秋 祭 2     124句

石段のはじめは地べた秋祭  三橋敏雄   しだらでん

秋祭  秋まつり  春祭

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
夕空は雲街道や秋祭 永田二三子 酸漿 200401  
秋祭近き神馬の老いにけり 渡邊朔郎 200401  
煮染食む父母なき里の秋祭 尾辻のり子 河鹿 200402  
秋祭り近づく街の蔵扉 小澤克己 遠嶺 200402 「川越祭り」
笛方は美男の家系秋祭 今井松子 遠嶺 200402  
秋祭の外れに白き美術館 永田哲心 遠嶺 200402  
時代絵巻に娘と紛れ秋祭 白井墨絵 遠嶺 200402  
秋祭島に獅子舞きてゐたり 和田敏子 雨月 200402  
父の掌にはぐれし記憶秋祭 伊藤敬子 遠嶺 200406  
篠笛の音のぬきんでて秋祭 鷹羽狩行 200410  
獅の面とれば父なり秋祭 滝沢伊代次 万象 200410  
髪匂はせ海女連れだてる秋祭 水田清子 200411  
秋祭すみたる磯の長寿村 水田清子 200411  
更け行くやシャギリ澄みゆく秋祭 水原春郎 馬醉木 200412  
酒樽の口の小さし秋祭 平野静 京鹿子 200412  
秋祭隣町より祖母の来て 山本浪子 風土 200412  
石鎚山の峰より晴るる秋祭 山本浪子 風土 200412  
転ぶ子に母の魔法や秋祭 林敬子 酸漿 200412  
手作りのお味噌お醤油秋祭 伊藤律子 帆船 200412  
ぺたぺたと足袋跣足ゆく秋祭 鈴木勉 対岸 200412  
金魚田にあぶく片寄り秋祭 吉田康子 火星 200412  
提灯に灯ともすだけの秋祭 浅川悦子 春耕 200412  
秋祭狸せんべい膨らみぬ 田中藤穂 あを 200412  
日だまりに老人がゐて秋祭 柴田佐知子 200501  
秋祭天狗の鳴らす一本歯 栗下廣子 万象 200501  
秋祭終りからだのほてりかな 竹中一花 200501  
秋祭近しと住吉一丁目 片山由美子 200501  
秋祭紅く煮上げし湖の蝦 立石萌木 雨月 200501  
機嫌よく野に飛び出せり秋祭 金國久子 遠嶺 200502  
島影に大き船ゐる秋祭 小野恵美子 馬酔木 200511  
秋祭張り紙残す掲示板 久本久美子 春燈 200512  
秋祭地縁血縁結束し 久保田雪枝 雨月 200512  
秋祭ぬひぐるみ抱く女の子 榎本孤星 築港 200512  
秋祭へらへらとみる二人づれ 榎本孤星 築港 200512  
雑踏の中のひとりや秋祭 木原紀幸 河鹿 200601  
鍋敷きは祖父の手作り秋祭 小宮山勇 遠嶺 200601  
まづ出会ふ義経みこし秋祭 浅井美子 遠嶺 200601  
産土の佐原ばやしや秋祭 浅井美子 遠嶺 200601  
秋祭山車の人形笑みてをり 半谷弘子 遠嶺 200601  
少年のころの空あり秋祭 白川敏彦 遠嶺 200601  
目ン玉を触られてをる秋祭 竹内悦子 200601  
青空へ撥ねたる屋根や秋祭 高倉和子 200601  
秋祭若人達の声は嗄れ 島内美佳 ぐろっけ 200601  
一年ぶりの挨拶交す秋祭 島内美佳 ぐろっけ 200601  
小言など聞く耳持たず秋祭 近藤倫子 ぐろっけ 200601  
秋祭法被の染みは喧嘩あと 大空純子 ぐろっけ 200601  
寿司飯を鯖につめおる秋祭 わかやぎすずめ 六花 200601  
子のをらぬ家の提灯秋祭り 武田美雪 六花 200601  
秋祭りふるさとことばで値引かるる 早水秀久 河鹿 200602  
秋祭夏にかも似て燃ゆる日よ 市場基巳 200602  
秋祭り果てたる夜の清々し 島元文 遠嶺 200602  
方言の飛び交ふ里の秋祭り 秋田直己 ぐろっけ 200602  
里山の風運びくる秋祭 宮崎正 ホトトギス 200603  
秋祭村に借られしインド象 福島吉美 万象 200603  
諌臣の館奈辺に秋祭 吉田王里 風土 200605  
大き闇たどれば蜑の秋祭 小野恵美子 馬醉木 200610  
ここに又通行禁止秋祭 稲畑汀子 ホトトギス 200610  
干網に風のからまる秋祭 田中英子 火星 200611  
村興し行事多彩に秋祭 長崎桂子 あを 200611  
はぐれし子携帯で呼ぶ秋祭 濱本暎子 200612  
御神酒所に一日氏子秋祭 荻野嘉代子 春燈 200612  
われに笑む無聊の野師や秋祭 飛鳥由紀 200612  
