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あたたか 3     37句

あたたかに白壁ならぶ入江かな    子規

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
木と糸をつなぎし遊びあたたかし 清水晃子 遠嶺 200607  
あたたかや蹠てのひらふたつづつ 柴田佐知子 200607  
川なりに歩みて大地あたたかし 清水裕子 200607  
餡パンが出てあたたかな句会かな 岩岡中正 ホトトギス 200608  
虚子百句語り来し日々あたたかし 長山あや ホトトギス 200609  
婿といふ息子がをりてあたたかし 岩岡中正 ホトトギス 200610  
野辺のもの旅に満たしてあたたかし 前田貴美子 万象 200610  
惜命の稿の朱筆やあたたかし 林いづみ 風土 200611  
川なりに歩みて大地あたたかし 清水裕子 200702  
足さすりくれし吾子の手あたたかし 桑田青虎 ホトトギス 200703  
ふるさとを思うてをればあたたかし 永嶋みね子 火星 200703  
残る日や手を入れて米あたたかし 竹貫示虹 京鹿子 200703  
声出してみればあたたか一人の夜 高倉和子 200703  
絵付する素焼の肌のあたたかし 松崎鉄之介 200704  
あたたかや問診の医師前屈み 青山悠 200704  
今はむかしチッキに木札あたたかし 定梶じょう あを 200704  
無理するな楽をするなとあたたかし 津野朝子 馬醉木 200705  
あたたかや藻の屑浮きし忘れ潮 横田初美 春燈 200705  
あたたかや魚の腹から小魚出て 百瀬七生子 海光 200705  
埴輪見てきて鉄棒のあたたかし 百瀬七生子 海光 200705  
山やまに呱々の声ありあたたかし 百瀬七生子 海光 200705  
文士らの直筆の稿あたたかし 石橋萬里 ぐろっけ 200705  
あたたかや料理上手の友ありて 谷寿枝 酸漿 200705  
安万侶の書きし古事記のあたたかし 松崎鉄之介 200706 大和吟行会にて
赤絵陶器の十六羅漢あたたかし 稲垣光子 200706  
あたたかや少年席をゆづり呉れ 出口賀律子 雨月 200706  
へうたんを買ひて鎌倉あたたかし 八木下巌 200706  
酔つてゐる牧水の字のあたたかし 服部早苗 200707  
あたたかや墓地より望む白き船 池崎るり子 六花 200707  
あたたかや祖父書き上げし紀行文 小林奈穂 200708  
病室に家族来たりてあたたかし 高倉恵美子 200708  
籠る身に旅の誘ひのあたたかし 桑田永子 ホトトギス 200709  
干潟かなポテトスープのあたたかさ 矢野千佳子 京鹿子 200709  
経あたたか源氏平氏の隔て無く 堀井英子 雨月 200709  
今日寒くあしたあさつてあたたかし 堀内一郎 あを 200712  
口元にスープの湯気のあたたかし 福地初江 200801
訛りあるナースの言葉あたたかし 峰尾秀之 200802 一時回復

 

2008年3月16日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

掲載年月順です。

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