五月尽(五月終・五月果)  51句

五月  五月尽  五月鯉  五月晴  五月闇

作品
作者
掲載誌
掲載年月
嫁ぐ娘が父に酒つぐ五月尽
伊藤一歩
いろり
199906
犬洗ひ己れ濡らして五月尽
萩原記代
199908
能登五月終と決めたる句碑建てり
能村登四郎
羽化
200000
結局は水割りにして五月果つ
山田六甲
六花
200006
糠床に塩をふり足す五月尽
保坂加津夫
いろり
200007
雪嶺を更科にみて五月果つ
永田二三子
酸漿
200008
唐黍の早生の花穂や五月尽
八田與四郎
酸漿
200008
時の人指呼の間なりし五月尽
桑垣信子
いろり
200108
曲終へて清しき笑みや五月果つ
桑垣信子
いろり
200108
夫から貰ふ賃金五月尽
竹山みや子
築港
200208
沈む日のあまりに大き五月尽
三浦カヨ子
酸漿
200208
留守電はサンデエゴより五月尽
醍醐季世女
200209
五月尽任重而道遠
松山律子
六花
200305
英国のヌード展あり五月尽
須賀敏子
あを
200307
少し泣き少し笑ひて五月果つ
新家生子
200309
誘はれてタンゴの夕べ五月尽
芝尚子
あを
200407
からオケに親子親しき五月尽
白石秀雄
酸漿
200408
五月逝くあの目あの声あの笑顔
馬場龍雨
200508
松の芯こぞりて競え五月尽
鈴木勢津子
200508
一病の去りし安堵に五月果つ
仙石君子
雨月
200508
父母もゐて炎の記憶五月果つ
芝宮須磨子
あを
200508
阿蘇五岳露天の湯にて五月尽
須賀敏子
あを
200607
五月果つ百万ドルのうるし闇
高橋澄子
200609
快晴に大物洗い五月尽
山形麗子
ぐろっけ
200609
暗闇や母攫はるる五月尽
各務麗至
200705
血の溶ける音に耳貸す五月果つ
松田都青
京鹿子
200809
小袋をひとつ仕上げし五月尽
植村公女
炎環
200907
声に出して汝を呼んでみる五月果つ
太田寛郎
200910
祝電が讀まれぬままに五月果つ
松田都青
京鹿子
201009
友を訪ひ話弾めり五月尽
梅田秀子
酸奬
201009
やりたいことをして目に涙五月盡 堀内一郎 あを 201106
五月尽日蝕メガネは小抽斗 三川美代子 201208
あつさりと紐の解けて五月尽 代田青鳥 風土 201208
次々と総会済みて五月尽 佐藤健伍 201208
級友の大法要や五月尽 四條進 201208
あれこれと計画倒れ五月尽 濱田ヒチヱ ぐろっけ 201209
朱鷺翔てる島を恋をり五月尽 加藤千津 ろんど 201209
外税にまだまだ慣れず五月尽 須賀敏子 あを 201407
飯豊連峰雪おごそかに五月尽 滝沢幸助 春燈 201408
横たへて血の濃きからだ五月尽 堀内一郎 堀内一郎集 201412
はかりごと着々なれど五月尽 稲畑汀子 ホトトギス 201505
生花展蕾ほころび五月尽 野村鞆枝 京鹿子 201610
友病めばわが齢思ふ五月尽 稲畑汀子 ホトトギス 201705
来れる日の少なしと孫五月尽 赤座典子 あを 201807
前髪を切って私の五月果つ いろは 201809
五月尽悔いあるようなないような 松井季湖 201809
隠れたい場所見つからぬ五月尽 直江裕子 京鹿子 201909
再のつく番組ばかり五月尽 七郎衛門吉保 あを 202007
髪切つていつもの顔や五月尽 淡路久仁子 春燈 202008
外出自粛残像となる五月果つ 田中臥石 末黒野 202009
ペンテコステに当たる父の忌五月果つ 森清信子 末黒野 202009
句作りに子とドライブヘ五月尽 本郷美代子 やぶれ傘 202009
三度目の緊急事態五月尽 須賀敏子 あを 202107
道草も寄り道もなく五月尽 関道子 春燈 202108

 

2022年5月31日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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