虞美人草     34句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
虞美人草本気になりて眉をひく 松下幸恵 六花 200002  
雛罌粟の晶子漱石の虞美人草 明星舞美 船団 200112  
うちそよぐ虞美人草の歓喜かな 山下青坡 200208  
剃りあとの蒼き漢や虞美人草 柘植征四郎 風土 200209  
風をよろこびてひらひら虞美人草 大橋敦子 雨月 200306  
虞美人草風に溺るるさまに揺れ 遠藤若狭男 200309  
虞美人草高級な麺麹顎疲れ 高千夏子 200406  
虞美人草藤尾虚栄の緋なるかや 大橋敦子 雨月 200407  
逢ひにきて虞美人草の唇よ 黒田咲子 200408  
夕風に虞美人草の咲き立てる 山田六甲 六花 200607  
放将は遠き日の夢虞美人草 藤岡紫水 京鹿子 200608  
一叢の日々の一花の虞美人草 溝内健乃 雨月 200608  
毀れやすき一途の恋や虞美人草 東野鈴子 雨月 200708  
ゆるやかに紐囲ひされ虞美人草 奥田順子 火星 200808  
虞美人草明治は空の高かりき 吉川唯秋 ろんど 200908  
上州の荒ぶる風に虞美人草 小泉三枝 春燈 200908  
虞美人草はやも卓布へ散る気配 坂上香菜 201008  
「虞美人草」の歌口遊む冬帽子 川崎利子 201104  
先々と心を読まれ虞美人草 長谷川鮎 ぐろっけ 201106  
群れてよし一輪でよし虞美人草 松本三千夫 末黒野 201109  
虞美人草宿世を秘むる緋色かな 尾野奈津子 春燈 201209  
虞美人草のあまたの種子を失敬す 瀬川公馨 201210  
廃屋と更地が好きよ虞美人草 升田ヤス子 六花 201309  
風聞をそらしてをりぬ虞美人草 鈴鹿けい子 京鹿子 201501  
虞美人草夕日彩り深めけり 赤岡茂子 春燈 201508  
過ぎし日の夢に疲れて虞美人草 松田都青 京鹿子 201510  
虞美人草空青ければ紅の濃く 岡野里子 末黒野 201510  
種となる虞美人草の哀れかな 大坪景章 万象 201608  
病む友の窓辺にひらく虞美人草 秋川泉 あを 201609  
虞美人草漱石ならばこそ尊し 伊藤希眸 京鹿子 201809  
あの時も虞美人草の午後だった 坪内稔典 船団 201811  
吹く風に待つたをかけし虞美人草 久保夢女 201908  
圍から一歩踏み出す虞美人草 佐藤喜孝 あを 201908  
少女より女のきざし虞美人草 菊池和子 京鹿子 201911  

 

2020年6月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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