秋の夜 3  25句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
点線に沿つて紙切る秋の夜 丑久保勲 やぶれ傘 202101
秋の夜さそり座の尾の見つからず 有賀昌子 やぶれ傘 202101
秋の夜の朗読で聴く三四 出牛進郎 202101
ただじつと写真と語る秋の夜半 松山牧子 ホトトギス 202102
秋の夜や遺影の父と齢並ぶ 和田啓 末黒野 202103
秋の夜は更くるにまかせコルトレーン 金光浩彰 202111
百円のバスマット踏む秋の夜 小山よる やぶれ傘 202111
秋の夜の尺八江差追分よ 犬嶋テル子 春燈 202111
秋の夜や物語りめく友の声 小菅澄重 春燈 202112
秋の夜の筆の命毛いとほしむ 赤石梨花 風土 202112
秋の夜のコントラバスの音重し 山本明彦 202112
秋の夜怪物の如暴れ雲 長崎桂子 あを 202112
お互に一人の暮し秋の夜 田中藤穂 あを 202112
身ほとりのものの錆ゆく秋の夜 里村梨邨 202201
秋の夜やいつも机辺に電子辞書 菅野日出子 末黒野 202201
手でかこふグラスのまるみ秋の夜 青谷小枝 やぶれ傘 202201
秋の夜や物語りめく友の声 小菅澄重 春燈 202212
秋の夜子規に銀河の句の多し 柴崎和男 やぶれ傘 202212
秋の夜恋と愛とはすれ違う 中川のぼる 202212
秋の夜の降りみ降らずみ更けゆけり 池乗恵美子 末黒野 202301
何もせぬ秋の夜長の長さかな 林すみ 京鹿子 202301
何事もなく休みたし秋の夜 出口誠 六花 202301
足の不調秋の夜長を持てあまし 橋本奨代 やぶれ傘 202302
歓楽の灯も秋の夜をまぬがれず 上迫和海 ホトトギス 202302
ビルの間の天体ショーや秋の夜 梅津まり子 末黒野 202302
秋の夜→1

 

2023年9月12日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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