春 祭 1   145句

山風の浜に出て鳴る春祭    木附沢麦青

秋祭  秋まつり  春祭

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
みちのくの白き花さく春祭
高橋銀次
風土
199906
春まつり神酒に酔ひたる猿田彦
三輪温子
雨月
199907
尾を跳ぬる御供の大鯛春まつり
三輪温子
雨月
199907
針よりも細き雨ふる春祭
市川英一
遠嶺
199908
皆子妃の行啓飛騨の春まつり
高桑聡
海程
199908
春祭地霊覚めよと踏み鳴らし
和田敏子
雨月
199908
近江路の赤いこんにゃく春祭
田中藤穂
水瓶座
200002
忘られぬ悲しさのあり春祭
大平保子
いろり
200005
独活どかと框に春の祭来る
奥田節子
火星
200006
春祭提灯の文字みな赤し
郡司野鈔
200006
川上は春の祭の男ごゑ
中井和子
200007
月暈の中に星ある春祭
石田阿畏子
馬酔木
200106
春祭稚児の化粧ひも東ぶり
中根美保
風土
200106
はにかめるをのこの稚児や春祭
中根美保
風土
200106
玄界の浪の鉾立つ春祭
水岡芳子
馬酔木
200107
抱合の神に化粧や春祭
木室幸雄
百鳥
200107
面売りの眼こみ合ふ春まつり
村田冨美子
京鹿子
200107
寄居虫ごうな売に四五人の子の春祭
神蔵器
風土
200205
リヤカーで運ぶ太鼓や春祭
小田島成子
百鳥
200206
藁鍾馗の手作り担ぐ春祭
椙山正彦
200206
姫様と写真を映す春祭
長田秋男
酸漿
200206
天かすも賜はりしもの春祭
暮岸江
銀化
200206
うなさかは祭の春よ投錨す
中原道夫
銀化
200207
鶏一羽つぶす算段春祭
小川匠太郎
200303
春祭幟寄進者皆故人
廣波青
百鳥
200305
埋めおく野菜掘り出す春祭
藤野力
馬醉木
200306
ふつくらと豆の煮えたる春祭
高倉恵美子
200308
からくりの飛騨の匠や春祭
加賀富美江
遠嶺
200308
たぐりよす記憶のなかの春まつり
石塚ゆみ子
遠嶺
200308
幔幕に泥乾きゐる春まつり
平田倫子
百鳥
200308
石垣に竹挿してある春祭
岡井省二
全句集
200312
自転車を連ねゆく海女春祭
堀内康男
帆船
200401
家建てて春の祭の招き書く
喜多初枝
雨月
200405
春まつり飾りし馬の眼の太き
古木正行
河鹿
200405
春一番春の祭を誘ひ出す
喜多初枝
雨月
200406
春祭いま張り潮となつて来し
延広禎一
200406
一列に勅使の過ぐる春祭
中村洋子
風土
200406
からくりの頭の立ちて春祭
中村洋子
風土
200406
祭神に恋の説話や春祭
谷口秋翠
築港
200406
からくりの早変り見す春祭
浜崎民子
築港
200407
蹲踞する子供力士や春まつり
小林朱夏
200407
春祭先づはめでたく三番叟
高橋照子
雨月
200407
幣に吊る玉籤重し春祭
長村雄作
栴檀
200407
法螺貝を子が囲みたる春まつり
青山悠
200408
常盤木に風のこもり音春祭
岡本眸
200412
牛のほほ撫でて歩ます春祭
中村房枝
六花
200503
遠き世の村に義民や春祭
岩井泉樹
春燈
200505
春祭三河の国の火縄銃
須佐薫子
帆船
200505
春まつり舞台の上を掃いてをり
近藤牧男
春燈
200506
神官の木沓ぽくぽく春祭
釜井瞳子
対岸
200506
護摩焚いて一山烟る春祭
辻文子
築港
200506
道問へば幟を指しぬ春祭り
大串章
百鳥
200506
春祭り箱ごと酒を運びこむ
大串章
百鳥
200506
春祭北前船の帆を張れる
房安栄子
築港
200507
雪嶺を背に獅子が舞ふ春祭
伊藤いな栄
酸漿
200507
春祭もぐら暗きに子を産みて
坂ようこ
200508
甘露煮の鮒の目つつく春祭
高橋あゆみ
200510
春祭人より馬の跳ねてをり
小林朱夏
200604
長老のいたくおどけし春まつり
小澤克己
遠嶺
200605
釣橋を巫女渡り来る春祭
水田清子
200605
春まつり竹千代役は少女なる
新川澄子
万象
200606
仏舎利塔仰ぎ百僧春まつり
岸本林立
雨月
200607
春まつり教へ子母になつてをり
苑実耶
200607
武者隊の兜きらめく春祭
清水靖子
四葩
200608
八十歳の笛つかまつる春祭
須出紅三郎
200703
遠流島に古代衣装の春祭
坂上香菜
時流
200703
グランドに雨の浮きだす春祭り
小林幹彦
200706
紅白の餅や野菜や春祭
高倉和子
200706
左谷山建正寺
手水場に洗ふ湯呑みや春祭
高倉和子
200706
春祭四方の空より花火音
渡辺安酔
200707
春まつり伊予万歳に人だかり
二神節子
200707
春祭に駆り出されをり農耕馬
椙山正彦
200707
をちこちの僧をあつめて春祭
柴田佐知子
200707
鶏を殺めて谷の春祭
柴田佐知子
200707
春祭ブーツ叩いて足拍子
今川千鶴子
春燈
200801