風抜けて水辺の町の秋祭 津田礼乃 遠嶺 200612  
円陣の中に獅子舞ふ秋祭 菊地英雄 酸漿 200612  
秋祭子供神輿の声近し 小松渓水 酸漿 200612  
十歳の美少女に逢ふ秋祭 木下もと子 200701  
町の名のそのまま残る秋祭 藤井佐和子 200701  
目の前の神輿高々秋祭 青垣和子 雨月 200701  
秋祭り三百年の鐘をつく 岩松八重 六花 200701  
秋祭白狐の面をこはがる子 服部早苗 200701  
潮焼けの氏子ばかりや秋祭 柴田佐知子 200702  
笛太鼓鐘絡繰りの秋祭 森津三郎 京鹿子 200702  
金一封集める若衆秋祭り 足利ロ子 ぐろっけ 200702  
孤つ家の軒提灯や秋祭 瀧春一 200706  
秋祭太鼓曳く人叩く人 芝尚子 200710  
秋祭思ひ出一足飛びに山車 鈴木栄子 春燈 200711  
山車曳く手片手は祖母に秋祭 鈴木栄子 春燈 200711  
うらがへる波の穂しろき秋祭 瀬戸悠 風土 200712  
転任の教師も居りし秋祭 田中藤穂 あを 200712  
秋祭乗る子見る人担ぐ人 小椋夏 200801  
村中を走り抜けたる秋祭 外川玲子 風土 200801  
天城から太鼓の一座秋祭り 平岡かづを やぶれ傘 200810  
秋祭りに賜ふ播州くされ鮨 宮崎左智子 200811  
連休の丸ビル街や秋祭 金原亭馬生 炎環 200811  
奥の間に通してもらふ秋祭 山田六甲 六花 200811  
曳山に栄華の名残り秋祭 井口淳子 200812  
濃き紅を引きたる男の児秋祭 笠井清佑 200812  
鳥居より始まる街道秋祭 鈴木梨枝子 炎環 200812  
楽しげに鳶輪を描く秋祭 岡野ひろ子 200812  
疊屋の神酒所に貸せり秋祭 大西八洲雄 万象 200812  
メールにて寄進の依頼秋祭 北尾章郎 200901  
人集めの太鼓が鳴りて秋祭 泉田秋硯 200901  
帰農者のはやばち握る秋祭 辰巳比呂史 200901  
マンションに大垂幕や秋祭 岡谷栄子 200901  
担がれて子供御輿や秋祭 山田春好 200901  
段丘と海の狭間の秋祭 高田令子 200901  
神主は声を嗄らせり秋祭り 加藤峰子 200901  
うづたかき空ラのトロ箱秋祭 吉川隆 春燈 200901  
秋祭り語彙増えし児も法被にて 濱田ヒチヱ ぐろっけ 200901  
検診のあとの小酌秋祭 笹倉さえみ 雨月 200901  
幼名で呼び合ひ集ふ秋祭 上原朝子 200902  
秋祭果てて句作へ真向かへり 原島ふじ子 遠嶺 200902  
秋祭へ十円を手に駆けし頃 山下美絵子 遠嶺 200902  
おしろいの子の得意顔秋祭 知伊吹文江 200903  
川端に献灯明日は秋祭 水谷洋子 十進法 200911  
主亡き門を閉ざして秋祭 羽生きよみ はらから 200911  
野の果てへうねる掛声秋祭 横松しげる 遠嶺 200911  
やつちや場の競り声そぞろ秋祭り 渡部磐空 200911  
老人は御神酒所守り秋祭 芝宮須磨子 あを 200911  
賞品に仔豚あたりぬ秋祭 城台洋子 馬醉木 200912  
秋祭隅にごろりと力石 曷川克 遠嶺 200912  
神杉は天のかけはし秋祭 曷川克 遠嶺 200912  
陶祖磁祖あり産土の秋祭 瀬戸雄二 風土 200912  
秋祭職探す子も辞める子も 近藤倫子 ぐろっけ 200912  
アルプスの見ゆる村なり秋祭 沖倉好秋 酸漿 200912  
秋祭り歴史を語る大手門 伊賀則夫 200912  
九十九折下り来し村の秋祭 直井たつろ 風土 201001  
傘杖に父も繰り出す秋祭 陶山泰子 ぐろっけ 201001  
石段の高き社や秋祭 高倉恵美子 201002  
縄打ちの作業はかどる秋祭 今井松子 遠嶺 201002  
秋祭この地に生れて血の騒ぐ 小島とよ子 遠嶺 201002  
秋祭藁の大蛇が町を這ふ 山路紀子 風土 201002  
秋祭り観る間も有らず婦人会 横内かよこ ぐろっけ 201002  
助手席に神主を乗せ秋祭 大平和男 201004 秋祭→ 3

 

2019年9月11日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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