天の川 2   100句

天の川わたるお多福豆一列   加藤楸邨   怒濤

銀河 天の川 冬銀河 夏銀河

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
背泳ぎの腕しびれし天の川 田村みどり 京鹿子 200311  
天の川めぐり逢へねば浮寝かな 田村みどり 京鹿子 200311  
急がざる旅の二夜の天の川 指尾直子 雨月 200311  
研かれて飛び立つ詞天の川 小林恵子 遠嶺 200311  
産院に眠る子の夢天の川 堀光子 遠嶺 200311  
水の星数多あらむや天の川 青野迦葉 ホトトギス 200312  
さざめきは十二音階天の川 青野迦葉 ホトトギス 200312  
大銀河天の川あり地球あり 青野迦葉 ホトトギス 200312  
結ばれぬゆゑにはかなき天の川 塩崎万規子 ホトトギス 200312  
天の川果つる夜明けでありしかな 塩崎万規子 ホトトギス 200312  
天の川戦敗れて濃かりけり 荒牧成子 ホトトギス 200312  
短剣に憬れもせし天の川 荒牧成子 ホトトギス 200312  
天の川年尾星へと喜美子星 加藤晴子 ホトトギス 200312  
天の川過去美しときらきらと 加藤晴子 ホトトギス 200312  
天の川ちよつと広がりすぎてきし 加藤晴子 ホトトギス 200312  
天の川見しか知覧の特攻機 本村照香 ホトトギス 200312  
白鳥座つばさを拡げ天の川 鷲巣ふじ子 ホトトギス 200312  
天の川都会の空は区切られて 山崎貴子 ホトトギス 200312  
高原の森閑として天の川 植木長子 ホトトギス 200312  
み吉野の深き奈落や天の川 植木長子 ホトトギス 200312  
変りゆく世相を憂ひ天の川 吉田小幸 ホトトギス 200312  
天の川夜汽車に乗つて渡りゆく 藤井啓子 ホトトギス 200312  
天の川経由パリ行き直行便 藤井啓子 ホトトギス 200312  
天の川見えず早寝の越泊り 村田文一 遠嶺 200312  
牛小屋の消灯されし天の川 飛鳥由紀 200312  
音たてて崩るる榾火天の川 影山わこ 百鳥 200312  
忘れえぬ一信のあり天の川 高千夏子 200312  
天の川流れ地底にマグマかな 高橋将夫 200401  
金婚の夫の言葉や天の川 山下繁子 河鹿 200401  
ぬり絵いろいろ天の川さみしい 矢野千佳子 京鹿子 200402  
天の川天穹といふ余白かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 200407  
天の川一筆書に横たはり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200407  
その中にあの人の星天の川 稲畑廣太郎 ホトトギス 200407  
火星見るための夜空よ天の川 稲畑汀子 ホトトギス 200408  
はや次の旅のいざなひ天の川 稲畑汀子 ホトトギス 200408  
釣書かく墨なめらかや天の川 水谷ひさ江 六花 200408  
ふところに風あつまりて天の川 堀内一郎 あを 200409  
天の川われも鱗はしろがねぞ 八田木枯 夜さり 200409  
天の川熟水ゆざましは死のごとく在り 八田木枯 夜さり 200409  
担送車がたんと揺れて天の川 淵脇護 河鹿 200410  
天の川いつか一人になることも 高畠英 河鹿 200410  
一息に頸拭ひけり天の川 石脇みはる 200410  
天の川声明闇を波立たせ 大島翠木 200410  
幼児期のあさきゆめみし天の川 堀義志郎 火星 200410  
天の川仰ぐかたちに寝てゐたり 村越化石 200410  
天の川母の枕に瀧なせり 柴田佐知子 200410  