ハンガリアン

ダンス

春祭のつぴきならぬ雨となり
島谷征良
風土
200803
農措いてけふは木偶遣る春祭
須田紅三郎
200804
もてなしの杣が大鍋春祭
小田司
馬醉木
200805
畦を来る人形一座春まつり
小林千草
馬醉木
200806
子の額に田の泥塗りて春祭
大内佐奈枝
万象
200806
地割師の鉛筆口に春祭
中村風信子
馬醉木
200807
鬼の子も来よと火を焚く春祭
柴田佐知子
200807
祭司そろひ明日の修締春日祭
三村禮子
酸漿
200807
野蝦冶屋に鍬鎌並ぶ春祭
三浦ひろみ
ぐろっけ
200904
春祭り山車に昔の疵のこり
山岸甲一
やぶれ傘
200905
うつばりの白き神気や春祭
永田二三子
酸漿
200906
流鏑馬や若武者に沸く春まつり
船橋とし
200907
復興の成りし山里春祭
安原葉
ホトトギス
200910
鳥声に森のふくらむ春まつり
小林共代
風土
200911
春祭らしき界隈抜けて旅
稲畑汀子
ホトトギス
201004
春まつり酢をもて締むる青魚
能村研三
201004
白洲正子を語る神主春祭
伊藤敬子
201004
乙女追ひ天狗あばるゝ春祭
山田春生
万象
201005
玉砂利に砂利の足さるる春祭
蘭定かず子
火星
201005
綿あめの風の形に春まつり
久染康子
200605
もろぶたに運ぶ鮨飯春祭
中条さゆり
201006
菩薩絵を吊す踏台春まつり
蘭定かず子
火星
201006
巫女舞の挿頭きらめく春祭
葺石鈴代
馬醉木
201007
滾りだす大釜ふたつ春祭
工藤ミネ子
風土
201007
集ひしは世話役ばかり春祭
矢野百合子
201007
春祭方言混じりの友多し
武智恭子
ぐろっけ
201008
伸子つけ友禅の川春まつり 森理和 あを 201104  
母つれて産土神の春まつり コ田千鶴子 馬醉木 201105  
春祭たちまち客の貌となり 伊藤希眸 京鹿子 201105  
胸に受く兎褒めゐる春祭 田中文治 火星 201105  
ついてきし犬が尾を振る春祭 樋口みのぶ 201106  
軽石のやうなカルメラ春まつり 箕輪カオル 201106  
畔土に白米を盛り春祭 坂場章子 201106  
村中の男の子は力士春まつり 柴田佐知子 201107  
ひよつとこが鍬かつぎ来て春祭 山田春生 万象 201107  
土俵にまく塩の眩しき春まつり 矢野百合子 201108  
日の本に日差集めて春祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201201  
山の神ほほゑみ在す春祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201203  
木霊より神を迎へて春祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201203  
田の神を目覚めさせたる春祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201203  
多神教尊ぶ国の春祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201203  
人波に匍匐する犬春祭 山荘慶子 あを 201205  
あはうみの男香れり春祭 宇都宮敦子 201205  
ガンガーへ入波うねる春祭 蓮尾ゆうじ 万華鏡 201206  
春祭奴の足の軽やかに 松岡和子 201207  
道三の城高高と春祭 代田青鳥 風土 201207  
水あふれ光あふるる春祭 中田禎子 201208  
雪形の見えていよいよ春祭 大久保白村 ホトトギス 201208  
春祭町長選は無投票 大久保白村 ホトトギス 201208  
農の道けふ神の道春祭 古賀しぐれ ホトトギス 201208  
里山の神降りて来る春祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201303  
敷島の米は宝や春祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201303  
春祭大地色めく頃となる 稲畑汀子 ホトトギス 201303  
つひに牛暴れだしたる春祭 宮井知英 201304  
贅めきて串柿うまし春祭 中村恭子 201305  
べんがらの色より出づる春祭 遠山みち子 201305  
米を磨ぐ井戸水ぬくし春祭 宮川みね子 風土 201305  
つひに牛暴れだしたる春祭 宮井知英 201305  
神主の酔うて落馬や春祭 松岡和子 201306  
踊り子の紺の手甲春祭 和田紀夫 201306  
春祭赤き鼻緒の藁ぞうり 藤本秀機 201307  
キリストの半裸まぶしき春祭 竹内弘子 あを 201307  
春まつり子供歌舞伎の見得みごと 伊藤和子 201307  
過疎の村嫁を迎へて春祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201403  
泥吐かす鯉の太さや春祭 高倉和子 201405  
石段の高さちぐはぐ春祭 柴田佐知子 201405  
伯父叔母は村名で呼ばれ春祭 松岡和子 201406  
荒鋤きの田の土かをる春祭 南うみを 風土 201407  
老人は島に残りて春まつり 柴田佐知子 201407  
村捨てし人も来てゐる春まつり 柴田志津子 201408 春祭 →2

 

2020年3月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。