老 鶯 4    42句

老鴬や泪たまれば啼きにけり    三橋鷹女

老鶯  夏鶯  乱鶯  残鶯

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
老鶯に耳を貸しゐる調律師 森岡正作 201607  
老鶯の濁世に啼いて透きとほる 大矢恒彦 201607  
老鶯に明日の遠出を促さる 赤座典子 あを 201607  
老鶯の居眠り覚めしごとき声 佐藤山人 201608  
老鶯のひと声に今日はじまれり 馬屋原純子 馬醉木 201608  
老鶯のこゑ濡れてきし朝の牧 高橋恵美子 馬醉木 201608  
老鶯の声に埋もるる能舞台 佐藤惠子 風土 201608  
老鶯や鑑真和上の身代り像 井上和子 201608  
老鶯のトレモロめきて鳴き終はる 小川玉泉 末黒野 201608  
老鶯の落日背負ひ鳴き尽す 上家正勝 末黒野 201608  
二歩三歩寄れば老鶯移りたり 大内佐奈枝 万象 201608  
老鶯の谷津田に飛ばす谷渡り 山下良江 万象 201608  
老鶯のこゑに重なる川の音 山下良江 万象 201608  
城跡の裾より老鶯鳴き続け 大橋晄 雨月 201608  
老鶯の声称ふれば又鳴きぬ 大橋晄 雨月 201608  
露坐仏の背に老鶯の慕ひ鳴く 大橋晄 雨月 201608  
老鶯やお点前を享くそびらより 玉置かよ子 雨月 201608  
老鶯や水を濁して水渡る 成田美代 201609  
讃美歌のあと老鶯のよく啼きぬ 貞吉直子 馬醉木 201609  
老鶯や青邨筆塚苔むせり 門伝史会 風土 201609  
老鶯の讃歌あまねし切通し 落合絹代 風土 201609  
老鶯の湖統ぶるがに声猛る 森屋慶基 風土 201609  
老鶯にひたりてゐたりマッチの碑 今越みち子 万象 201609  
老鶯の不意に頭上や足とめて 鈴木七雄 末黒野 201609  
老鶯にはたと置きたる花鋏 竹内喜代子 雨月 201609  
老鶯や音なく過ぐる通り雨 金子正道 京鹿子 201609  
老鶯のこゑを近くに避雷小屋 廣瀬雅男 やぶれ傘 201609  
老鴬を室生寺駅で聴きにけり 丑久保勲 やぶれ傘 201609  
老鶯や二千年経し箒杉 森清堯 末黒野 201610  
老鶯や繰返しきくセレナーデ 陳妹蓉 春燈 201610  
老鶯の谷渡り佳し六甲山 辻田玲子 雨月 201610  
藪の中より老鶯の声しきり 降幡加代子 万象 201610  
老鶯の姿いづこか切通し 名和政代 万象 201610  
老鶯の一声浴ぶる物思ひ 志方章子 六花 201610  
露坐仏の背に老鶯の慕ひ鳴く 大橋晄 ホトトギス 201611  
老鶯の声張る背山雨意の中 安斎久英 末黒野 201611  
里晴れて老鶯の声切れ目なし 吉田きみえ 末黒野 201611  
絶えまなき老鶯の声妻の墓 小嶋紘一 末黒野 201611  
老鶯や瀬渡り石を人ひとり 森俊人 201612  
神山へ啼く老鶯の胸一分 鈴鹿呂仁 京鹿子 201705  
モラエスも聞きし眉山の老鶯に 稲畑汀子 ホトトギス 201705  
老鶯や日柄選んで形見分け 中川句寿夫 ここのもん 201705 老鶯→ 1

 

2017年6月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。