青蜜柑    141句

行く秋のなほ頼もしや青蜜柑   芭蕉

蜜柑  青蜜柑  花蜜柑

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
青蜜柑川どう見ても膨れゐる 杉浦典子 火星 199901  
等距離にある短編と青みかん 林朋子 船団 199902  
青蜜柑かたっぱしから爪立てて 荻野美佐子 船団 199903  
同棲をケロリと認め青みかん 近藤千雅 船団 199907  
運ためす輪投げ三役青みかん 柿沼盟子 風土 199912  
遥かなるわたつみの声青蜜柑 上田希実 遠嶺 200002  
青蜜柑アンモナイトをなでし手の 中原幸子 遠くの山 200010  
放哉の墓に小さき青蜜柑 水原春郎 馬醉木 200101  
一箇づつ給食皿の青みかん 阿部晶子 200101  
子にもある頑な心青蜜柑 赤未真理 ぐろっけ 200102  
抱きぐせは唯我独尊青蜜柑 辻村拓夫 船団 200103  
地球儀の国名古し青蜜柑 岡清秀 船団 200105  
青蜜柑描きて妻を喜ばす 金子つとむ 俳句通信 200111  
見送りのてのひらに載せ青蜜柑 田辺レイ 200112  
剥く皮の海星のかたち青蜜柑 槐布由子 銀化 200112  
水軍の裔てふ故郷青蜜柑 越智秀子 雲の峰 200112  
嬰の顔見られる今日の青蜜柑 荒幡美津恵 遠嶺 200112  
青みかん車中に剥いて旅はじめ 濱地恵理子 200202  
海原を風通ひけり青蜜柑 菊地恵子 酸漿 200211  
青蜜柑小波の上陽の踊る 森理和 あを 200211  
バス旅行だれか剥いてる青みかん 関章子 百鳥 200212  
好きな子の名のまた変はり青みかん 近藤倫子 ぐろっけ 200212  
青蜜柑ころがる島の防波堤 木村みかん 200301  
青みかんもいで誰もが盗人に 竹下昭子 ぐろっけ 200301  
青みかん梯子下りたり上ったり 佐田昭子 ぐろっけ 200301  
コロッケのおまけにもらう青みかん 陶山泰子 ぐろっけ 200302  
耶蘇島を売り出す噂青蜜柑 塩路隆子 花衣 200307  
接待にいただく島の青蜜柑 中野たけみ 雨月 200311  
だしぬけの詰問電話青蜜柑 数長藤代 200401  
その課題次週持ち越し青蜜柑 須佐薫子 帆船 200404  
海沿ひの参詣道の青みかん 河崎尚子 火星 200412  
青蜜柑声は記憶に残るもの 玉川梨恵 200501  
消灯の机に残る青蜜柑 瀬下るか 200501  
島一つ跨ぐ架橋の青蜜柑 松本恒子 ぐろっけ 200501  
青蜜柑弁当箱の上にあり 青池亘 百鳥 200501  
まだ青き籠に盛りたる青蜜柑 秋千晴 200502  
湯の小屋の前は海峡青蜜柑 梅村達子 帆船 200502  
橋脚が島の半分青蜜柑 七種年男 200502  
老いまじく爪立てて剥く青みかん 伊藤白潮 200511  
故郷の山河の匂ひ青蜜柑 杉本綾 200601  
食たりて心飢うる世青蜜柑 山口天木 雨月 200601  
青蜜柑島がそろそろ重くなる 鷹羽狩行 200611 尾道
噴湯の鼓動めく音青蜜柑 梅原美子 200612  
海の紺葉裏に透けて青蜜柑 木内美保子 六甲 200612  
きやうだいの往キ来尠し青蜜柑 生方義紹 春燈 200701  
一秒の現在は過去青みかん 前川明子 200701  
海の風しかと握るや青蜜柑 林友次郎 遠嶺 200701  
鉢巻の舟の出てゆく青みかん 梶浦玲良子 六花 200701  
顔中がピアスの娘青蜜柑 高橋大三 ぐろっけ 200702  
未来とはかく光るもの青蜜柑 上崎暮潮 ホトトギス 200704  
青みかん人に時間の湧き出す 天野きく江 200710  
青みかん奮ひ立たせる気の弱り 栗原公子 200710  
青みかん部屋の空気の入れかはり 代田幸子 200711  
図書館の音読する子青蜜柑 水谷ひさ江 六花 200711  
青みかん子が世に一書出すと言ふ 大畑善昭 200712  
青蜜柑句座に暫しの静寂あり 国永靖子 ぐろっけ 200712  
天日を取り合つてゐる青蜜柑 岩月優美子 200801  
休日の鏡の中の青蜜柑 高田令子 200801  
伊予街道ゆけば山みな青蜜柑 齋部千里 ぐろっけ 200801  
青蜜柑窓すれすれの予讃線 木内美保子 六花 200801  
青蜜柑陽射しの中の六地蔵 大村真佐子 遠嶺 200802  
しまなみ海道島のいくつや青蜜柑 田宮勝代 酸漿 200809  
近道を来て匂ひけり青蜜柑 小山漂葉 酸漿 200811  
新しき苗字に慣れず青蜜柑 石川かおり 200812  
師の句碑を望むあしたや青蜜柑 林友次郎 遠嶺 200812  
潮騒の乗り来る風の青蜜柑 飯田角子 酸漿 200812  
青蜜柑未知の世界へ投げてみる 岩月優美子 200901  
雲生るる大和うるはし青蜜柑 山田春生 万象 200901  
青蜜柑かたはらに子の旅程表 清水晃子 遠嶺 200902  
青蜜柑豊かに育ち揚羽来る 中里信司 酸漿 200911  