君がまつ我にもあらむ天の川

森理和 あを 200410  
天の川癒ゆるに痒き手術痕 淵脇護 河鹿 200411  
天の川未来無辺と想はせし 泉田秋硯 200411  
吊橋を猫の歩けり天の川 原紀 対岸 200411  
天の川星の子眠る宙の街 後藤眞由美 春燈 200411  
天の川母ありし夜も亡きあとも 小谷延子 栴檀 200411  
湖わたる風が研ぎゆく天の川 藤岡紫水 京鹿子 200411  
また一つ増ゆる師の星天の川 沼口蓬風 河鹿 200412  
釣人の竿さす先の天の川 大澤君予 遠嶺 200412  
潮騒や子と見る島の天の川 曷川克 遠嶺 200412  
売ることに決めしピアノや天の川 十河秀子 百鳥 200412  
ねむるまで読む愚管抄天の川 水野恒彦 200501  
天の川ひつそりかんと城下町 渡辺繁 火星 200501  
天の川また見たくなり旅支度 吉宇田知英子 200505  
天の川火の山柱時計かな 高橋将夫 星の渦 200507  
天の川ほとりに天馬来てをりぬ 高橋将夫 星の渦 200507  
天の川母の体は冷えてゐし 秋千晴 200507  
天の河 三途の川は何処ですか 松山律子 六花 200507  
天の川まで昇りゆく漁火か 鷹羽狩行 200508

「白魚火」六〇〇

号を祝して

妻恋の天の川濃き草田男忌 滝沢伊代次 万象 200508  
階段を十三のぼる天の川 堀内一郎 あを 200508  
星絵図の天の川より紙魚こぼる 浜口高子 火星 200509  
天の川戦時遺品の聖書持つ 森道子 京鹿子 200509  
天の川金魚の値すでに廉し 瀧春一 菜園 200509  
パピルスの紙の縞目や天の川 雨村敏子 200510  
パソコンを探れば夫が天の川 山田美恵子 火星 200510  
若き等の恋愛談義天の川 岡久枝 酸漿 200510  
人知れぬ契りの夜星天の川 芝生南天 河鹿 200510  
終ひ湯を出てのしばらく天の川 藤井昌治 200510  
雨憎くや逢瀬重ぬる天の河 横山迪子 六花 200510  
天の川横たふ秩父機の町 中村房子 馬酔木 200511  
魂やどる鳥形埴輪天の川 延広禎一 200511  
指組んで胸に手を置く天の川 戸田春月 火星 200511  
ためらひつ押す呼鈴や天の川 武内沢仙 遠嶺 200511  
逝くははへせめて花道天の川 うまきいつこ 200511  
山峡の空狭かりき天の川 河合大拙 百鳥 200511  
大会を守る星二つ天の川 沼口蓬風 河鹿 200512  
異次元に住む夫遠し天の川 谷寿枝 酸漿 200512  
この路地に物干すくらし天の川 藤原和子 200512  
天の川仰ぐこころは祈りかな 長山あや ホトトギス 200601  
優しさに言葉つまづく天の川 林八重子 馬醉木 200601  
心てふ淡きはなびら天の川 市川勇人 四葩 200601  
小刻に動くファックス天の川 中野京子 200601  
思ひ出に横顔はなし天の川 松田都青 京鹿子 200601  
月冴えて見送る駅の天の川 山田耕子 京鹿子 200606  
散りぢりに遊びほうけて天の川 小阪喜美子 二輪草 200606  
熔岩に熔岩積みし火山や天の川 尾辻のり子 河鹿 200608  
ひとりなる家にも馴れぬ天の川 田中藤穂 あを 200608  
天の川ひとりの部屋の柱かな 竹内悦子 200610  
天の川ハムには糸のきりきりと 大島翠木 200610  
托生の師の面影や天の川 乗光雅子 雨月 200610  
天の川を隔つる距離の幾千里 大橋晄 雨月 200610  
天の川丈伸ばしやる子の浴衣 加藤廣子 火星 200611  
一人歌へば皆歌ひ継ぐ天の川 河崎尚子 火星 200611 天の川→3

 

2019年9月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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