青 嶺   38句

七月の青嶺まぢかく溶鉱炉    山口誓子

蜩や奥の青嶺にうちひびく   水原秋桜子

夏山   夏の山  夏嶺  青嶺

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
この深き青嶺落人匿ひし 密門令子 雨月 200411  
荼毘に付す煙がぬくし遠青嶺 東良子 首座星 200804  夫、虚血性心不全にて急逝
泰然と金剛青嶺国境 坂根宏子 201108  
悠久の青嶺に沈む夕日かな 小島昭夫 春燈 201212  
なぎさ打つ波ひたひたと遠青嶺 犬塚芳子 201408  
足跡確と多摩支部青嶺目ざしけり 久染康子 201409  
雲仙の青嶺を簷に仏彫る 室伏みどり 雨月 201409  
眼薬の上手に入りし青嶺かな 杉浦典子 火星 201410  
湧水の絹の手ざはり遠青嶺 大沢美智子 201410  
ハイジャンプ胸の高さの遠青嶺 河村啓花 ろんど 201411  
青春の彼の日従へ青嶺行 藤森すみれ 201507  
甲斐駒の青嶺返せり大こだま 高瀬史 馬醉木 201508  
山彦の凛凛青嶺より返す 室伏みどり 雨月 201508  
夕青嶺湖底に透ける御母衣村 能村研三 201509 高山・中部大会
天空に胸はつて立つ青嶺かな 山田春生 万象 201510  
いきいきと夜も雲吐く青嶺かな 山田春生 万象 201510  
飛騨路へと青嶺屏風を辿りけり 清水佑実子 201510  
鐘一打響動もす袈裟の青嶺かな 清水佑実子 201510  
簡略な便り青嶺のふもとより 風間史子 201510  
青嶺々と改まり聳つ鈴鹿かな 浅井青二 雨月 201510  
上総みな青嶺といへど高からず 能村研三 201608  
詩に集ふ誰も心に青嶺持ち 大畑善昭 201608  
鳥籠の鳥逃げて行く青嶺かな 中嶋陽子 風土 201609  
湖に迫る青嶺や襞深く 森清信子 末黒野 201609  
赤屋根の山荘映ゆる青嶺かな 原和三 末黒野 201609  
眦に雷ほとばしる遠青嶺 竹内弘子 あを 201609  
ポストイナ鍾乳洞へ青嶺かな 中村洋子 風土 201610  
青嶺また青嶺四万十水まんまん 永淵惠子 201611  
遠青嶺膨らみ描く放物線 菅井悦子 201708  
白雲の湧き立つ雨後の遠青嶺 藤岡紫水 京鹿子 201709  
蝦夷青嶺湖は紺青極めたり 内海良太 万象 201709 札幌行
青嶺晴れわたり古民家スパゲティ 数長藤代 201709  
峡谷のVの切れ込み遠青嶺 大沢美智子 201710  
その影を青嶺に預け雲育つ 松尾龍之介 201801  
鎌倉の青嶺を一歩一歩かな 山口登 末黒野 201808  
遠青嶺飛行機雲の天へ伸び 和田啓 末黒野 201810  
雨靄の霽れて青嶺の高さかな 小原芙美子 風土 201811  

 

2019年6月23日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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