垣根ごし触れむばかりの青蜜柑 早崎泰江 あを 200911  
青蜜柑その一言の嬉しさよ 副田氷見子 炎環 200912  
祖母の忌の長命の叔父青みかん 数長藤代 200912  
二階より手の届きさう青みかん 國保八江 やぶれ傘 200912  
青みかん手つかずあの日見合の日 藤野寿子 あを 200912  
誰からも好かるる男の子青蜜柑 今井松子 遠嶺 201001  
航跡の瀬戸に交はる青蜜柑 大崎紀夫 やぶれ傘 201003  
休日は素顔の少女青蜜柑 高橋秋子 201011  
無口なりし夫に供ふる青蜜柑 浜口高子 火星 201011  
旅終へし鞄の底の青蜜柑 浜口高子 火星 201011  
大家族たりし生立ち青みかん 藤原照子 201012  
青みかん幼き頃の向う傷 岩永充三 201012  
青蜜柑剥けば幼き日々のこと 山本孝夫 201101  
青蜜柑通夜の廊下を転がれり 竪山道助 風土 201101  
青みかん手向けの神へ一つ置く 宮井知英 201101  
青蜜柑シェフは酸味に使ひけり 年森恭子 ぐろっけ 201101  
あたらしき卒塔婆の下の青みかん 竹内弘子 あを 201101  
青蜜柑手にして唇の歪み来る 大橋敦子 雨月 201108  
差羽鳴く盆地育ちの青蜜柑 布川直幸 201109  
青みかん川添ひにある道の駅 中山静枝 201110  
鉢物にして初なりの青みかん 仁平則子 201110  
深々と葉色と競ふ青蜜柑 鳥居おさむ ろんど 201110  
海風の停車駅なり青蜜柑 古川夏子 201112  
青蜜柑普陀落山に着きにけり 中田禎子 201201  
忌の明けや爪たてて剥く青蜜柑 大川八重子 火星 201201  
利かん気は今もそのまま青蜜柑 割田容子 春燈 201211  
叶はない夢などはなし青蜜柑 割田容子 春燈 201211  
青蜜柑程よき数となりにけり 三輪慶子 ぐろっけ 201211  
遠に見え相模に入りぬ青蜜柑 酒井秀郎 返り花 201211  
教室のたれかがむける青みかん 山田六甲 六花 201211  
青蜜柑船の行き交ふ瀬戸の海 菊地崇之 かさね 201301  
情熱といふ青みかん甘からず 仲田眞輔 ぐろっけ 201301  
父母姉妹眠れる墓や青みかん 青木朋子 201301  
お接待の遍路に渡す青みかん 島玲子 風土 201312  
青みかん手の皺ふやし夢ふやし 中山皓雪 201312  
青蜜柑御殿場線は峡を行く 瀧春一 花石榴 201312  
家康のお手植と言ひ青みかん 内藤庫江 末黒野 201401  
妹は笑っているだけ青蜜柑 つじあきこ 船団 201401  
青蜜柑我に返りしごと匂ふ 後藤立夫 ホトトギス 201402  
酸っぱさの程よき加減青みかん 和田森早苗 201402  
新しき名字に慣れず青みかん 石川かおり 福袋 201404  
青蜜柑駅員さんと顔馴染 森理和 あを 201409  
嫁がねば長き青春青蜜柑 大橋敦子 雨月 201410  
生りやうの自然淘汰や青蜜柑 久保晴子 雨月 201411  
青蜜柑大き食卓ころげ落つ 本多遊方 春燈 201412  
天空橋瀬戸山々は青蜜柑 吉田克美 ろんど 201501  
青蜜柑島より島へ風わたる 森俊人 201502  
青蜜柑未知の世界へ投げてみる 岩月優美子 グピドの瞳 201506  
かけっこはあの子花形青蜜柑 斉藤裕子 あを 201510  
青みかんむく少年の日の匂ひ 山田正子 201512  
病室に香のほとばしる青みかん 井浦美佐子 201512  
青蜜柑青き香りをこぼしけり 大木清美子 201512  
一夜城へ吹き上ぐ風や青みかん 鈴木庸子 風土 201512  
新しい卆塔婆の下の青みかん 竹内弘子 あを 201608  
潮騒の風に研がるる青蜜柑 藤代康明 201611  
青蜜柑たわわアフリカ見ゆる丘 竪山道助 風土 201611  
母の背のまた低くなる青蜜柑 前田美恵子 201701  
青蜜柑三等賞の子に渡す 根橋宏次 やぶれ傘 201701  
潮風の丘の日溜り青蜜柑 西村渾 201711  
励ましのメール届くや青蜜柑 たかはしすなお 201712  
二枚目は二枚目のまま青蜜柑 つじあきこ 201712  
三つ編みのころの自画像青みかん 斉藤マキ子 末黒野 201712  
落ちてゐる青みかんまだかざり置く 沼田桂子 春燈 201712  
青蜜柑無敗の城を斜に見て 丸井巴水 京鹿子 201712  
旅の予定早々立てて青蜜柑 樺山翠 雨月 201801  
青蜜柑たわわアフリカ見ゆる丘 竪山道助 風土 201801  
向き合ひし少女の黙や青蜜柑 西村白杼 京鹿子 201801  
青みかん葉陰の一つ数へ足す 宮本加津代 万象 201801  
返答の子の直球や青蜜柑 大杉映美 馬醉木 201811  
母さんの方が青くて青蜜柑 つじあきこ 201812  
禅寺の賢さうなる青みかん 菊地光子 201812  

2019年10月16日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。