野 球    183句

草野球の声遠きかな日向ぼこ   木村秀雄   獐

ナイター  野球(キーワード)

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
野球帽のかたちに切り取る夏の空 小枝恵美子 船団 199812  
野球部のフェンスを登る烏瓜 関根洋子 風土 199911  
女子アナの野球放送爽やかに 松田裕子 六花 199911  
高校野球あり国分尼寺より帰る 武田伸一 海程 199912  
プロ野球終りし日より冬仕度 稲畑廣太郎 廣太郎句集 199912  
春の泥蹴って野球部員一丸 田中藤穂 水瓶座 200002  
草野球野分に味方されてをり 稲畑廣太郎 ホトトギス 200009  
行夏の波を見てゐる野球帽 清わかば 俳句通信 200009  
少女らの野球する世や子規祀る 中林京子 雨月 200101  
立春や母校より来る野球寄付 武友朋子 200107  
柳絮飛ぶ試合なき日の野球場 大久保白村 ホトトギス 200110  
野球少年茅の輪の前に集まれり 魚井満里子 百鳥 200110  
大西瓜ベンチ湧きたつ草野球 植松美根子 200111  
野球姿の子規の遺影も露の秋 阪上多恵子 雨月 200112  
雪合戦野球選手になりたき子 稲畑廣太郎 ホトトギス 200201  
涅槃西風人数足りぬ草野球 稲畑廣太郎 ホトトギス 200203  
野球場より正月の凧揚がる 栗林松枝 春耕 200203  
小寒の風に声掛け野球帽 内藤紀子 遠嶺 200204  
草野球薺目指して線を引く 宮森毅 六花 200205  
声たかき少年野球かぎろへり 山田禮子 遠嶺 200206  
子規野球殿堂入りの明の春 長山あや ホトトギス 200207  
選抜野球高校校歌に流れあり 塚本務人 京鹿子 200208  
選抜野球明日があるさは勝者のみ 塚本務人 京鹿子 200208  
子規忌には詣らむ野球駅出来て 塚本務人 京鹿子 200208  
ひぐらしや伝言板に野球帽 安田幸江 帆船 200211  
野球子の戻る靴音秋桜 小池槙女 火星 200211  
野球仲間に曳かれ精霊舟沖へ 山田をがたま 京鹿子 200212  
冬の雲人影の無き野球場 石川英利 百鳥 200305  
仕事の手止めて夏場所野球また 稲畑汀子 ホトトギス 200305  
藤棚のベンチわかして草野球 中村恵美 円虹 200307
白木蓮夫の野球の始まれり 山田怜子 遠嶺 200307  
野球児の声澄刺と夏立てり 西村しげ子 雨月 200308  
炎帝に野球少年整列す 鈴木多枝子 あを 200310  
座禅組む少年野球の夏はじめ 薪豊子 馬醉木 200311  
ビアガーデン高校野球に泡とばし 石積知恵子 ぐろっけ 200311  
春の選抜打たれることも野球だろ 松山律子 六花 200404  
草萌ゆる背中合せの野球場 宮坂幸次郎 帆船 200405  
草野球延長戦や日向ぼこ 中田寿子 ぐろっけ 200405  
夜の蜘蛛野球放送終了す 徳永真弓 百鳥 200409  
居残りの野球部員や水を撒く 平田紀美子 風土 200410  
七人の野球部員や青葡萄 須佐薫子 帆船 200410  
草野球の白線ゆがむ残暑かな 酒井十八歩 草の花 200410  
カレー屋に野球少年夏旺ん 中島瑞枝 百鳥 200410  
野球スト子規にも告げむ曼珠沙華 堀内一郎 あを 200411  
秋晴や野球ぞなもし人の世は 三由規童 雨月 200501  
落葉掃く老禅僧の野球帽 平野無石 200503  
桜の芽野球チームに少女かな 安室敏江 百鳥 200505  
伊吹晴れ野球日和に春立てる 鵜飼紫生 雨月 200505  
春の土野球に励む子らの声 飛山ますみ 遠嶺 200506  
友の作の馬鈴薯野球ボールめく 横林誠二 200509  
秋耕やプロ野球何時終りしか 稲畑廣太郎 ホトトギス 200510  
炎天の塩噴いてゐる野球帽 吉田かずや 春燈 200512  
敬老日少女野球を観てをりぬ 川口襄 遠嶺 200601  
休み田野球王さん打法の祖田案山子 丸山冬鳳 京鹿子 200601  
円座組む野球部員や秋高し 青山悠 200601  
プロ野球佳境に入り子規忌かな 涌羅由美 ホトトギス 200602  
野球盤に子等夢中なり獺祭忌 物江晴子 八千草 200603  
茶道部へ野球部の声日脚伸ぶ 酒井忠正 百鳥 200604  
