冬 薊 15句
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作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
ずばと突く心の隙間冬あざみ | 小宮山勇 | 青胡桃 | 199905 |
冬あざみ磔像辻に傾ぐまま | 村上光子 | 馬醉木 | 200002 |
身ほとりの風の幾重や冬あざみ | 橋本良子 | 遠嶺 | 200003 |
川にまだ水ありて鳴る冬あざみ | 岡本眸 | 朝 | 200103 |
冬あざみ日ざし微塵に吹かれけり | 加瀬美代子 | 朝 | 200202 |
をんな抱くやうに冬薊手折れと | 黒田咲子 | 槐 | 200203 |
冬あざみ並びて小さく咲くがあり | 阿部ひろし | 酸漿 | 200203 |
冬あざみぬた場に残るけもの臭 | 浜明史 | 風土 | 200401 |
残り咲き流に沿へば冬薊 | 阿部ひろし | 酸漿 | 200412 |
廃校の街一望に冬薊 | 木原紀幸 | 河鹿 | 200604 |
大切なことな忘れそ冬あざみ | 小宮山勇 | 遠嶺 | 200803 |
ロシア兵眠る裏山冬あざみ | 坂上香菜 | 璦 | 201102 |
遊びする絮飛ばすかな冬あざみ | 伊藤紀子 | ろんど | 201202 |
日だまりや残んの色の冬あざみ | 岡田史女 | 末黒野 | 201402 |
冬あざみガレ場の石をもちこたふ | 田中貞雄 | ろんど | 201412 |
2021年11月26日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
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