野 球 2   23句

草野球の声遠きかな日向ぼこ   木村秀雄   獐

ナイター  野球(キーワード)

作品
作者
掲載誌
掲載年月
蚊遣火を焚いてかたはら草野球 佐藤まさ子 春燈 202009
野球部の自主練習や青嵐 大川ゆかり 202009
野球部の練習帰り日焼の子 出口誠 六花 202010
秋の甲子園高校野球交流試合 長崎桂子 あを 202010
秋夕焼三角野球まだ続き 大川ゆかり 201911
校庭に少年野球梅雨の明 大庭美智代 末黒野 202011
草野球三塁側の春の霜 稲畑廣太郎 ホトトギス 202102
緑蔭や子らの野球を観る母ら 森清堯 末黒野 202111
水打つて少年野球始まりぬ 太田良一 末黒野 202111
啓蟄や子規の遊びし野球場 沼崎千枝 末黒野 202204
遠雷や棺に納むる野球帽 板谷俊武 末黒野 202204
菜の花やメンバー揃ふ草野球 鈴木英雄 やぶれ傘 202207
野球帽いつぱいになる土筆かな 平居澪子 六花 202206
声を出す野球練習日の盛り 丑久保勲 やぶれ傘 202209
雲の峰少女の混じる草野球 広海あぐり 202210
桃を剥く野球談議の直中に 甲州千草 202211
打て打ての少年野球大西日 太田良一 末黒野 202211
久びさの野球観戦秋日和 谷安喜美子 末黒野 202212
返球が痛い家族ゲームの野球盤 奥田筆子 京鹿子 202212
赤とんぼ群れ飛ぶ中で野球して 広瀬 済 やぶれ傘 202302
草野球の応援席に赤とんぼ 佐藤慧美子 202302
蛇出づる草野球場のネット裏 山口茂 春燈 202306
春たけて皆が野球の評論家 永田万年青 六花 202306
野球 →1

 

2023年8月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。