三月や野球部員の兎跳 竹内弘子 あを 200604  
春分や野球に涙時忘る 森山のりこ あを 200605  
桜咲く日本野球世界一 平山風鳥 河鹿 200606  
初桜野球の王者帰国せり 池田博子 四葩 200606  
野球少年声甲高く緑濃し 大橋麻沙子 雨月 200607  
雉ほろろ野球部けふは休みなり 小川明美 万象 200608  
世界一野球春愁ぶっとばし 藤原りくを 八千草 200609  
青嵐野球スタンドウェーブす 長崎桂子 あを 200609  
薬缶ごと置かれし麦茶草野球 石田玲子 200610  
十六夜や空席青き野球場 佐藤喜孝 あを 200611  
プロ野球発祥の地の蘇枋の実 椿和枝 200701 谷津
プロ野球ストに入りたる子規忌かな 二宮一知 万象合同句集 200703  
枯芝生サッカーの子と野球の子 須賀敏子 あを 200703  
野球用具片寄せてある冬日向 廣畑忠明 火星 200704  
朝東風に野球部員のランニング 鈴木多枝子 あを 200706  
身に入むやもうプロ野球見てません 稲畑廣太郎 ホトトギス 200710  
日傘より檄とばされて草野球 林弘 200710  
万緑の真只中や野球句碑 原田しずえ 万象 200711  
鴨鳴くにドンマイひびく草野球 川越勢津子 200711  
子規記念野球スタンド蜻蛉とぶ 中村洋子 風土 200712  
盆過ぎの高校野球決勝戦 三宅照一 遠嶺 200712  
野球帽うしろ被りの根釣りかな 馬越幸子 ぐろっけ 200801  
秋高し幼な野球のユニフォーム 後藤洋子 ぐろっけ 200801  
野球少年大き雪間にあつまれり 丸山照子 火星 200803  
サッカーの子等で占められ野球場 岡田章子 ぐろっけ 200803  
水洟や野球談義に熱こもる 河井富美子 ぐろっけ 200803  
音吐きて挙る風船プロ野球 楯野正雄 200807  
三角の空き地耕す野球帽 出口誠 六花 200807  
野球部の生徒より泣き卒業歌 坂本緑 幸せのかたち 200808  
糸瓜忌や上野の山の野球場 吉田悦花 炎環 200811  
友の葬職場野球のバッテリー 苑田ひろまさ 200812  
殊勲打の野球小僧や秋日和 廣見知子 200901  
父と子の苑に野球や文化の日 大井彌雨 雨月 200902  
冬至空野球少年さんざめく 赤座典子 あを 200902  
遊園地の少年野球冬の晴 大井彌雨 雨月 200903  
煤逃や隣の旦那も野球帽 竹島勝代 200903  
野球部のこゑとほくなる冬田道 大島英昭 やぶれ傘 200903  
サッカーと野球見下ろす奴凧 堀志皋 火星 200904  
二月尽野球好きなるたこ焼屋 太田一貴 炎環 200905  
児童公園野球の子らのうららけし 大井彌雨 雨月 200906  
高校野球勝ち歌大暑はらひけり 水原秋櫻子 馬醉木 200908 『蘆雁』
風光り快音響く草野球 桂敦子 200908  
校庭の野球に倦みし杉落葉 佐藤喜孝 あを 200908  
溝浚へ野球部員も加はつて 池田廣子 200909  
少年の野球一途に夏休み 米山喜久子 200910  
田植婆を呼びに来てゐる野球帽 猿橋洋子 200910  
白玉や少年の日の野球帽 横松しげる 遠嶺 200911  
とんばうの集まつて来し草野球 米澤光子 火星 200911  
野球帽ひとつ加へし菊の棺 石寒太 炎環 200912  
学習田案山子揃ひの野球帽 土田亮 末黒野 200912  
かなかなに似合ふ女の野球帽 石田きよし 201001  
草朧野球の結果問ふまじく 稲畑汀子 ホトトギス 201003  
野球帽離せぬ親子一の寅 和田満水 201003  
サッカー派野球派もあり広場の児 高橋大三 ぐろっけ 201003  
苺出て野球ゲームを中断す 和田郁子 201008  
野球部の大きな鞄汗も涙も 野中啓子 201009  
夏きざすひさしを曲ぐる野球帽 苑実耶 201009  
肌寒き野球の話せんとつて 稲畑廣太郎 ホトトギス 201010  
梅雨晴間メンバー足りぬ草野球 吉田和子 ぐろっけ 201011  
秋高し古墳に隣る野球場 佐渡谷秀一 春燈 201012  
走り込む野球少年暮早し 松村晋 ぐろっけ 201102  
野球部のくりくり頭霾天に 米山喜久子 201106  
花は葉に野球教へる若き親 原田達夫 201108  
草野球の応援母の夏帽子 田所洋子 雨月 201110  
