博充 200412  
鯖雲の大鱗ゆるびつつ午後へ 高橋さえ子 200503  
べーリング海に鯖雲漂へり 品川鈴子 ぐろっけ 200512  
鯖雲の真昼の暗さ島噴けり 尾辻のり子 河鹿 200601  
鯖雲や小舟の潜る橋いくつ 鈴木漱玉 馬醉木 200702  
鯖雲や眉間の距離は指二本 小林正史 200801  
鯖雲や去年は押したる車椅子 竹貫示虹 京鹿子 200809  
鯖雲を朱に染め上げて日が沈む 坂上香菜 200901  
鯖雲や田に青鷺の居残れる 浜福恵 風土 200901  
鯖雲にまぎれてゐたる昼の月 藤井美晴 やぶれ傘 200901  
鯖雲や疎開といふがありし頃 定梶じょう あを 200912  
鯖雲のしつぽの辺り伸び切つて 米澤光子 火星 201011  
鯖雲をゆつくり割りて飛行船 大谷昌子 馬醉木 201012  
鯖雲や海を遠くに塩の道 小倉陶女 春燈 201012  
鯖雲の広ごる沖や喪服脱ぐ 田中臥石 末黒野 201012  
鯖雲も麒麟のかほも遙かかな 定梶じょう あを 201012  
鯖雲やむかし東京遠かりき 柴田志津子 201111  
鯖雲や検査治療のことなくて 木下もと子 201112  
鯖雲や尿いばりついでの相聞歌 小形さとる 201112  
鯖雲の朱鷺色に映え浦入日 川崎良平 雨月 201112  
鯖雲や四男は特攻兵といふ 吉田葎 201202  
東京に鯖雲先に着いてをり 柿沼盟子 風土 201202  
鯖雲やコスモス十万本覆ひ 築城百々平 馬醉木 201212  
鯖雲や水城の跡に水はなく 亀井紀子 201211  
鯖雲の赫(かがよ)ふ夕べ頼みごと 柳本渓光 ろんど 201301  
旅三日仰ぐ鯖雲懐しむ 定梶じょう あを 201312  
白球の行く手鯖雲拡ごれる 大橋晄 雨月 201402  
鯖雲や仏に紅のありにける 中田禎子 201411  
鯖雲のゆつくり動きだす別れ 高田令子 201411  
鯖雲のそのうしろから鯨雲 岩木茂 風土 201412  
鯖雲や湖上遥かな近江富士 蒲田豊彦 雨月 201501  
機上より鯖雲に透く故山かな 小渕二美江 春燈 201511  
鯖雲に日を游がせて釣りの黙 松本鷹根 京鹿子 201512  
鯖雲や人それぞれに持つ歩幅 金子正道 京鹿子 201601  
鯖雲のあつまつてゐる城下町 戸栗末廣 201601  
つまづけり鯖雲に目を奪はれて 窪田佳津子 雨月 201611  
鯖雲や地球離るる航空機 田中臥石 末黒野 201612  
鯖雲や灘みはるかす砦跡 河野由美 馬醉木 201701  
鯖雲に吸ひ込まれさう鳶二羽 亀田やす子 万象 201701  
鯖雲を突つ切つてゆく光あり 中根美保 風土 201712  
鯖雲の腹のあたりにクレーン伸ぶ 岩下芳子 201801  
鯖雲を道行く人と見上げたり 神山市実 やぶれ傘 201804  

 

2019年10月13日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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