作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
三の酉ある二の酉をやりすごす | 吉田明 | 沖 | 200001 |
二の酉や二合半徳利傾けて | 三橋泥太 | 遠嶺 | 200102 |
二の酉へ大島紬しつけ解く | 中村洋子 | 風土 | 200202 |
二の酉の熊手夜空へせり出せり | 浦川聡子 | 水の宅急便 | 200305 |
二の酉に出会ひ三の酉に別れ | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 200311 |
雨に終れりぼろ市も二の酉も | 伊藤白潮 | 鴫 | 200312 |
寺町をさきに回りて二の酉へ | 宮川みね子 | 風土 | 200402 |
二の酉のおかめかついで都電かな | 鎌倉喜久恵 | あを | 200502 |
二の酉やボルガへ遠くなりし道 | 堀内一郎 | あを | 200511 |
二の酉や清めて合す幼の手 | 池田いつ子 | 酸漿 | 200702 |
一の酉二の酉三の酉今宵 | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 200711 |
二の酉の社を月の照しをり | 川原典子 | 酸漿 | 200802 |
二の酉や煮込の熱き店にゐて | 齋藤朝比古 | 炎環 | 200902 |
二の酉の夜は皓々とはじまれり | 市村健夫 | 馬醉木 | 200903 |
二の酉や孫と分け合ふもんじゃ焼 | 小池みな | 末黒野 | 201003 |
二の酉の最後の縁起買うて来る | 中島玉五郎 | 峰 | 201212 |
二の酉や「たけくらべ」など思ふのみ | 神蔵器 | 風土 | 201301 |
頓服を飲み二の酉と思ひけり | 吉田政江 | 沖 | 201302 |
二の酉の更けても励む居職の灯 | 秋葉雅治 | 沖 | 201501 |
怺へゐし雨二の酉の灯も更けて | 千手和子 | 馬醉木 | 201502 |
二の酉や尻尾を脱いだへびをんな | 秋月祐一 | 船団 | 201512 |
二の酉へぐるぐる巻きの財布もて | 能村研三 | 沖 | 201801 |
二の酉の風も加はる手締の輪 | 恩田洋子 | 馬醉木 | 202003 |
二の酉の明けて静寂流す川 | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 202011 |
二の酉を出で大通りてふ闇に | 稲畑廣太郎 | ホトトギス | 202011 |
二の酉の切火加はる手締めかな | 石黒興平 | 末黒野 | 202203 |
2023年11月21日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。
ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。