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杉の實の青しと思ふ鮎を喰ぶ    高島茂

  錆鮎  落鮎

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
一本の竹串鮎を波とせり 須賀ゆかり 201707  
若鮎の魚梯を登るひかりかな 石黒興平 末黒野 201708  
鮎の骨抜いてくれたる祖母のこと コ田千鶴子 馬醉木 201708  
簗の鮎跳ねて真近に在る故郷 谷陽右 馬醉木 201708  
鮎釣の流るる雲に竿打てり 笹村政子 六花 201708  
吊橋やきらりきらりと上り鮎 升田ヤス子 六花 201708  
串抜けば笑ひをりけり鮎の顔 住田千代子 六花 201708  
父と師の川は球磨川鮎の影 田尻勝子 六花 201708  
記念日の席に小鮎と酒肴あり 谷口一献 六花 201708  
川音の貴船奥道鮎の宿 井上石動 あを 201708  
津和野より石見の紙の鮎だより 山本喜朗 雨月 201708  
鮎皿に川の絵模様泳ぐ鮎 溝渕弘志 六花 201709  
厠まだ裸電球鮎の宿 森岡正作 201709  
笹に乗せ鮎一匹をもらひけり 山内洋光 201709  
落される堰を踊りて上り鮎 甕秀麿 201709  
撓ひつつひかり投げ来る鮎の竿 大沢美智子 201710  
おぼつかぬ歩みの猫に鮎与ふ 秋川泉 あを 201709  
あれは鮎流れの綺羅に紛れしは 山西商平 ホトトギス 201710  
旅心鮎解禁の古里へ 林加寸美 ホトトギス 201710  
釣り上がる鮎の一閃二閃かな 三村純也 ホトトギス 201710  
山揚や鮎焼く香り町ぢゆうに 内海良太 万象 201710 那須烏山・山揚祭
水溜りに鮎逃れゐて旱川 小林愛子 万象 201710  
釣好きの父の忌過ぎて鮎を焼く 大坪貞子 万象 201710  
足許の磯のかをりや鮎の笊 大坪あきら 万象 201710  
小鮎とぶ朝の琵琶湖の水輪かな 須賀允子 万象 201710  
鮎釣の鑑札壁に父逝きぬ 笹村政子 六花 201710  
ぴちぴちと生け簀に跳ぬるをとり鮎 小川玉泉 末黒野 201710  
解禁の夜明けの磧鮎匂ふ 今井千鶴子 ホトトギス 201711  
鮎づくしいただきをれば通り雨 今井千鶴子 ホトトギス 201711  
思はざる山家の昼餉鮎づくし 今井千鶴子 ホトトギス 201711  
鮎を釣る根気鮎釣見る根気 山田閏子 ホトトギス 201711  
鮎よりも旨いと宿主(あるじ)岩魚焼く 横溝和恵 京鹿子 201711  
焼鮎の骨をふはりと抜きにけり 廣畑育子 六花 201711  
鵜も鮎も人類うらむ鵜飼かな 大久保白村 ホトトギス 201712  
子持ち鮎寺にもたらす宮大工 福島せいぎ 万象 201712  
水分くる信玄堤下り鮎 高埜良子 春燈 201712  
親指姫トントン釣の鮎食して 中島陽華 201712  
国盗りの地にほろ苦き鮎雑炊 森岡正作 201801  
身拵へほどには鮎の釣れてゐず 角野良生 201801  
鮎梁を外れたる水のほとばしる 岸洋子 201802  
蒼き山蒼き流れの鮎の里 長尾タイ 末黒野 201804  
堰いくつ越えしか鮎の川激つ 河原敬子 201804  
若鮎の跳べば光となるばかり 森岡正作 201807  
鮎のぼるきほひのままに跳ねながら 松田明子 201807  
日に水に光りて稚鮎上りけり 松田明子 201807  
永らへて鮎の骨抜く貴船かな 中島陽華 201808  
川底に光届きし鮎の川 田中美恵子 201808  
新緑へのみ込まれたる瓢鯰図 村田あを衣 京鹿子 201808  
父祖の地を手放し鮎の腸苦し 森岡正作 201809  
山の水筧に引きて鮎の宿 堀井英子 雨月 201809  
焼きたての鮎の一皿旅帰り 高木晶子 京鹿子 201809  
真一文字に声の飛び交ふ鮎の糶 持田信子 春燈 201809  
入れてより震へどほしやたもの鮎 池田光子 風土 201810  
蘆原にぬつと出てくる鮎の竿 池田光子 風土 201810  
焼鮎の反り身を照らす熾火かな 石黒興平 末黒野 201810  
瀬の温み不戦の鮎の不漁かな 七郎衛門吉保 あを 201810  
川音につひに登場鮎料理 高木晶子 京鹿子 201811  
星近し闇深めゆく鮎の宿 山下健治 春燈 201812  
鮎の宿昏き廊下を渡りけり 大沢美智子 201901  
掌の中の水ごと鮎をもらひけり 栗坪和子 201901  
鮎釣や無言の行の一人ひとり 田代民子 201902  
故郷に住むは不幸か鮎の川 山田六甲 六花 201905  
鮎膳に向ふ川音聞く二階 稲畑汀子 ホトトギス 201906  
鮎の宿とて届きたる案内状 稲畑汀子 ホトトギス 201906  
川音の二階へ届く鮎の膳 稲畑汀子 ホトトギス 201906 鮎 →1

 

2019年6月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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