ひきがへる・がまがへる       37句

蕗の葉を打つ木雫やひきがへる    芝水

ひきがへる  ひきがえる  蟾蜍  蟇(蝦蟇)

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
滝を観る潔斎したいひきがえる 葉月ひさ子 船団 199812  
ひきがへるほどは歌はず豆を煮る 奥田節子 火星 199910  
ひきがえるべったりべたり窒息しそう 梨本洋子 海程 199911  
ひきがえる招霊の木にかしこまる 加藤青女 海程 200001  
夕されば小倉の宿のひきがへる 朝妻力 俳句通信 200007  
ひきがへる葉蘭叢より出できたり 岡本高明 200008  
ひきがへる一言居士の面したる 櫨木優子 200009  
ひきがえるかくれようかくれようとして 池田澄子 船団 200102  
がまがへるトロツコ列車の旅にかな 小野寺節子 風土 200208  
ひきがへる遺恨の墓碑をゆすりゐる 宇都宮滴水 京鹿子 200307  
ひきがへる耳塚にみみ置き忘る 宇都宮滴水 京鹿子 200308  
ぼあんぼあんと真言唱へひきがへる 近藤喜子 200408  
池の面のよどみに唄ふひきがへる 松村多美 四葩 200608 義仲寺
東大寺門前一匹ひきがえる 坪内稔典 稔典句集U 200804  
ひきがへる哲学のとき過しをる 近藤公子 200806  
通天閣灯ともし頃のひきがへる 中島陽華 200809  
横綱の立ち合いに似てひきがえる 岩木眞澄 ぐろっけ 200810  
ひきがへる流離譚みな貴種なりと 定梶じょう あを 200910  
がまがへる神戸市北区藁の家 戸栗末廣 火星 201009  
煙吐けば薄目をしたりひきがへる 大坪景章 万象 201108  
ひきがへる語れば長き素性かな 松本周二 かさね 201208  
草おほふ茂林寺沼のひきがへる 内田郁代 万象 201208  
ひきがへる隠しおほせしこと一つ 山崎青史 ろんど 201310  
ひきがへる愚図なあなたが苦手です 平野みち代 201310  
畏って候ふとひきがへるかな 定梶じょう あを 201310  
身じろがぬ落し物めくがまがへる 河村啓花 ろんど 201410  
ひきがへる鳴き出し空気重くなる 内海良太 万象 201509  
ふんばつて見せて四股名はひきがへる 橋本くに彦 ホトトギス 201609  
沈黙は鋼の言葉ひきがへる 七種年男 201609  
ひきがへる四五匹ほどのドンゴロス 中島陽華 201707  
ひきがへる聖人のやう構へゐる 伊藤希眸 京鹿子 201709  
座すのみで庭の主やひきがへる 岩上行雄 末黒野 201709  
歴史家の家に常駐ひきがへる 篠藤千佳子 201710  
ひきがへる一月ぶりの街の風 佐々木秀子 201711  
ひきがへる居留守のわれにもの申す 河前隆三 馬醉木 201808  
ひきがへるこころ構へのあるやうな 山中正己 船団 201811  

 

2020年6月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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