円陣の野球少年ひつじ雲 坂上香菜 201112  
父に教はる野球のルール菊日和 井上信子 201112  
天高く野球少年大鞄 山荘慶子 あを 201112  
少年野球のコーチの叱咤冬薔薇 篠田純子 あを 201112  
対岸も少年野球穂絮飛ぶ 上谷昌憲 201201  
春泥を避けし本塁草野球 西川みほ 末黒野合同句集 201203  
休憩の野球少年花の下 長谷川鮎 ぐろっけ 201204  
腕白な野球少年風薫る 高野幸次 201206  
野球部の荷物どかつと駅薄暑 宮内とし子 201209  
夏休み少年野球に少女あり 神田惣介 京鹿子 201209  
高校野球猛暑を弾き返す音 古川千鶴 かさね 201210  
プロ野球今年も終り暮の秋 稲畑廣太郎 ホトトギス 201211  
少年野球の喚声とどく青簾 安田とし子 ぐろっけ 201211  
暖冬や野球部の子の朝練習 岡野安雅 かさね 201301  
少年野球に少女が二人さやけしや 島谷征良 風土 201302  
キャンプイン野球始まり楽しみだ 廣瀬将也 201304  
母野手の子等の野球や八重桜 小倉純 末黒野 201304  
春昼の見る人のなき草野球 佐藤喜仙 かさね 201305  
草野球のボールの行方犬ふぐり 大橋晄 雨月 201305  
田植ゑ機の運転席に野球帽 瀬島洒望 やぶれ傘 201309  
野球部の監督が剥くバナナかな 涼野海音 火星 201310  
野球部の子の洗濯や母の夏 田中藤穂 あを 201310  
つくつく法師高校野球の延長戦 高尾豊子 火星 201311  
秋湿り置き去りされし野球帽 古沢幸次 ろんど 201312  
末黒野や淀ににぎはふ草野球 杉本綾 201405  
草野球それ球追ひて春の泥 野村鞆枝 京鹿子 201407  
選抜野球母校出場の春 東秋茄子 京鹿子 201407  
挨拶の野球少年蝶の空 庄司久美子 201407  
夕立や匂ひ懐かし野球場 溝渕弘志 六花 201409  
野球部の練習爽やかに落球 稲畑廣太郎 ホトトギス 201410  
蝙蝠を小石で追へり草野球 鳳蛮華 201411  
野球帽のひとに小鮎のよく釣るる 石田きよし 201411  
冬木の芽公園に子ら草野球 戸田澄子 末黒野 201502  
初試合野球の楽しさ実感し 廣瀬将也(小六) 201504  
円陣を解く野球児ら息白し 森清尭 末黒野 201505  
春潮を従へてをり野球場 椿和枝 201505  
野球見る自転車籠にさくら餅 大島英昭 やぶれ傘 201505  
城址の少年野球木の芽風 堺昌子 末黒野 201506  
天高く野球少年亜脱臼 ねじめ正一 船団 201508  
プロ野球まだまだ佳境年尾の忌 稲畑廣太郎 ホトトギス 201510  
初霜の降りプロ野球終はつてもた 稲畑廣太郎 ホトトギス 201511  
秋高し混成チームの草野球 田中藤穂 あを 201511  
行く年の夕日に映ゆる野球場 臼井珊瑚 201602  
セカンドの無くて冬田の野球かな 菊川俊朗 201603  
野球部の自転車の列息白し 苑実耶 201604  
夏めくやピアスの光る野球帽 鈴鹿呂仁 京鹿子 201607  
揚ひばり少年野球の中継中 七田文子 201608  
都市対抗野球応援団扇振る 本田武 やぶれ傘 201610  
少女ひとり野球チームに投げ四月 岩井京子 201707  
原宿や浴衣に似合ふ野球帽 石田きよし 201710  
とんぼうとぶつかりさうな草野球 西村渾 201711  
草野球短日の靄まとひそめ 水原秋櫻子 馬醉木 201711  
蝙蝠や定員割れの草野球 松尾龍之介 201801  
ロスからの野球中継春の朝 高橋均 やぶれ傘 201808  
プロ野球先の見えたる秋思かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201809  
愛用の野球帽ごと日焼せり 秋千晴 201809  
野球場の歓声著く梅雨あがる 河崎國代 春燈 201809  
野球部の早朝練習夾竹桃 多方清子 雨月 201810  
夏の高校野球百回記念大会 田中信行 201811  
野球バッグから皺くちやの冬夕焼 井上菜摘子 京鹿子 201903  
草野球ボール追ひつつ彼岸入 秋川泉 あを 201905  

 

2019年7月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。